昔、T・K生著、「韓國からの通信」といふ岩波本があった。
中學の社會科の教師から讀めと言はれたが、
少しめくってみただけで、讀まなかった。
岩波『世界』を讀む生意氣な同級生もゐた。

そんなことよりも、對馬の現在について、
知人から貴重な最新の現地通信を得た。
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「對馬からの通信」T・K生  
 文在寅氏は、大韓民国という国家に出生の正統性はなく、北朝鮮にこそ国家誕生の正統性があり、金氏主導の統一国家、高麗連邦共和国の樹立が彼の究極の政治目標ですので今、パシリ役で、手を打ち急いでいます。
 半島での、7500万の人口を有する核保有専制国家の出現で、21世紀の中共冊封体制が確立することになり、威嚇するだけで簡単に平伏する対岸の無脊椎の軟体商人国家日本は、富も蓄え男も女も簡単に手玉に取れるので、垂涎の的でしょう。
 その前ぶれが、対馬で現実化しています。対馬の人口3万人に相当する韓国人が毎月来島しており、スーパー、展望所、観光スポット等で、塊で行動するものですから色々と身構えることしきりです。車両通行の交通法規が真逆にも関らず国際免許という免罪符で運転も行い、事故があるため、われわれも運転を用心しています。李承晩時代以来の反日教育で反日愛国無罪思想は、韓国人には通底しており筋金入ですので、意識の中で普段から警戒しています。
 我が家も昔ながら開放的な敷地と家屋ですが最近はさすがに自宅にも倉庫にも鍵をかけ戸締りも厳重にしています。
 報道のように、家屋など上物(うわもの)はさておき、国家の基盤となる土地も売買されて韓国資本に蚕食されており、米国などと違って、日本には土地自体を外国人には買収させないという法律がないという現状に危機感がひとしおです。対馬、北海道、沖縄などの例を見るにつけても、早急に安全保障上の国土防衛の観点から、為政者は覚醒し、今の緩い土地取引の規制強化にぜひとも取り組んで欲しいものです。更に出入国の管理も強化し、対馬でのノービザの現状を早く改めてもらわねばと切歯扼腕しています。38度線の消失と国境の南下は、対馬最前線化と言う歴史の逆転に直面することにもなりこれから先が思いやられます。
 対馬は、かつて白村江での敗北後、894年は2500人の新羅の来寇があり撃退しましたが、1019年には女真族の刀伊に入寇され、1274年の文永、1281年の弘安の役で主力の高麗人に蹂躙され、そのあと14世紀宗経茂、宗頼次、宗澄茂、宗頼茂の治世には国防を固めましたが、1419年の応永の外冦と続きました。
 そのような歴史のもと、対馬に住むものにとっては朝鮮半島の趨勢には、より敏感になります。元来、日本は東アジア情勢、特に朝鮮半島情勢などには古来から翻弄されるのは宿命ですが、昨今の大変動を予感させる動きには、米国に国防を依拠している半人前国家のわが国の行く末に不穏なものを感じています。
 「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」という憲法前文の前提の崩壊を座視し続けることは、国家の存亡の危機に直結することになると言っても過言ではないと思います。
 戦後73年、ぬるま湯に浸った気持ちのよい太平の眠りから覚めなければ、目覚めた時には異民族に母屋ごと乗っ取られて大和民族による日本の放擲はついに現実のものになり、傷つかず残ったものは日本国憲法だけだったというのでは笑い話にもなりません。

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關聯報導:
2018.11.01「対馬、島全体を韓国人が買い占め始めている…日本人の島民を雇う韓国人経営の店も」

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