インターネットの「現代ビジネス」に、
APEC前尖閣合意について外務省職員が
匿名で語った言葉が出てゐる。


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尖閣問題に関して、外務省関係者が憤る。
 「日本は今回のAPECで、安倍首相と習近平主席との日中首脳会談を、中国側に要請しました。すると中国側は、『会談してほしかったら釣魚島(尖閣諸島の中国名)の国有化を取り下げろ』と日本に迫ってきたのです。われわれが『そんなことはできない』と突っぱねると、『それならば釣魚島を中日間の争点にすると認めろ』と言ってきました。
 日本は安倍首相が、『前提条件なしで互いにオープンに日中首脳会談を開こう』と呼びかけているのに、なかなか聞く耳を持たなかった。最後はAPEC首脳会議の4日前に急遽、谷内正太郎国家安全保障局長が訪中し、日中首脳会談の調整にあたるハメになりました。中国は今年のAPECの主催者のくせに、まったく何様なのかと思えてくる傲慢な態度でした」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41133?page=4
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41133?page=5

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これはまるで第三者の言葉だ。驚くべき無責任な態度だ。
こんな羽目になるとか傲慢な態度とか、
當然事前に分かってゐたことだ。
相手が傲慢だといふ前提で、會談拒否なり何なり方法を考へるのが
當局者の仕事ではないか。
しかも會談は日本からお願ひしてやっとさせてもらったことを
白日の下に曝露してゐる。
彼らの腦裏に尖閣五百年のチャイナゼロの歴史など
かけらも無いのだらう。
更には、産經新聞にも自衞隊幹部のまるで他人事(ひとごと)
のやうな談話が載ってゐる。
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 「法執行機関(海上保安庁の船)の数が足りない、能力がない場合は軍が対応するが、相手側の国の軍を呼び込んでしまうという事情にもつながりかねない。難しい対応を迫られている」
 ある防衛省幹部はこう語り、小笠原諸島周辺海域への自衛艦投入が逆効果になりかねないという懸念を示す。
 中国は、対米防衛ラインの第1列島線(九州~沖縄~台湾)内の制海権を確保した上で、伊豆諸島からグアム、サイパン、パプアニューギニア付近を結ぶ第2列島線まで勢力拡大を狙う。芝居とはいえ、日本政府関係者が「自衛艦投入」を検討する会話を中国当局が傍受すれば、中国海軍が第2列島線上に艦艇を派遣するための「自国民保護」という大義名分を与えかねない。
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/141124/plt14112421000003-n3.html

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産經記者もこの幹部の言葉に同調してゐる。
チャイナが尖閣に艦艇を派遣して、具體的に何をするのか。
まさか尖閣を侵略するわけではあるまい。
萬一侵略して來るなら、日本は防衞する。まさか防衞
しないつもりか。自衞隊が自衞しなくてどうするのか。
しかも問題は大義名分だと言ってゐる。
ならばチャイナの大義名分がゼロであることを曝く事が
最重要ではないか。尖閣の歴史戰をすべきだ。
なぜ日本政府は五百年の尖閣史を避けようとするのか。
まさか近年の研究成果をまだ知らないといふつもりか。
防衛庁