尖閣についてウソ本を書いたことのある元共同通信記者。
曰く、「香港への国家安全法導入から中印国境紛争、尖閣諸島(中国名、釣魚島)での中国公船の活動まで、居丈高な中国外交を意味する「戦狼外交」から、中国の意図を説明する言説が流行している。しかし中国は、米中対立の文脈から日本とインドとの関係を重視しており、「戦狼外交」とみるのは完全なミスリードだ。「戦狼外交」は、もちろん中国当局が自称しているわけではない。中国軍の特殊部隊の活動を描いた中国アクション映画「戦狼」(Wolf Warrior)がその由来。習近平政権登場(2012年)以来の中国の「高圧的な外交」の形容詞としてすっかり定着した感がある。」
https://www.businessinsider.jp/post-216192

ちょっと待って欲しい。言ふまでもなく戰狼は自己宣傳の國策映畫である。戰狼外交は自己宣傳に「外交」の名をつけたに過ぎず、戰狼鬪士なる教授もあり、
https://kknews.cc/science/2y5ebx9.html
警界戰狼(警察界の戰狼)もあり、
http://cpc.people.com.cn/BIG5/n1/2017/0923/c64104-29554370.html
直播界戰狼(インターネット生放送の戰狼)もあり、
戰狼畫手も大人氣だ。
https://chinanews.sina.com/bg/chnoverseamedia/phoenixtv/2020-06-09/doc-ifzwyusm5647949.shtml

駐英大使劉曉明は戰狼外交を否定せず、「狼と戰ふ外交官だ」と解釋して誇らしげである。
「有人說中國現在有很多的“戰狼”,我覺得之所以有“戰狼”,是因為這個世界上有“狼”。有“狼”,就必須有“戰狼”去跟他們進行鬥爭。所以我們鼓勵各級外交官主動應戰,哪里有“狼”,哪里就要主動出擊應戰,捍衛國家的尊嚴和利益。」
(原題為《駐英大使劉曉明:之所以有“戰狼” 是因為這個世界有“狼”》)
https://www.ttv.com.tw/news/view/10905250017300N/568
http://www.chinanews.com/gn/2020/05-25/9193747.shtml
https://newtalk.tw/news/view/2020-05-25/411647

あんまり自慢し過ぎたと思ったのか、「戰狼文化を反省しよう」
https://k.sina.cn/article_2662090253_9eac460d01900mhhy.html
なんて言説まで出て來た。認めた上で反省するんだから、そもそも共同通信元記者の言ふミスリードこそ大ウソだ。

といふわけで、戰狼について7/12の私の談話を八重山日報から特別公開。

八重山033_020712雖遠必誅縱