高野孟氏「中国の領海侵犯は本当か? 海保も認める」云々。
http://www.mag2.com/p/news/245013/2
尖閣を侵略するチャイナは、軍事的には脅威ではない。それは正しい。愛國か反日かを問はずそれは一致した見解なので、何ら創見ではない。チャイナは軍事で勝てないから海洋民兵などを使ひたがる。軍事で勝てるなら疾うの昔に日本に侵攻しただらう。鬼の首を取ったかのやうに書く高野氏は愚かだ。
 問題は專ら歴史の嘘なのである。歴史を詳細に論じなければ無意味だ。私は軍事など興味は無いが、チャイナが古典を惡用し、存在しない歴史を作り出して世界を騙すのは許せない。チャイナは贋骨董屋だ。そもそも簡單に騙される日米の研究者が一番惡い。その結果、南沙諸島で違法裏に飛行場まで完成した。アメリカは爆撃すれば簡單につぶせるのに、爆撃しなかった。オバマもトランプも同じだ。爆撃するかしないかを左右してゐるのが虚構の歴史だ。歴史の虚構が細部まで理解されれば、世界輿論の九割が爆撃を支持するだらう。現状では何となく歴史に半分騙されてゐるので、支持が九割まで到達せず、爆撃できずにゐる。愛國派だけでなく、左翼まで爆撃支持がひろがらないと、九割に到達しない。爆撃を世界が支持するために、百對ゼロの歴史戰を、極めて單純に進めねばならない。しかし日米政府はそれをしない。勇氣が無いのだ。
 尖閣も同じことが起こりつつある。「尖閣に公務員を常駐するとチャイナを刺激するから」などと言ひ譯ばかりして、政府は今なほ動かない。
 國會答辯。尖閣諸島(沖縄県石垣市)への公務員常駐を検討するとしていた自身の発言について「現在はその選択肢はとっていない。総合的に、戦略的に判断している」

https://www.youtube.com/watch?v=pDAFsEWB4SM
https://www.youtube.com/watch?v=lRfTh7x__Nw

尖閣危機、南沙危機は、ともに歴史詐欺の危機なのだ。まづは尖閣史料を讀むこと。
http://senkaku.blog.jp/archives/13347226.html
それが日米國民の基礎教養でなければならない。
高野孟

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