- 尖閣480年史 - いしゐのぞむブログ 480 years history of Senkakus

senkaku480 石井望。長崎純心大學准教授。笹川平和財團海洋政策研究所島嶼資料センター島嶼資料調査委員。日本安全保障戰略研究所研究員。内閣官房領土室委託尖閣資料調査事業特別研究員。 御聯絡は長崎純心大學(FAX 095-849-1894) もしくはJ-globalの上部の「この研究者にコンタクトする」  http://jglobal.jst.go.jp/detail.php?JGLOBAL_ID=200901032759673007 からお願ひします。 

近刊預定。
http://www.naigai-group.co.jp/_2015/11/post-47.html

島嶼研究ジャーナル第5巻1号

島嶼ジャーナル5-1
A5判 全142頁
本体1,000円+税
ISBN978-4-905285-50-2

発 行 所 島嶼資料センター
印刷・販売 内外出版株式会社


1 論説
○竹島と尖閣諸島
塚本  孝


○千島列島と全千島列島
髙井  晉


○海洋法に対するアジア諸国の態度
三好 正弘


2 インサイト
○チャイナ尖閣特設サイトに反駁する
いしゐのぞむ


○竹島の日本地図についての韓国側の報道・論文に対する反論(4)
―2015年7月17日付韓国・中央日報報道の地図について(1)―
舩杉 力修


○排他的経済水域内での人工島建設に関する国際法上の問題点
下山 憲二


3 島嶼問題コラム
○「領土・主権をめぐる内外発信に関する有識者懇談会提言」
髙井  晉


編集後記

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今度載せた「チャイナ尖閣特設サイトに反駁する」は、歐洲でひろまった「Tiao-yu-su」(釣魚嶼)に隨分論及し、また臺灣附屬島嶼説の根據を全部つぶしました。結構面白い筈です。卷頭の塚本孝先生「竹島と尖閣問題」、かなり期待できる中味だと聞いてゐます。
 印刷出來本は十一月二十八日の時點でまだ私に屆いてをらず、また内外出版やアマゾンの通信販賣にもまだ出てゐません。十二月末くらゐには出るだらうと預期してゐます。


期待の新刊 八重山日報が翁長縣政を撃つ

http://www.amazon.co.jp/dp/4819112732/
仲新城翁長

翁長知事と沖縄メディア 「反日・親中」タッグの暴走 単行本(ソフトカバー) – 2015/11/30


内容紹介  「つぶさなあかん」と言われる理由


「百田発言」で注目の「沖縄タイムス」と「琉球新報」は、毎日何を書いているのか。
稀代の「怪物知事」を生んだ異常な背景を解き明かす!

《エスカレートする翁長氏の行動は、いずれも県紙2紙をはじめとした沖縄メディアが事前に煽ってきたものだ。翁長氏の知事就任以来、沖縄県の強硬姿勢と沖 縄メディアの翼賛報道は、相互に増幅を繰り返しているように見える。言ってみれば、翁長氏は沖縄メディアの「脚本・演出」を忠実に実現する、偉大な「主演 俳優」なのだ》(「はじめに」より)

沖縄に「言論の自由」はない!

●目次
「尖閣の地元紙」から見た虚構の沖縄-はじめに
第1章 翁長知事とは何者か
第2章 「異論」が封じられた辺野古問題
第3章 地元メディアが語らない尖閣の危機
第4章 与那国自衛隊配備を歪めるもの
第5章 教育現場も支配する地元メディア
第6章 イデオロギー「平和教育」の嘘
巻末付録 沖縄2紙の「トンデモ社説」

●主な内容
国連を利用した「反日」活動/沖縄人は「先住民」なのか/「世界へ発信」も各国代表はスマホいじり/琉球新報の編集局長と並んで登壇/「中国属国化」の象 徴が那覇港に/翁長票を割るなと「大局」を説く沖縄タイムス/「百田発言」が10日連続1面トップ/抗議のカヌーを漕ぐ女性をアイドル扱い/「八重山日報 がいるぞ」/反基地派から「殺人者」/「平和」勢力の攻撃性/公安調査庁が名指しした琉球新報の独立論/「基地移設」と言わなくなった地元メディア/「新 基地」だけでないイデオロギー用語/反対派と比べ層の薄い「沖縄保守」/非常手段も辞さない「尖閣ストーカー」/中国「防空識別圏」そっちのけで反基地報 道/南シナ海の中国基地には抗議しない反基地派/人口減少「このままでは第2の尖閣になる」/「賛成派農家はサトウキビを作らぬ」と批判/地元メディアが 「反対」の先頭に立つ構図/文科省を悪代官扱いする県紙の悪質報道/教科書選びは「軍の関与」明記に矮小化/尖閣危機と無縁ではない「軍神」の復活/空 想、トラウマ、反国家/「平和教育」にも言論の自由はない

著者について

仲新城 誠(なかしんじょう・まこと)
八重山日報編集長。1973年、沖縄県石垣市生まれ。琉球大学卒業。99年の入社以来、八重山の政治、経済、社会問題を中心に取材。2010年から現職。著書に、八重山教科書問題の実態に初めて迫った『国境の島の「反日」教科書キャンペーン』(産経新聞出版)など。

八重山日報(やえやまにっぽう)
八重山諸島・石垣島を拠点とする日刊紙。1977年、沖縄タイムス出身の宮良長欣が創刊した。発行部数約6000部ながら、イデオロギー色の強い報道が支配的な沖縄のメディアにあって、孤高を貫く。八重山以外でも、電子版や郵送により全国で紙面の購読ができる。


登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 288ページ
  • 出版社: 産経新聞出版 (2015/11/30)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4819112732
  • ISBN-13: 978-4819112734
  • 発売日: 2015/11/30
  • 商品パッケージの寸法: 18.8 x 12.8 x 1.8 cm

第一島鏈

昨日書いた「驚くべきオバマ發言 反ISの盟友に台灣を含む チャイナを含まず」
http://senkaku.blog.jp/archives/48591566.html
の續報。臺灣では肯定的反應と否定的反應と兩方ある。
http://www.chinatimes.com/newspapers/20151125000931-260310
http://newtalk.tw/news/view/2015-11-25/67175
http://www.appledaily.com.tw/realtimenews/article/new/20151125/739815/

この件は當初チャイナで小さな報導に止まったが、
http://www.zhgpl.com/doc/1040/1/6/1/104016114.html
その後の臺灣側の反應についてはチャイナでも幾分か大きく報じられてゐる。リンク:
http://mil.huanqiu.com/observation/2015-11/8030283.html
http://www.guancha.cn/Neighbors/2015_11_23_342281.shtml
http://news.ifeng.com/a/20151123/46357264_0.shtml
http://news.stnn.cc/hk_taiwan/2015/1124/262529.shtml
http://www.huaxia.com/thpl/sdfx/4634060.html
臺灣の緑營(獨立派)のインターネット民がオバマからの特別指名を喜んでゐないこと、臺灣政府が「軍事行動に參加せず、人道援助に止める」と述べたこと、大統領候補宋楚瑜が「良い事については臺灣に聲を掛けないくせに」と反撥したこと、などである。要するにこの件について臺灣國民が消極的姿勢を見せたことを、チャイナは喜んで利用してゐるわけだ。

 日本では大手媒體は沈黙したままだが、中小のレコード・チャイナ(チャイナ資本)の評論が出た。
http://www.recordchina.co.jp/a123792.html
從來臺灣に軍事援助をして來た延長線上で、更に臺灣の地位を引き上げやうとするのがオバマの意圖だ、と分析してゐる。チャイナがもっと騷げば日本の大手も報じるだらう。

 臺灣ではオバマの意圖を臆測して、色々な評論が出始めてゐるが、要領を得ない。自由時報に載った評論では、何故チャイナを外したのかといふ問ひだけがあり、
http://talk.ltn.com.tw/article/paper/935042
答へを述べない。また財政部長(財務大臣)張盛和は立法院(國會)で、「何故オバマが臺灣を列したのか不可解だ」
http://news.cnyes.com/20151126/20151126122516402899011.shtml
と答辯した。またこちらのビデオでは
http://video.udn.com/news/401932
司會者が幾度も「何故チャイナを外したのか」と問ひ掛けても、評論者は色々と語るばかりで、問ひに答へない。また自由時報に載った或る投書では、
http://talk.ltn.com.tw/article/paper/935232
チャイナが國内のテロ打撃にばかり積極的で、IS打撃に消極的であるため、オバマが嫌って反IS盟友から外したのだらうと推測する。一理あるが、しかし表面上はチャイナもIS打撃を表明してゐるのだから、オバマがそれを否定するには、チャイナがISを支援してゐるといふ餘程の確證が無ければ難しい。
 一方、南海がオバマ發言の眞の主題だとすれば、南海に於けるチャイナの侵略的意圖は明瞭だから、チャイナだけ外すのも道理である。されば鄙見として今度のオバマ發言は第一列島線同盟構想である。私と同じ見解は、臺灣の小媒體「臺灣醒報」に、匿名の前任駐某國大使の言葉として
https://anntw.com/articles/20151123-2TiZ
紹介されてゐる。國民黨寄りの臺灣大手媒體「聯合新聞網」にも轉載された。
http://udn.com/news/story/5/1332650
説得力有りと看做されたのだらう。その全文を以下に複製して置く。

--------------------
https://anntw.com/articles/20151123-2TiZ
歐巴馬忽提台灣 專家:醉翁之意
鄭國強 2015/11/23 17:02
專家認為,美國總統歐巴馬在東協上提到台灣是拉攏,學者認為只是提醒中國應對反恐以實際行動表態。

【台灣醒報記者鄭國強台北報導】台灣跟美國是反恐夥伴?美國總統歐巴馬22日於東協峰會上極為罕見的提到,日、澳、韓、加、星、馬與台灣等皆為反伊斯蘭國同盟,一位前駐外大使認為,是因「馬習會」後美欲拉攏台灣加入西方陣營。政大國關中心研究員嚴震生分析說,美國承認了台灣過去在中東危機扮演的援助角色,也想藉此提醒中國在對抗IS上應拿出具體行動。

美國總統歐巴馬22日於東協記者會上極為罕見的提到,許多美國的亞洲盟邦也是伊斯蘭國的受害者,亞太地區的反伊斯蘭國聯盟可以包括加拿大、日本、韓國、台灣、新加坡、澳洲、馬來西亞、紐西蘭。一名前任駐外大使認為是弦外之音,他表示「從這個名單就看得出泛太平洋戰略經濟夥伴TPP的影子,區域上橫跨北亞、東亞及南亞,未提到中國,卻把台灣也納入,拉攏意圖明顯。」

「不要忘了,馬習會才剛剛結束而已,在南海議題上,中國與台灣有類似的政策(九段線理論),美國顯然不希望台灣在這個時機上,太偏傾向中方。」這位前大使說,在馬習會之前,即便是美國與中國在南海上的爭議,或者是其他區域經濟議題,美國從來不曾提到台灣,這次看起來是反恐、反伊斯蘭國聯盟,但是大家都聽得出歐巴馬的醉翁之意。

他指出,更該注意的是日本與澳洲。日本現在可以在全世界任何地方主動出兵幫助他的盟友,嚴然已成為美國重返亞洲,尤其是東北亞的代理人,而不是與中國愈走愈近的南韓。在南亞部分,美國逐年擴大在澳洲駐軍,澳洲不但將擁有美國最先進的隱形戰鬥機F35,也允許美國在澳建立長程雷達。

「若你把地圖打開,從日本、台灣以及澳洲達爾文港的美軍基地連成一條線,就會發現台灣是對付中國的箭頭。」他表示,反過來說,台灣若傾中,美國的重返亞洲策略就大打折扣。這位前駐外大使說,「所以你能說『馬習會』沒有用嗎?」

但政大國關中心研究員嚴震生認為,歐巴馬沒有那麼深遠的動機,這算是他首次承認台灣過去在中東危機中所做出的人道救援,例如提供敘利亞、約旦難民營的救援物資,他指出,美國只是藉此點醒也有人質喪命在IS之下的中國表態,質疑習近平的反恐策略和實際作為。


オバマ大統領が「Taiwan」の文字を口にするだけでも極めて稀な事だ。驚くべきことに十一月二十二日、オバマ大統領は記者會見で、反ISの盟友として
「豪洲、カナダ、日本、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、南高麗、臺灣」
を舉げ、チャイナを含まなかった。
チャイナはISを支援してゐるといふ黑い噂が絶えないが、表面的には曲りなりに反ISの一員である。これまでオバマ大統領は、馬英九・習近平會談を高く評價して見せたり、南支那海でもチャイナの人造岩礁にあまり接近せず航行するなど、チャイナに對して常に氣を使ってゐる。軟弱な大統領だ。
それが今度は、十三億の人口を擁するチャイナを仲間から外すとは驚いた。この發言の陰の主題はISでなく南支那海だらう。どうやらアメリカは、本氣で第一列島線同盟を想定し始めたらしい。臺灣を含めなければ列島線は繋がらないのだ。

この件について、アメリカでも日本でも現時點までほとんど報道されてゐない。臺灣では或る程度まで話題になってゐるが、あまり大きな扱ひではない。臺灣のインターネット民の反應は、
「臺灣をISの危險に引きずり込まないでくれ」
「アメリカは臺灣のお金が必要になったのか」
といったものばかりで、この歴史的大轉換となりさうな發言を深く考へてゐないやうだ。
以下、臺灣各社の報導のリンク。

http://news.ltn.com.tw/news/world/breakingnews/1517354

http://news.ltn.com.tw/news/world/breakingnews/1518283

http://www.cw.com.tw/article/article.action?id=5072596

http://www.setn.com/News.aspx?NewsID=108062

https://anntw.com/articles/20151123-2TiZ

http://news.knowing.asia/news/cf634f90-2839-48da-b5e9-e472af53da0e

http://newtalk.tw/news/view/2015-11-25/67175
http://www.appledaily.com.tw/realtimenews/article/new/20151125/739815/

チャイナの新聞は早速これを批判してゐるが、
http://www.zhgpl.com/doc/1040/1/6/1/104016114.html
http://mil.gmw.cn/2015-11/24/content_17835832.htm
チャイナ政府は公式には沈黙してゐる。チャイナにとって極めて望ましくない發言である。

オバマ發言は下の動畫の四分二十秒より開始。
https://www.youtube.com/watch?v=WS3VmdzUumE#t=4m20s


續報はこちらリンク:
http://senkaku.blog.jp/archives/48661318.html








「尖閣は琉球の一部」明記 19世紀初頭ドイツ地図
http://www.sankei.com/region/news/151116/rgn1511160037-n1.html
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/151116/lif15111611150005-n1.html
産経新聞 11月16日(月)7時55分配信

産經九州271116
1804年に出版されたドイツ製地図。尖閣諸島(中央やや上のだ円で囲んだ部分)が琉球と同じ色で塗られている(写真:産経新聞)

 ■長崎純心大・石井准教授が確認

 尖閣諸島(沖縄県石垣市)を琉球領に含めた1804年作製のドイツ製地図が現存していることを、長崎純心大の石井望准教授(尖閣史)が確認した。明治政府が尖閣諸島領有を閣議決定する90年前の地図であり、石井氏は「領有前から西洋諸国は尖閣を琉球領と認識していた。無主地の尖閣が徐々に日本の勢力下に置かれていく過程を表す」と語った。(九州総局 奥原慎平)

 確認された地図はドイツの地図製作の大家、アドルフ・シュティーラー(1775~1836)が作成した。地図では尖閣諸島と琉球が黄色に塗られており、無色の台湾との間は、線で仕切られていた。

 石井氏は今年7月、ドイツの古美術品店やミュンスター大の所蔵資料で確認した。

 地図作製にあたってシュティーラーは、18世紀に琉球周辺を航海した唯一の西洋人であるフランス人のラペルーズ(1741~88)の航海日誌を参考にしたとみられる。ラペルーズは1780年代に尖閣諸島南部の与那国島(現沖縄県)海域を運航し、航海日誌に「台湾(の)東の島々の首府は琉球」と記した。

 明治政府は1885年から10年かけて、尖閣諸島に清国を含むどの国の支配も及んでいないことを確認した上で、日清戦争中の1895年1月、沖縄県への編入を閣議決定した。

 一方、中国側は尖閣諸島は清国が領有する台湾の付属島として、日清戦争の講和条約「下関条約」(1895年4月17日締結)によって、台湾とともに日本に割譲されたという論法で、領有権を主張する。

 だが、今回の地図や、シュティーラーが創業した地図出版会社が1868年に発行した「ハンド・アトラス」でも、尖閣諸島は台湾ではなく、琉球領と記されていた。

 石井氏は「今回の地図で分かるように、日本編入以前から西洋は尖閣諸島を日本領と認めていた。地図は編入に向かって進む歴史の流れを示す一つのピースだ。当時の地図は手塗りで、塗り替えも可能だ。中国の改変を防ぐには、早急にドイツで資料を収集すべきだ」と訴える。

 自民党国際情報検討委員会委員長の衆院議員、原田義昭氏(福岡5区)も産経新聞の取材に「(尖閣諸島に関する)古資料のほぼ全てが中国政府の主張を否定している。中国が仕掛ける領土問題に対して、米国など第三国にて学術的に論破する場を設けたい」と述べた。

https://archive.is/KAUkZ
https://archive.is/ZcauH
https://archive.is/YAIlZ
https://archive.is/Xt42z
https://archive.is/NuFNC
https://archive.is/8EC5Q
https://web.archive.org/web/20151116025500/http://www.sankei.com/region/photos/151116/rgn1511160037-p1.html
https://web.archive.org/web/20151116025719/http://www.sankei.com/region/news/151116/rgn1511160037-n1.html
https://web.archive.org/web/20160102211434/http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/151116/lif15111611150005-n1.html
https://web.archive.org/web/20160102211725/http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/151116/lif15111611150005-n2.html
https://web.archive.org/web/20151216074821/http://www.iza.ne.jp/kiji/life/photos/151116/lif15111611150005-p1.html



http://www.thenewslens.com/post/222650/

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そうだったのか沖縄Googleブックス

電子版、グーグルブックスから購入できます。
私は第八章を擔任してます。
https://books.google.co.jp/books?id=pU8TBQAAQBAJ
『そうだったのか「沖繩!」』
仲村覚, 仲村俊子, 石井望, 江崎孝
Jigensha, 2014/10/25 - 136 ページ

国家レベルの問題が山積する沖縄。その歴史と現在を新しい視点で解説。

●序章:沖縄問題の本質
沖縄問題は国家の基本問題ばかり
沖縄問題の本質は占領軍による日本民族分断工作
占領軍から中国共産党に移った日本民族分断工作
中国共産党が仕掛ける琉球独立歴史戦と無防備な日本の沖縄の歴史観
沖縄問題の解決策は「日本国民の民族意識の復活」
沖縄の分断を招く誤った日本の歴史観(一)「明治維新」と「琉球処分」
沖縄の分断を招く誤った日本の歴史観(二)「沖縄戦」と「沖縄県祖国復帰」
沖縄を守る日本民族の使命
●一章:今明かす、祖国復帰の真実
沖縄返還協定批准貫徹実行委員会
沖縄歴史コラム① 沖縄県祖国復帰協議会と七〇年安保
●二章:「沖縄祖国復帰の真実について」解説
沖縄問題の根源は「沖縄県祖国復帰協議会」にある
復帰運動のクライマックス11・17「沖縄返還協定強行採決」と「幻の建議書」
復帰協の安保闘争を粉砕した「沖縄返還協定批准貫徹実行委員会」
祖国復帰記念式典に参加しなかった沖縄県祖国復帰協議会
屋良主席を日本政府との対立に追い込んだ沖縄の革新勢力
今の沖縄は復帰直前と全く同じ事が起きている
沖縄と本土の亀裂は日本を滅ぼす最大の敵
日本を守るために国民一丸となって日本防衛の決戦場「日本国沖縄」を守ろう!
●三章:習近平も注目の沖縄県知事選「ネットvs新聞」の代理戦争
「辺野古移設」は争点になるか
「辺野古」を争点化する沖縄メディア
経済が争点なら県知事の圧勝
「8・23辺野古県民集会」
「辺野古県民集会」が内包する致命的欠陥
辺野古移設は「目的」ではない「手段」である
沖縄二紙に喧嘩を売った県知事
沖縄歴史コラム② 琉球政府主席公選
●四章:沖縄県知事選挙の裏に潜む琉球独立工作
糸数慶子が企む琉球独立革命
人種差別撤廃委員会
先住民族国際会議
沖縄社会大衆党の正体
沖縄歴史コラム③ ペリーと沖縄
米国民政府に日の丸掲揚を黙認させた沖縄県民の祖国愛
名護市嘉陽の聖火宿泊碑
東京オリンピックの翌年に実現した佐藤栄作総理大臣沖縄訪問
沖縄歴史コラム④ 「国政参加選挙」と「沖縄国会」
●五章:祖国との一体感を求めて開催された東京オリンピック沖縄聖火リレー
米軍占領下の中で東京オリンピックを迎えた沖縄
祖国との一体感を求めて聖火リレー開催を!
日の丸掲揚が禁じられていた沖縄
●六章:日本開国の拠点として狙われていた「琉球」
「琉球処分」とは非常に平和的な国家統一事業だった
朝命の遵奉の決断を下していた尚泰王
「琉球処分」とは親清派琉球士族の処分であり琉球庶民の救済である
沖縄歴史コラム⑤ 「ニミッツ布告」と「琉球列島米国軍政府」
当時の東アジアの安全保障環境を理解せずして「琉球処分」は語れない
アヘン戦争後フランスは清国に琉球の割譲を要求していた
沖縄を日本開国の拠点と狙いを定めていたフランス
フランス軍艦の来琉(一回目)デュブラン艦長
フランス軍艦の来琉(二回目)セシーユ提督
フランス軍艦の来琉(三回目)ゲラン提督
ペリーの来琉一回目→大統領の国書伝達式→ペリーの来琉二回目
日本が開国を拒否した場合琉球占領を考えていたペリー
ペリーの来琉三回目
日米和親条約締結
ペリーの来琉四回目 琉米修好条約締結
西洋列強と次々と不平等条約の締結を迫られる日本と琉球
日本の反面教師西洋列強に侵食されていく清国
ペリーの開国で本格化し日露戦争で完成した明治維新と琉球処分
外交史として見る明治維新と琉球処分
●七章:「明治維新」と「琉球処分」
明治維新はいつから始まったか?
明治維新の本質
沖縄県の設置で完成した中央集権国家体制
明治維新の時の沖縄と今の沖縄
●八章:琉球國はチャイナ領土だったのか
一、琉球に蒙古襲來といふ嘘
二、尖閣を案内した福建三十六姓はチャイナ人ではなかった
三、德川初期、薩摩による併合
四、明國は併合に同意した
五、清國は併合を知ってゐた
六、チャイナとの朝貢册封は無効

沖縄歴史コラム⑥ 琉球処分と廃藩置県



Heinrich_August_Pierer

『Universal-Lexikon der Gegenwart und Vergangenheit
oder neuestes encyclopädisches Wörterbuch der Wissenschaften, Künste und Gewerbe』
(古今世界學藝百科全書)
第三十一册 Taurobolion から Tromm迄。
編者:Heinrich August Pierer(ハインリヒ・アウグスト・ピーラー)氏。
西暦1845年アルテンブルク(Altenburg)にてPierer氏刊。
https://books.google.co.jp/books?id=UylCAAAAcAAJ
https://books.google.co.jp/books?id=CAkJAAAAQAAJ
第244頁に「Tiacyufu」あり。曰く、
「Tiacyufu, Insel, f. Madschikosima」
と。TiacyufuはTiaoyusuを誤記してゐる。Madschikosimaは宮古八重山諸島である。
f.はfolgen(follow、從ふ)の略號。尖閣は宮古八重山諸島に屬する。
1845年Pierer氏Universal-Lexikon第31册Tiaoyusu

 西暦1851年刊の第七Gri-Hyu册の第717頁のHoanとHoasの間にはHoapin-suを收めない。
https://books.google.co.jp/books?id=biVCAAAAcAAJ

 西暦1843年刊の第17及18、Kro-Mar合册の上(第17册)、第439頁に「Likeio」(琉球)、合册の下(第18册)の第249頁に「madschikosima」(宮古八重山諸島)を收めるが、ともに尖閣を列しない。「Mdschikosima」は十一島を含むとするが、太平山・八重山及びRocho-koko(ブロートンの記載した西表島)の三つを舉げて、あとは「など」(略號u. a.)としてある。
https://books.google.co.jp/books?id=XVtEAQAAMAAJ
十一の島といふのはワイマールの地理學社の系列地誌に見られる島數であり、その元はラペルーズ及びブロートンの探査にもとづく。第249頁に又曰く、
「in der nähe die inseln Botal-tabago  mit kleinen sanften gut muthigen Menschen, gut bevolkert wild auch zu den Baspen-inseln gerechnet」
(ボトル・タバコ島に近い。小柄で紳士的で勇敢な人々とともに、バスペン諸島にさへ想定される猛獸が多く住んでゐる)
と。誤譯かも知れない。バスペン諸島は不明である。ただ臺灣の東南方のボトル・タバコ島に近いといふ認識は興味深い。明治元年のシュティーラー地圖
http://senkaku.blog.jp/archives/1453620.html
では、タバコ島の附近まで琉球領の境界線を引いてゐる。この共通認識の歴史は探索する必要が有らう。專門外の漢文教員にはそこまで期待できまい。ボトル・タバコ島の詳細は拙著『尖閣反駁マニュアル百題』第四部をご參照。

 西暦1851年刊の第九册、Kro-Marの第439頁「Likeio」及び第711頁「Mdschikosima」の條も1843年版と同じである。
https://books.google.co.jp/books?id=vyVCAAAAcAAJ

 西暦1850年以後になるとベルチャー艦長のサマラン艦の名づけた「Pinnacle」(尖閣)が知名度を獲得し始める。しかしPierer百科西暦1853年刊「補遺」第五册Phe-Sieの第十一頁Pinの下に尖閣は無い。
https://books.google.co.jp/books?id=BrkUAAAAYAAJ

 西暦1854年版補遺第六册Sie-Zの第216頁「Tia」、第264頁「Ty」の下には、ともに「Tiac-yu-su」「Tiao-yu-su」「Tyao-yu-su」を收めない。
https://books.google.co.jp/books?id=ZLwUAAAAYAAJ

Heinrich August Piererは百科全書編纂者。
https://en.wikipedia.org/wiki/Heinrich_August_Pierer

 以上の内容は、『八重山日報』に寄稿する見込です。
http://www.shimbun-online.com/titlelist/yaeyamanippo.html

記録:
https://web.archive.org/web/20151116135354/http://senkaku.blog.jp/archives/1845Pierer_Lexikon.html




Johann-Samuel-Ersch

西暦1832年刊
『Allgemeine Encyclopädie der Wissenschaften und Künste』
(綜合學藝百科全書)
H-N zweite section(HからNまでの第二部分)
總編者:Ersch(エルシュ氏)und Gruber(グルーバー氏)
出版者:ライプツィヒ、ブロックハウス社。
https://books.google.co.jp/books?id=TIsxqrfHVD0C
1832Allgemeine_encyclopaedie_Hoapinsu
第八十頁曰く、
「Hoa-pin-sy, f. Madschikosimah.」
と。「f.」はfolgen(follow、屬する)の略號である。
Madschikosimahは宮古八重山諸島である。
Hoa-pin-suは漢字で和平嶼もしくは花瓶嶼、
他史料の經緯度から尖閣魚釣島だと分かる。

この百科全書は、書誌によれば大き過ぎて未完成に終り、Hoa-pin-suだけが完成部分に含まれ、琉球(Likeio, Lieukieu)及び宮古八重山諸島(Madschikosimah)及びTiaoyusuに相當する部分は未完成である。


wikipedia:
https://zh.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%91%E5%AD%B8%E8%88%87%E8%97%9D%E8%A1%93%E7%B6%9C%E5%90%88%E5%A4%A7%E7%99%BE%E7%A7%91%E5%85%A8%E6%9B%B8
《科學與藝術綜合大百科全書》(Allgemeine Encyclopädie der Wissenschaften und Künste)是19世紀由德國的艾爾什(Johann Samuel Ersch)和格魯伯(Johann Gottfried Gruber)合編的德語百科全書。他們因此被稱為「艾爾什—格魯伯」。它是百科全書編篡中一個最野心勃勃的計劃,未完成。
該套大百科全書第一冊於1818年在萊比錫面世。
該 套大百科全書共分三部分:(1) A-G(99冊),(2) H-N(43冊),(3) O-Z(25冊)。所有條目都附有作者名字,沒完成的條目則安放在字母區域末端。1889年,它被放棄時已經多達167卷。第一部分已經完成,但第二部分 只到「Ligatur」,而第三部分只到「Phyxios」。
這部百科全書也被批評為大而無當,是百科全書編纂史上設計失當和膨脹失控的典型例子。

エルシュ氏。書誌學者。
https://en.wikipedia.org/wiki/Johann_Samuel_Ersch

グルーバー氏。書誌學者。
https://en.wikipedia.org/wiki/Johann_Gottfried_Gruber


 以上の内容は、『八重山日報』に寄稿する見込です。
http://www.shimbun-online.com/titlelist/yaeyamanippo.html

記録:
https://archive.is/MqmSk
https://web.archive.org/web/20151116105523/http://senkaku.blog.jp/archives/1832Ersch-Gruber.html


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