虎ノ門ニュースで、石平先生が女系(=別系)の非を論じました。
そこで是非、石平先生に思ひ出して頂き、
あちこちで使って散布して頂きたいのは、
西遊記の笑話「皇帝輪流做、明年到我家」。
皇帝は輪番(りんばん)でやる。來年は我が家(の順番)に來る。

藤原天皇が一度も出現しなかったのが日本です。
女系と呼ぶのをやめませう。別系です。藤原氏が好例です。
今年、杉田水脈議員が袋叩きされた一件で
LGBTが急に有名になりました。
少し男っぽい女もゐるし、少し女っぽい男もゐます。
https://kotobank.jp/word/-117830
 半陰陽もあります。昔は
https://kotobank.jp/word/-2061011
 斷袖の風も流行しました。
このやうに性別が100%とならないのは
多分、個體の性別が「結果」だからであり、
「原理」(仕組み)ではないからでせう。

そこで生物學門外漢の私も少し勉強してみました。
無性生殖から有性生殖へと進化して以後、
雌雄を分ける生物的原理が存在し、
ただその原理が現象として個體になるとき、
必ずしも原理の通りにならず、半陰陽などの現象がある。

雌雄を分けた結果よりも、雌雄を分ける原理こそが
人類史を動かしてゐます。
皇室の場合も、男性女性は一代限りの現象ですが、
萬世一系は歴史的現象です。

ミトコンドリアDNAは
父系遺傳を完全に排除する機制を持ちます。
 その原因は現段階では不明ださうです。
しかし、原理として生物を支配してゐます。
參考:生命誌ジャーナル 2015年 85号  
「父由来のミトコンドリアゲノムが消されるしくみ」
佐藤 美由紀(群馬大学生体調節研究所)
「ミトコンドリアには核と同じようにゲノムDNAがある。核のゲノムは両親からそれぞれ1セットが伝わり2セットで一組であるが、ミトコンドリアゲノムは、同じコピーが多数存在し、例えばヒトでは細胞あたり103〜104コピーも含まれ、その全てが母方からの母性遺伝である。父方のミトコンドリアゲノムはいつどのように失われるのか」云々と。


一方、遺傳の主役、核DNAもまた、
女性の✕染色體を基本とします。
その上にY染色體が追加されたのが男です。
追加物に過ぎないが、重要だからこそ追加
されたと言ふべきでせう。
追加が無ければ性別が存在しなくなります。
人類は無性生殖の原始生物ではないのです。

よく言はれるのが、類人猿と人類との遺傳子は
99%同じで、1%だけ違ふといふ話です。
この追加された1%を人類は失ふべきでせうか。
Y染色體は、細胞核を取り圍む多數のミトコンドリア
の中に存在せず、中心の細胞核の中にだけ存在します。
XY染色體ミトコンドリア


參考:「解明されるX染色体の秘密」
Rowan Hooper 2005年03月23日
「40人の女性のX染色体を調べたところ、それぞれの染色体が独自の遺伝子発現パターンを持っていた。こうした変化は完全に女性独特のものだ。この点に関して、男性のX染色体はすべて同じ発現パターンを持っている」とウィラード所長は説明する。

參考:日経サイエンス  2001年5月号
「Y染色体の不思議な進化を探る」
K. ジェガリアン(米国立衛生研究所) B. T. ラーン(シカゴ大学)   
「性染色体は奇妙なペアとなっていて,Y染色体はX染色体よりずっと小さい。さらに,この2本の間には,単なるサイズの違いだけではなくもっと本質的な違いも存在する。例えば,X染色体には2000~3000もの遺伝子が含まれているが,Y染色体にはせいぜいで数十個の遺伝子しかない
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0105/y.html

 簡單に言へば、Y染色體には稀少價値がある。Y染色體は奇妙である。特別である。男は✕染色體でも同一パターンを承け繼ぐ。Y染色體には人類の不思議が濳んでゐる。「だから男は偉い」といふ發言をするつもりはありませんので、念のため。

 さあ、皇室の同一パターンを傳へるY染色體の運命や如何に。皇室のY染色體の運命を、國民が決めるのでせうか。「皇室以外のY染色體が好きだ!」と國民は言ふのでせうか。これ以上は、私としては發言できません。Y染色體の生物的意義は參考に過ぎませんが、とにかく私は一國民として、別系(藤原氏のやうな)に贊同しません。また、内親王の降嫁先の別系の皆樣には、かなり自由にして頂いて良いと思ひます。


關聯:
鳥取の青谷遺跡の繩文Y染色體の最新研究 

小室圭氏に對する一億總苛めをやめて欲しい。 
http://senkaku.blog.jp/2019042779694039.html