チャイナが11月23日に設定した所謂防空識別區なるものは、
實際は公海上の武力措置域である。
日本政府もマスコミも、防空識別區といふ勝手な名稱を
そのまま使用してはならない。
チャイナ側の論法は
「同じ防空識別區なのに、なぜ日米の設定だけが正義で
チャイナの設定は不正義なのか」となる。
兩者の中身が全く違ふことを安倍バイデン會談でも批判すべきだ。
何故そこを批判しないのか。このままでは日本は負ける。
チャイナ國防部の公告では
「服從しない航空器に對しチャイナ武力は緊急處置を取る」
云々と述べてゐる。
http://j.people.com.cn/94474/204188/8464494.html
http://news.mod.gov.cn/headlines/2013-11/23/content_4476124.htm
一方の日本の防空識別圏に武力の記述は無い。
http://www.clearing.mod.go.jp/kunrei_data/a_fd/1969/ax19690829_00036_000.pdf
武力行使域となった東チャイナ海は、危險なので民間機は
飛行せぬやう日本政府が緊急通知すべきである。
中東アフリカなどの交戰地域に準じる必要がある。
チャイナ往き以外の民間機はこの空域を迂囘して飛行すべきだ。
讀賣新聞
中国国防省の耿雁生報道官は3日、今回設定した防空識別圏に関し、
設定が東シナ海の現状を一方的に変更するものだとする日米の批判に対し、
「彼らこそ1969年に(東シナ海に)防空識別圏を設定し、
何度も拡大してきた。あれこれ言う資格はない」
と反論した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131203-00001069-yom-int
一般國民も誤解してゐる。ツイッターのやりとり。
https://twitter.com/ishiwinozomu/status/407716330821795840
https://twitter.com/ishiwinozomu/status/407720063387451393
關聯する八重山日報寄稿
八重山日報「尖閣空島政策は軍備増強の陰謀(1)
チャイナ情勢分析をやめよ」
防空識別區と稱して、公海上で武力を採取するとした。
チャイナ情勢を分析すればするほど日本は自繩自縛になる。
小泉首相の原發廢止論のやうに自衞隊常駐を決斷すべし
八重山日報「尖閣空島政策は軍備増強の陰謀(2)
オスプレイは必要か」
尖閣喪失の時は近づく。
年内に自衞隊が常駐せねば絶好機は雲散霧消する。
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日米共同の陰謀か。
八重山日報「尖閣空島政策は軍備増強の陰謀だ(3)
歴史を信じて決斷せよ」
政府周邊の立場の人々が口々に
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防衞意志の薄弱なるをごまかすために改憲論議をしてゐるのではあるまいか。
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