住宅街の仁德天皇陵をヘリコプターで遊覽する計劃。畑の中の始皇帝陵でも砂漠のピラミッドでも、ヘリコプター遊覽は行なはれてゐない。何故日本はこんなことをするのか。何故を考へることが大切だ。精神喪失の現代日本の姿がここに見える。尖閣でも歴史的精神を喪失して島を守ってもあまり意味が無い。精神が無いから國民が尖閣を忘却する。尖閣の主役は歴史だ。
仁徳陵ヘリコプター日經

 「世界遺産の百舌鳥古墳群「ヘリ遊覧飛行」に暗雲!? 住宅密集地…“騒音”に苦情殺到」
 世界文化遺産に登録された百舌鳥・古市古墳群。堺市は観光客を呼び込む新名物として、上空から眺めるヘリの遊覧飛行を企画していましたが、今、ある問題に直面しています。
 今年7月、百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録を受け、多くの観光客を呼び込もうとしている堺市。大小23基の古墳が密集しているのが魅力の百舌鳥古墳群には、世界遺産の登録から2か月経った今でも、大勢の人が訪れています。
 「世界遺産登録になったので見ておこうと思って。」(観光客)
 「いまはちょっと落ち着いたんですけど、今日も頻繁に観光バスで団体が来ていました。9月だと前年比で300%くらいですね。」(ボランティアガイド)
 しかし、盛り上がりを見せる堺市にある問題が浮上しています。それがヘリコプターの“騒音”です。全長486mと巨大な前方後円墳の全景などは高さ300m以上でないと眺めることができません。そのため、世界文化遺産に登録された直後には、ヘリで上空から百舌鳥古墳群を眺める遊覧飛行が行われました。そのときにヘリに乗った人は…
 「真上から(見るのは)初めてなので、とても素敵でした。」(利用者)
 「鍵みたいな形をしていて、教科書で見るより迫力があった。」(利用者)
 民間事業者が主体となり、市が発着場として貸し出した堺市内の公園からヘリが出発。3日間で約720人が搭乗し、利用者からは大好評だったのですが…
 「うるさかったですけどね。テレビを付けている音も消されるような時もありました。」(堺市民)
 「最初はびっくりしましたよね。何か落ちてくるのかなって。」(堺市民)
 古墳群周辺に住む市民らはヘリの騒音に悩まされていたのです。住宅地が密集したエリアにある百舌鳥古墳群、堺市に寄せられた苦情は約70件に及びました。堺市の委員会でも取り上げられたこの問題。
 「様々な問題があったのでこれを踏まえて、今後実施するのかどうか。今回のことが二度と起こらないように尽くしていきたい。」(堺市 永藤英機市長)
 ヘリツアーについて堺市に旅行会社などからの問い合わせが複数あり、本格的に始める予定でしたが、現在は企画がストップしています。
 「日中ひっきりなしに飛んでいのるのはやはりよろしくない。住民のみなさんのご理解いただくのが最優先だと思っています。」(堺市観光企画課 佐々木宏昌課長補佐)
 課題は他にも。市は大仙公園から気球を飛ばすことを検討していますが、150mほどしか上がらないため古墳群の全景を眺めることはできません。
 密集した市街地に今も残る百舌鳥古墳群。市民の暮らしと観光振興を両立させることはできるのでしょうか。


 「大山古墳、空から見たいけど…騒音苦情でヘリ遊覧ストップ 地元堺市、適地なく」
 世界文化遺産に登録された百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群の百舌鳥地域(堺市)上空をヘリコプターで遊覧飛行するツアー企画がストップしている。決定記念で開かれたイベントで、周辺住民から騒音への苦情が殺到したためだ。登録を堺への誘客に結びつけようと市内での離着陸をもくろんでいたが、人口83万人の政令市だけに、適地はほとんどない。観光業者からの求めにも応じることができないままで、堺市は頭を悩ませている。