八重山日報 一月二十三日 第五面
尖閣諸島歴史問答~開拓の日に寄せて 長崎純心大学 石井 望准教授
http://www.shimbun-online.com/product/yaeyamanippo0140123.html
あちこちの雜誌・新聞・インターネットには、尖閣諸島までの距離を示す地圖が載ってゐる。
そこには石垣島から魚釣島までと、臺灣から魚釣島までとが百七十キロの等距離に描かれる。
更には那覇からと、チャイナの温州からとで比較し、温州の距離が近い形になってゐる。
日本の外務省ホームページまでその距離圖を載せる。まるでチャイナ側の主張を助けるかのやうだ。
しかし歴史的に正しい距離の取り方ではない。
第七囘 尖閣までの距離はチャイナが近いのか
【チャイナ主張】
尖閣諸島までの距離は日本よりもチャイナが近い。地理的にみてもチャイナに屬すべきだ。
【反論一】八重山諸島の與那國島から尖閣の魚釣島まで約百五十キロメートルで最も近い。
【反論二】西暦千五百三十四年の尖閣最古の記録の時、與那國島は琉球國領土であったが、
一方の臺灣はチャイナ領土外だった。この年の時點で比較するならば、
明國側の出航地福州から尖閣までの距離は約三百五十キロメートルであり、與那國と大差がついてゐる。
【反論三】最西端の魚釣島だけでなく、最東端の大正島(赤尾嶼)までの距離も比較もせねば不公平である。
那覇から約三百十キロメートルほど、福州から約五百二十キロメートルほどであり、大差がついてゐる。
▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/product/yaeyamanippo0140123.html
http://bit.ly/1n9om65
八重山日報掲載後、一月二十四日に開設された内閣官房の新ホームページに
またも憂慮すべき等距離圖が出ました。
http://www.cas.go.jp/jp/ryodo/senkaku/senkaku.html
第六囘「尖閣の水先案内をした三十六姓は琉球籍」はこちら。
http://senkaku.blog.jp/archives/2738969.html
尖閣諸島歴史問答~開拓の日に寄せて 長崎純心大学 石井 望准教授
http://www.shimbun-online.com/product/yaeyamanippo0140123.html
あちこちの雜誌・新聞・インターネットには、尖閣諸島までの距離を示す地圖が載ってゐる。
そこには石垣島から魚釣島までと、臺灣から魚釣島までとが百七十キロの等距離に描かれる。
更には那覇からと、チャイナの温州からとで比較し、温州の距離が近い形になってゐる。
日本の外務省ホームページまでその距離圖を載せる。まるでチャイナ側の主張を助けるかのやうだ。
しかし歴史的に正しい距離の取り方ではない。
第七囘 尖閣までの距離はチャイナが近いのか
【チャイナ主張】
尖閣諸島までの距離は日本よりもチャイナが近い。地理的にみてもチャイナに屬すべきだ。
【反論一】八重山諸島の與那國島から尖閣の魚釣島まで約百五十キロメートルで最も近い。
【反論二】西暦千五百三十四年の尖閣最古の記録の時、與那國島は琉球國領土であったが、
一方の臺灣はチャイナ領土外だった。この年の時點で比較するならば、
明國側の出航地福州から尖閣までの距離は約三百五十キロメートルであり、與那國と大差がついてゐる。
【反論三】最西端の魚釣島だけでなく、最東端の大正島(赤尾嶼)までの距離も比較もせねば不公平である。
那覇から約三百十キロメートルほど、福州から約五百二十キロメートルほどであり、大差がついてゐる。
▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/product/yaeyamanippo0140123.html
http://bit.ly/1n9om65
八重山日報掲載後、一月二十四日に開設された内閣官房の新ホームページに
またも憂慮すべき等距離圖が出ました。
http://www.cas.go.jp/jp/ryodo/senkaku/senkaku.html
第六囘「尖閣の水先案内をした三十六姓は琉球籍」はこちら。
http://senkaku.blog.jp/archives/2738969.html
コメント
コメント一覧 (4)
もとより、中国(チャイナ)は国際法に従う意思はありませんので、先生の研究は有力ですよ。著書期待しています。
http://web.archive.org/web/20080528174538/http://www.gwu.edu/~jaysmith/Island.html
"The title of contiguity, understood as a basis of territorial sovereignty, has no foundation in international law. . "