外間守善『定本琉球國由來記』によれば、琉球國由來記の現存諸本中、最善が京都大學藏本である。次善が鎌倉芳太郎校本である。京大本は『琉球諸事由來記』と題し、現在インターネット公開は無く、情報はほとんど得られない。

 鎌倉氏本は沖繩縣立藝術大學に藏せられるが、標題は鎌倉ノートであるから、その中から琉球國由來記を搜すのが難しい。そこで本ブログにこれを出し、以て忘に備へ、以て好學に飱する。

ノート34、琉球國由來記、卷一至三(半)。

ノート35、琉球國由來記、卷三(承前)至卷四。

ノート30、琉球國由來記、卷五至八、卷十六至十八、卷二十至二十一。 

ノート36、琉球國由來記、卷十、諸寺舊記。(第110葉より。)

卷十、諸寺舊記、第137葉、安國寺、「魏古城」の個所。

卷十、諸寺舊記、第167葉、長壽寺、「國公道球」(懷機)の個所。

ノート14、琉球國由來記、卷十一、(密門)諸寺縁起。


目録:沖繩縣立公文書館。
鎌倉芳太郎資料集 ノート篇Ⅱ 第02巻 民俗・宗教(2006年)
ノート14 本原 琉球国由来記 寺社 坤(聖) (卷十一)
ノート30 琉球国由来記 年中祭祀 全
 (巻五・六・七・八・二十・二十一・十六・十七・十八) 
ノート31 琉球国由来記 年中祭祀 全
 (巻十八承前・十九・十二・十三一部) 
ノート32 琉球国由来記(巻十三~十五(一部)
ノート33 琉球国由来記 年中祭祀 全
 (巻十五承前・伊平屋嶋旧記)
 (琉球国由来記 巻三・四抜粋・九) 
ノート34 琉球国由来記 巻一~三(一部) 
ノート35 琉球国由来記 年中祭祀 全
 (巻三承前・四)
 (尚候爵家所蔵本 稲之二御祭公事)
 (尚候爵家所蔵本 御願御双紙) 
ノート36 尚候爵家所蔵本 琉球国由来記(寺院)乾(禅)禅門諸寺旧記 
https://www.archives.pref.okinawa.jp/search_materials/collection_list


琉球國由來記卷十安國寺魏古城切
  ▲ノート36、琉球國由來記、卷十、諸寺舊記、
  第137葉、安國寺、「魏古城」(越來)の個所。


次に、ノート15、第67葉より「佐銘川大ぬし由來記」。
 鮫川大主由來記の諸本の内の一つである。第72葉に手登根大比屋の記述。
曰く、「兵を起し、一國に討丸め、中山王御即位玉ふ。剩、封王の御願玉ひて、平田の大比屋男子手登根大比屋、唐江御使し、渡唐にて御官位。勅使、御當國江渡らせ玉ふ。奉号尚巴志王君と。千慶万悦の御ことぶき限なし。其時、手登根大ひや唐の道明る神歌に、『てどこんの大比屋、たうの道あけて、てどこんす、御府の内や豐む。』」

鎌倉芳太郎ノート15葉72手登根

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