日本經濟新聞「私の履歴書」。高村議員。
自民の高村氏が五年前の總裁選での尖閣談合を曝露。
尖閣談合の噂は私も隨分聞かされてます。私の立場で耳に這入らぬはずもないし、歴史研究そのものに反對する退役自衞官や、國際政治と歴史の分野爭ひめいたもの、全て經驗してます。どの筋であれ、談合の主張は歴史を理解しない淺はかな人間だけが言ってます。要するに談合です。
自民黨は談合だけして、公約撤囘を説明しなかった。國民を騙した。常駐しない理由をきちんと論戰で國民に説明する態度ではない。きちんと論戰する場合、歴史が主役になります。
チャイナは尖閣侵掠の意圖を公言してゐるので、日本側が少しでも緩めば侵掠される。しかし尖閣海域では海保の力で平和が保たれてゐるので、緩みさへしなければ、常駐は極めて平和的にできる。常駐した場合に問題は三點。
第一、日本企業が破壞されるので、丹羽氏らを中心とする經團聯の機嫌を損ねること。
第二、先進諸國が日本を惡者扱ひすること。
第三、日本國民が支持しないこと。
第四、米國が反對すること。
この内、第四はトランプ大統領をしっかり説得すれば今なら可能だ。そして第二第三が解決すれば、第一も仕方なく黙るだらう。問題はチャイナで暴動發生など、經濟であり、軍事ではない。第二第三の解決に必要なのは何か。それは悠久の歴史だ。有効手はただ一つ。歴史百對ゼロの壓倒的悠久の正義を世界に理解させることだ。
「ああさうだったのか!尖閣では最初の1534年から琉球職員がチャイナ使節船を案内し、秀吉家康の朱印船は縱軸横軸で尖閣を航行し、1600年頃に日本が作った精確な尖閣地圖は十九世紀半ばまで世界最尖端であり續け、1604年には國際法の祖グロチウスが尖閣に言及しそこね、1617年には三浦按針がチャイナを避けつつ尖閣を航行し、同年には尖閣の西側入口の馬祖列島で日明間和平合意も成り、1660年には尖閣附近で坐礁したオランダ貨物を薩摩が運んで長崎奉行から出島オランダ商館に引渡し、1719年と1800年には琉球職員が馬祖列島から早くもチャイナ使節の水先案内をして尖閣に導き、1819年には琉球王族が尖閣で公式上陸調査し、1845年には八重山航海士がイギリス人を尖閣に案内し、1867年には歐洲製地圖で尖閣の西側に國境線が引かれ、明國清國は最初から最後まで尖閣と臺灣北方諸島とを混同したままで、釣魚臺を臺灣北方諸島の西側に置くチャイナ史料が歴代の半數を占め、1461年から1872年までずっと尖閣の遙か西方にチャイナ國境線を引いてゐて、1403年のチャイナ尖閣史料は實は琉球人に教はって1573年以後に編まれたに過ぎず、臺灣の地誌に出現する釣魚臺は尖閣ではない別の島であり、琉球風水思想では首里を中心として尖閣を外縁とし、臺灣の風水は基隆から南に伸びるが尖閣へは伸びず、、、、とにかくあらゆる史實が、1895年日本編入の正義に向かって動いてゐたのだ!今悟った!」
世界がさう氣づけば九割の支持を得て尖閣常駐できる。國際法とか軍事とか地政學とかのチャチな話ではない。
現在、チャイナのドローンすら尖閣に接近できない。自衞隊が明日から尖閣上陸演習して、そのまま常駐しても何も問題ない。問題あるかの如く安倍政權が虚像を作ってゐるに過ぎない。
http://senkaku.blog.jp/2017091872662441.html
安倍政權は「尖閣常駐」を公約として出發した。東京都の尖閣基金十四億圓も鹽漬けになってゐる。安倍氏は今度の總選舉では公約違反をどう説明するのだらうか。公約撤囘と謝罪など無意味だ。ドローンすら接近できない平和な尖閣に、常駐しない理由を明確に説明すべきだ。
下はドローンで尖閣を撮影放映したと騷がれてゐるビデオ。19分半から。
https://www.youtube.com/watch?v=Wu6PwvOQBa8#t=19m30s
ドローンですらちっとも尖閣に接近できてゐない。遙かに遠い映像ばかりだ。日本の海保は完全に尖閣を守ってゐることが逆によく分かった。これほど素晴らしく日本の主權を示してゐるビデオも中々無い。これほど安全なのに何故日本は上陸常駐しないのか。
政府は尖閣が常に危險だと宣傳して、尖閣を取りまく東支那海の軍備増強に利用して來た。尖閣を取材させないから、ブラックホールのやうに危險に見える。ところがチャイナ側から實は安全だとばらされてしまった。それが實情だ。
關聯:
尖閣防衞のウソ 箇條書き保存版
http://senkaku.blog.jp/2016081565003071.html
日本の先制を待つチャイナ 自衞隊常駐で問題は雲散霧消する 鍵は歴史だ
http://senkaku.blog.jp/2016071663528871.html
尖閣から逃げるチャイナ海警船 仲間均議員と電話
http://senkaku.blog.jp/2017100272900425.html
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ドローンで尖閣を撮影放映したと騷がれてゐるビデオ。19分半から。
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