コメント一覧 (4)

1. • 4. jokoke1972
   • 2013年January24 18:16
   • To　いしゐのぞむ　先生
     早速の御返答、有難う御座います。やはり御存知でしたか。大變失禮致しました。
     修士課程修了後以来長らく死蔵していた漢籍を、よもやこのような形でまた讀むことになるとは、實に不思議なものです。
     そして、殘念にも思います。若い頃多くの時間を費やして學んだ中國に對して、今になって複雜な思いを抱かなければならないとは…。
     また機會を見つけて、所有の漢籍を見てみようと思います。
     有難う御座いました。
     
2. • 3. いしゐのぞむ　石井望
   • 2013年January24 16:24
   • jokokeさんのやうに多くの半專門家や專門家が史料あさりをすれば、
     きっと日本といふ國の水準も高まると思ひます。嬉しく存じます。
     
3. • 2. いしゐのぞむ　石井望
   • 2013年January24 16:21
   • コメント有難うございます。國榷のその箇所は、たまたま讀んでをりました。
     私も何か明實録と異なる情報を搜したわけですが、
     特に記者會見で語るほどのものは有りませんでした。
     しかしそれと別にもう一つ新事實がありますので、
     近日中の報道にご期待ください。
     
4. • 1. jokoke1972
   • 2013年January24 14:45
   • こんにちは、初めてコメントさせていただきます。
     １月22日に産經新聞に掲載された「尖閣周辺は「海防対象外」　中國・明王朝の歴史書に記述」の記事を読み、ひょっとしてと思い立ち、蔵書の漢籍を調べてみました。約20年前の學生時代、明末清初期を勉強しておりまして、當時入手したその時期に關わる漢籍史料を、今でも何種類か所持していたのです。
     すると、談遷の『國榷』の中に、産經に掲載された先生の記事の『明實録』の箇所に對應すると思われる記載がありました。
     その記載は『明實録』中の記載とは若干異なり、「明石道友」の名などは出てきていません。「臺山」などの島々も、「門戸」であると表現しています。しかし、記述のある時期と全軆的な内容からして、『明實録』に載せられていた記事と同一の出来事を記述したものだろうと思われます。
     記述の箇所は『國榷』巻83神宗萬暦45年４月癸丑の条です。
     『國榷』成立の特徴上、その典拠は『明實録』だろうと思いますが、文章が若干變化していたことには興味を覚えました。ただ、『國榷』の文章は簡潔で誤字と思われるものも多く（私の所持しているものは、中華書局版です）、訓みにはあまり自信がありません。現在、出先でこのコメントを書いているので、実際の原文を記載できないことを申し訳なく思っています。
     ただ、そもそも先生のことですから、この『國榷』の記述を既にご存じかもしれません。そのさいは、この失礼なコメントを深く謝罪いたします。ただ、先生のこのブログの存在を知り、先生の研究姿勢に賛同の意を持つ者の一人として、少しでも研究に資するものになればと思い、コメントさせていただきます。
     それでは、失礼いたします。
     

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