チャイナ四大發明といふのが何故か有名だが、世界の歴史上、重要な發明は數知れない。ウィキペディア「發明の年表」には數百の發明が掲載されてゐる。小發明、大發明。どれを四大に選ぶかは難しい。羅針盤よりもアストロラーベの方が發明として重要だし、高校教科書に出るアレクサンドリア圖書館やミュージアムや、望遠鏡などなど。
  しかしこのウィキペディアの發明の年表頁、どうもチャイナに贔屓してゐるやうに見える。何はともあれ、下に複製して置かう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E6%98%8E%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8

1世紀から5世紀

    1年 - 100年: ジャンク船とその舵(中国)[64]
    38年: 水力駆動の鞴: 杜詩
    50年: 土工板式犂(中国とガリア)
    77年: 百科事典(『博物誌』): 大プリニウス[16]
    78年 - 139年: 水力駆動の天球儀: 張衡
    100年代: 大三角帆(ギリシア、ローマ)[65][66][67][68][69][70][71][72][73][74]
    100年代: 蒸気機関、自動販売機、ポンプ: アレクサンドリアのヘロン(アエギュプトゥス)
    100年代: 梳綿(インド)[75]
    105年: 紙: 蔡倫(中国)[76]
    132年: 初歩的な地震計: 張衡(中国)
    180年: 唐箕(扇風機): 丁緩(中国)[要出典]
    200年代: 天灯(熱気球の一種、中国)
    200年代: 蹄鉄(ドイツ)
    200年 - 400年: 階段井戸(インド)[77]
    200年 - 400年: ダイヤル錠(ローマ帝国)[78]
    300年代: 耐腐食性のある鉄: デリーの鉄柱(インド)[79]
    300年代: 歯磨剤(アエギュプトゥス)
    300年代: 結晶化した砂糖(インド)
    400年代: 綿繰り機(インド)[80]
    縦帆帆走[81]、カマル[82](インド)
    マニ車(チベット)[83]
    3本マストの商船[84]、木版印刷(中国)

6世紀から8世紀

    500年代: チャトランガ(チェスなどの祖先)[85]、パチシ(ルドの祖先)[86]、香時計[87][88](インド)
    589年: トイレットペーパーとしてのちり紙: 顔之推(中国)
    605年: 総石造で三角小間に穴を開けたアーチ橋(中国)
    618年 - 700年: 磁器(中国)
    618年 - 907年: 水力駆動の扇風機(中国)
    673年: ギリシア火薬を使った火炎放射器: カリニコス(ヘリオポリス)
    700年: 羽根ペン[要出典]
    700年 - 900年: 公益信託(イスラム帝国)[89][90]
    700年代: 接種: Madhav(インド)[91]
    721年 - 815年: 純粋なアルコールの蒸留[92][93]、硝酸・塩酸・硫酸・酒石酸・クエン酸・王水・濃酢酸の精製[94][95][96][97]: ジャービル・イブン=ハイヤーン
    754年: 薬局(バグダード)[98]
    758年 - 764年: タールによる舗装(バグダード)[99]
    763年 - 800年: 精神科の病院: Bimaristan(バグダード)[100]
    乾留、蒸留水[101]、ガソリン[102](イスラム世界)

9世紀から10世紀

    700年 - 1000年: 糸車(インド)[103]
    800年 - 850年: Mural instrument、各種象限儀: フワーリズミー[104]
    800年 - 857年: 腋の下の消臭[105]、美容所、化学的脱毛剤[106]、: ジルヤーブ(音楽家)
    800年 - 873年: 笛を演奏するオートマタ、プログラミング可能な機械[107]、コップ形のメカニカルパズル、ガスマスク、浚渫用機械、フェイルセーフ機構、防風型ランプ(ハリケーンランプ)[108]、機械式楽器[109]: バヌー・ムーサー
    800年代: モスリン(ベンガル地方ダッカ)[110][111]
    800年代: 炻器(イラク)[112]
    800年代: 黒色火薬(中国)
    800年代: 水力タービン(イスラム帝国)[108]
    800年代: 汎用日時計(バグダード)[113][114][115]
    800年代: 軸が垂直な風車(アフガニスタン)[116]
    800年代: ナフサ、油井(アゼルバイジャン)[99]
    800年代: 単科大学(マドラサ、イスラム世界)[117]
    800年 - 1000年: 風車による製粉、砂糖の精製工場[118]、開閉器[119](イスラム世界)
    800年: 金属板による印刷(エジプト)[120]
    810年 - 887年: 透明なガラス、人工気象シミュレーション[121][122]、メトロノーム[123]: アッバース・イブン・フィルナス(アンダルス)
    827年: 歌を奏でるオートマタの鳥: マアムーン[124]
    836年 - 1000年: 勃起不全治療: アル・ラーズィー、サービト・イブン・クッラ他[125]
    859年: 総合大学: Fatima al-Fihri[126][127]
    875年: ハンググライダー、人工翼: アッバース・イブン・フィルナス[123][128]
    865年 - 900年: ケロシン: アル・ラーズィー(イラク)[99][129]
    865年 - 925年: 化学療法: アル・ラーズィー[130]
    900年代: 紙幣、火槍、銃(中国)
    900年代: 製粉工場(バグダード)[131]
    900年代: 方眼紙(イスラム帝国)[132][133][134]
    900年代: 水平な軸の風車(イスラム世界)[116]
    919年: 噴火器(二重ピストン式火炎噴射器、中国)
    984年: パウンド・ロック: 喬維岳(中国)
    953年: 万年筆: ムイッズ(エジプト)[135][136][137]
    960年 - 1000年: レストラン(イスラム帝国)[138]
    994年: 天文用六分儀: Abu-Mahmud al-Khujandi(ペルシャ)[139]
    996年: 歯車を使ったアストロラーベ: アブー・ライハーン・アル・ビールーニー[140]
    等高度線象限儀[141]、航海用アストロラーベ[142]、垂直式日時計、極向型日時計[143]、髭剃り用石鹸、水準器の一種 (en)[144]、街灯[145]、シャーベット、ソフトドリンク、シロップ[146][147]、公共図書館[148]、図書目録[149](イスラム世界)
    爆竹(中国)

2千年紀
11世紀

    1000年ごろ: 注射針、白内障手術、吸引: Ammar ibn Ali al-Mawsili[150][151]
    1000年: 結紮、絆創膏[152]、掻爬器[153]、開創器[153]、メス[154]などの手術用器具、吸入麻酔と麻酔用スポンジ[99][155]、木綿湿潤療法[156]: アブー・アル=カースィム・アッ=ザフラウィー(アンダルス)
    1000年 - 1020年ごろ: 太陽中心式アストロラーベ: アル=シジュジー[157]
    1000年 - 1037年ごろ: 精油: イブン・スィーナー[158]
    1000年 - 1048年ごろ: 正射式アストロラーベ、星座早見盤[159][160]、フラスコ、比重計[161]、円錐液量計[162]、太陰太陽暦を表示する機械式アナログコンピュータ[163]: アブー・ライハーン・ビールーニー
    1020年: 機械式アストロラーベ: Ibn Samh(アンダルス)[164]
    1021年: 拡大鏡[165]、ピンホールカメラ(カメラ・オブスクラ)[166]: イブン・ハイサム
    1021年: 小説: 紫式部[167]
    1025年: がん治療の試み[156][168]、カルシウム拮抗剤[169]、薬局方[170][171]: イブン・スィーナー
    1028年 - 1087年: 汎用アストロラーベ: ザルカーリー(アンダルス)
    1031年 - 1095年: レリーフ地図: 沈括[172][173]
    1038年 - 1075年: フライホイール: Ibn Bassal(アンダルス)[174]
    1041年: 活字印刷機: 畢昇(中国)
    1044年: 手榴弾: 震天雷(中国)
    1087年: 天文年鑑: アッ=ザルカーリー[175]
    1088年: 機械式時計、時計台: 蘇頌
    1088年: 方位磁針: 沈括(中国)
    1090年: ベルト駆動、チェーン駆動: 秦観(中国)
    1092年: 天文時計: 蘇頌
    1094年: 印刷された星図: 蘇頌
    キャラコ(インド)[176]
    コークス(中国)
    遊星歯車機構などを使った機械式時計(重りで駆動): Ibn Khalaf al-Muradi(アンダルス)[177]
    透明なガラスを使った鏡(アンダルス)[99]

12世紀

    1100年ごろ: 現在のような形のそろばん(中国)
    1100年 – 1150年: トルクエタム: ジャビール・イブン・アフラ[178]
    1100年 – 1161年: 気管切開術: イブン・ズフル(アンダルス)[179]
    1119年: 防水隔壁: 朱彧(中国)
    1126年: 火箭(またはロケット): 李綱(中国)、
    1128: 大砲(中国)[180]
    1135年 – 1200年: 棒状のアストロラーベ: Sharaf al-Dīn al-Tūsī(ペルシャ)[181]
    1150年: 伝書鳩(イラクとシリア)[182]
    1187年: 平衡錘式トレビュシェット(投石機): Mardi bin Ali al-Tarsusi[183][184][185]
    1190年: 航海用方位磁針(イタリア)[186]
    アストロラーベ的象限儀[187]、換気機構(エジプト)[188](エジプト)
    橋脚に設置された水車場[189]、水力を使った鍛冶場、精錬炉(アンダルス)
    床下にパイプを引いた床暖房式セントラルヒーティング(シリア)[190]
    花火、サングラス(中国)

13世紀

    1200年ごろ: ガラスを使った鏡(ヨーロッパ[16][191]
    1206年: ボルト錠[108]、流量調節器、手洗い装置、カムシャフト[192]、部分歯車[193]、吸水ピストンポンプ[194]、プログラム可能な人間型ロボット[195]、プログラム可能なアナログコンピュータ[196]、自動開閉門[197]、積層(ラミネート)構造[108]、機械テンプレート[108]、紙製模型[108]、砂型による鋳物製造[108]、金剛砂[108]、クランクシャフト駆動のチェーンポンプ[198]、水力駆動のチェーンポンプ[199]、間欠作動機構[198]: アル=ジャザリ
    1232年: 火箭(中国)
    1235年: 暦を計算するアナログコンピュータつきの歯車式アストロラーベ: Abi Bakr(エスファハーン)[200]
    1259年: 研究所、天文台: ナスィールッディーン・トゥースィー[201]
    1260年: 手持ち式大砲と火薬を使った実包(エジプト)[94][202]
    1270年: 高純度の硝酸カリウム: Hasan al-Rammah(シリア)[94][202]
    1274年: 攻城用大砲: Abu Yaqub Yusuf(マリーン朝)[202]
    1275年: 魚雷: Hasan al-Rammah(シリア)
    1275年: 食堂のメニュー(中国)
    1277年: 地雷: 婁鈴轄(中国)
    1296年ごろ: 天体観測用方位磁針: イエメンのスルターン al-Ashraf[203]
    1297年 - 1298年: 木製活字による印刷: 王禎(中国)[204]
    クランクシャフト駆動のスクリューまたはスクリュー式ポンプ[205]
    紙やすり、固体燃料式ロケット(中国)
    コンドーム(イタリア)
    ボタン穴(ドイツ)[16]
    へびとはしご(すごろくの一種、インド)[206]

14世紀

    1304年 – 1375年: Compendium instrument: イブン・シャーティル[143]
    1350年: 単純な吊り橋(ペルー)
    1355年: 射石砲、火縄銃、多段ロケット、機雷、砲弾、ホイールロック式銃: 焦玉と劉基
    32方位の羅針図(アラブ世界)[207]
    日本刀(日本)
    マスケット銃(中国)
    天球儀(中東)

15世紀

    1400年 – 1429年: 合を計算する道具(天文用アナログコンピュータ): アル=カーシー[208][209][210][211]
    1405年 – 1433年: 宝船: 鄭和
    1441年: 雨量計: 蒋英実
    1450年代: アルファベットの活字を使った活版印刷: ヨハネス・グーテンベルク
    1451年: 眼鏡用凹レンズ: ニコラウス・クザーヌス
    1490年 – 1492年: 地球儀: マルティン・ベハイム
    1494年: 複式簿記: ルカ・パチョーリ
    1498年: 毛を植えた歯ブラシ: 弘治帝
    鉄鎖を使った吊り橋(中国)
    火縄銃、小銃(ヨーロッパ)

16世紀

    1500年ごろ: 玉軸受、はさみ: レオナルド・ダ・ヴィンチ
    1540年: エーテル: Valerius Cordus
    1551年: 蒸気タービン: タキ・アルジン(オスマン帝国下のエジプト)[212]
    1559年: 6気筒ポンプ: タキ・アルジン[213]
    1565年: 鉛筆: コンラート・ゲスナー[16][214]
    1579年: プレハブ住宅: アクバル大帝[215]
    1580年ごろ: 水タバコ: Hakim Abul Fateh Gilani(ムガル帝国)[216][217][218]
    1589年: 靴下編み機: ウィリアム・リー
    1589年 - 1590年: 継ぎ目のない天球儀: Ali Kashmiri ibn Luqman(ムガル帝国のカシミール)[219]
    1590年ごろ: 顕微鏡: サハリアス・ヤンセン、ハンス・ヤンセン、ハンス・リッペルスハイ[220]
    1592年: 亀甲船: 李舜臣
    1593年: 温度計: ガリレオ・ガリレイ
    1596年: 水洗式便所: John Harrington & Thomas Crapper
    更紗(インド)[221]
    マスケット銃(ヨーロッパ)
    高層住宅と垂直型の都市計画(シバーム)[222][223]
    手裏剣(日本)[要出典]

17世紀

    1609年: 望遠鏡: ハンス・リッペルスハイ、サハリアス・ヤンセン、ヤコブ・メティウス[224]
    1610年: フリントロック式銃: Marin le Bourgeoys
    1620年: 計算尺: ウィリアム・オートレッド
    1623年: 機械式計算機: ヴィルヘルム・シッカート
    1624年かそれ以前: 温度調整器: コルネリウス・ドレベル[225]
    1631年: ノギス: ピエール・ヴェルニエ
    1642年: 機械式計算機: ブレーズ・パスカル
    1643年: 気圧計: エヴァンジェリスタ・トリチェリ
    1645年: 真空ポンプ: オットー・フォン・ゲーリケ
    1657年: 振り子時計: クリスティアーン・ホイヘンス
    1672年: 蒸気自動車: フェルディナント・フェルビースト[226][227]
    1679年: 圧力鍋: ドニ・パパン
    1690年: 水車を使った鉱山用装置: クリストフェル・プールヘム
    1698年: 蒸気機関を使ったポンプ: トーマス・セイヴァリ
    1700年: ピアノ: バルトロメオ・クリストフォリ
    パランプール布(インド)[228][229]

18世紀

    1709年: コークスを使った鉄の製錬: エイブラハム・ダービー1世
    1711年: 音叉: ジョン・ショア
    1712年: ニューコメン式蒸気機関: トーマス・ニューコメン
    1714年: 水銀温度計: ガブリエル・ファーレンハイト
    1731年: 八分儀: ジョン・ハドリー
    1733年: 飛び杼: ジョン・ケイ
    1737年: 航海用クロノメーター (H1): ジョン・ハリソン
    1742年: フランクリンストーブ: ベンジャミン・フランクリン
    1752年: 避雷針: ベンジャミン・フランクリン
    1764年: ジェニー紡績機: ジェームズ・ハーグリーブス
    1767年: 炭酸水: ジョゼフ・プリーストリー
    1769年: 水力紡績機: リチャード・アークライト
    1769年: キュニョーの砲車: ニコラ=ジョゼフ・キュニョー
    1770年: 消しゴム: ジョゼフ・プリーストリー
    1775年: タートル潜水艇: デヴィッド・ブッシュネル
    1776年: 蒸気船: クロード・フランソワ・ドロテ・ジュフロワ・ダバン
    1776年: ワット式蒸気機関: ジェームズ・ワット
    1777年: 梳綿用機械: オリヴァー・エヴァンス
    1777年: 丸鋸: サミュエル・ミラー
    1779年: ミュール紡績機: サミュエル・クロンプトン
    1780年代: 鉄製ロケット: ティプー・スルターン(インド)[230]
    1783年: 熱気球: モンゴルフィエ兄弟
    1783年: 水素気球: ジャック・シャルルとロベール兄弟
    1784年: 遠近両用眼鏡: ベンジャミン・フランクリン
    1784年: アルガン灯: Aimé Argand[16]
    1784年: 榴散弾: ヘンリー・シュラプネル
    1785年: 力織機: エドモンド・カートライト
    1785年: 自動製粉工場: オリヴァー・エヴァンス
    1786年: 脱穀機: アンドリュー・ミークル
    1791年: 義歯: Nicholas Dubois De Chemant
    1791年: シャープペンシル
    1795年: アペール法: ニコラ・アペール
    1798年: 予防接種: エドワード・ジェンナー
    1798年: リトグラフ: アロイス・ゼネフェルダー

19世紀
1800年代

    1801年: ジャカード織機: ジョゼフ・マリー・ジャカール [231]
    1802年: スクリュー推進式蒸気船フェニックス号: ジョン・スティーブンス
    1802年: ガスレンジ: ジェームズ・シャープ
    1802年: 電弧(アーク溶接): ヴァシーリー・ウラジーミル・ペトロフ
    1803年: モルヒネ: フリードリヒ・ゼルチュルナー[232]
    1804年: 蒸気機関車: リチャード・トレビシック
    1805年: 潜水艦ノーチラス号: ロバート・フルトン
    1807年: 蒸気船クラーモント号: ロバート・フルトン
    1808年: コンターマシン: ウィリアム・ニューベリー
    1809年: 放電灯: ハンフリー・デービー

1810年代

    1814年: 蒸気機関車ブリュヘル号: ジョージ・スチーブンソン
    1816年: デービー灯: ハンフリー・デービー
    1816年: スターリングエンジン: ロバート・スターリング
    1816年: 聴診器: ルネ・ラエンネック
    1816年: メトロノーム: ヨハン・ネポムク・メルツェル
    1817年: ドライジーネまたはベロシペード(ペダルのない二輪自転車): カール・フォン・ドライス
    1817年: 万華鏡: ディヴィッド・ブリュースター

1820年代

    1821年: 電動機: マイケル・ファラデー
    1823年: 電磁石: ウィリアム・スタージャン
    1823年: ライター: ヨハン・デーベライナー
    1824年: ポルトランドセメント: ジョセフ・アスプディン
    1826年: 写真: ニセフォール・ニエプス
    1826年: 内燃機関: サミュエル・モーリー
    1827年: 摩擦マッチ: ジョン・ウォーカー
    1827年: 万年筆: Petrache Poenaru
    1829年: 蒸気機関車ロケット号: ジョージ・スチーブンソン[16]

1830年代

    1830年: ステノタイプ(速記用タイプライター): カール・フォン・ドライス
    1831年: 強力な電磁石: ジョセフ・ヘンリー
    1831年: 刈取り機: サイラス・マコーミック
    1831年: 発電機: マイケル・ファラデー、イェドリク・アーニョシュ
    1832年: 電磁式電信器: パヴェル・シリング
    1832年: 電動機: ウィリアム・スタージャン
    1834年: ハンサムキャブ: ジョゼフ・ハンサム
    1834年: 点字システムの完成: ルイ・ブライユ
    1834年: 冷蔵庫: ジェイコブ・パーキンス
    1834年: コンバインハーベスター: ハイラム・ムーア
    1835年: 回転式拳銃: サミュエル・コルト
    1835年: 継電器: ジョセフ・ヘンリー
    1835年: 白熱電球: ジェームズ・ボウマン・リンゼイ
    1836年: ミシン: ヨーゼフ・マーダースペルガー
    1837年: 電動印刷機: トーマス・ダヴェンポート(アメリカ合衆国初の電気機器の特許)
    1837年: 鋼鉄製プラウ: ジョン・ディア
    1837年: ヘルメット潜水: オーガスタス・シーベ[233]
    1837年: カメラのズームレンズ: ジョセフ・マキシミリアン・ペッツヴァール
    1837年: 電磁式電信器: サミュエル・モールス
    1838年: 電気式電信器: チャールズ・ホイートストン(サミュエル・モールスも)
    1838年: closed diving suit with a helmet: Augustus Siebe[233]
    1839年: 加硫ゴム: チャールズ・グッドイヤー

1840年代

    1840年: 人工肥料: ユストゥス・フォン・リービッヒ
    1841年: サクソフォーン: アドルフ・サックス
    1842年: 過リン酸石灰肥料: ジョン・ベネット・ローズ
    1842年: 蒸気ハンマー(蒸気駆動の杭打ち機): ジェームス・ナスミス
    1842年: 麻酔: クロウフォード・ロング
    1843年: タイプライター: チャールズ・サーバー
    1843年: ファクシミリ: アレクサンダー・ベイン[要出典]
    1843年: アイスクリーム・メーカー: ナンシー・ジョンソン
    1844年: 安全マッチ: Gustaf Erik Pasch
    1844年: 木材パルプ(製紙用): Charles Fenerty(カナダ)と F.G. Keller(ドイツ)
    1845年: 空気入りタイヤ: ロバート・ウィリアム・トムソン
    1846年: ミシン: エリアス・ハウ
    1846年: 輪転印刷機: リチャード・マーチ・ホー
    1849年: 安全ピン: ウォルター・ハント
    1849年: フランシス水車: ジェームズ・B・フランシス
    1849年: 電話: アントニオ・メウッチ

1850年代

    1852年: 飛行船: アンリ・ジファール
    1852年: 乗用エレベーター: エリシャ・オーチス
    1852年: ジャイロスコープ: レオン・フーコー
    1855年: ブンゼンバーナー: ピーター・デサーガ
    1855年: ベッセマー法: ヘンリー・ベッセマー
    1856年: セルロイド: アレキサンダー・パークス
    1858年: 海底ケーブル: チャールズ・ホイートストン
    1858年: メーソンジャー(食料保管用広口瓶): ジョン・L・メーソン
    1859年: 油井掘削用ドリル: エドウィン・ドレーク
    1859年: 鉛蓄電池: ガストン・プランテ
    1859年: 甲鉄装甲艦ラ・グロワール: アンリ・デュピュイ・ド・ローム
    バドミントン(インド)[234][235]

1860年代

    1860年: 電球: ジョゼフ・スワン
    1860年: リノリウム: フレデリック・ウォルトン
    1860年: 連発銃: オリヴァー・F・ウィンチェスター、クリストファー・スペンサー
    1860年: 魚雷: ジョヴァンニ・ルピス
    1861年: 平炉: カール・ウィルヘルム・シーメンス
    1862年: 回転機関砲: リチャード・ジョーダン・ガトリング
    1862年: パスチャライゼーション: ルイ・パスツール、クロード・ベルナール
    1863年: 自動ピアノ: Henri Fourneaux
    1863年: 地下鉄: ジョン・フォウラー(準男爵)
    1864年: 動力つき潜水艦: ナルシス・ムントリオル
    1865年: 有刺鉄線: Louis Jannin
    1866年: ダイナマイト: アルフレッド・ノーベル
    1868年: タイプライター: クリストファー・レイサム・ショールズ他
    1868年: 空気ブレーキ(鉄道): ジョージ・ウェスティングハウス
    1868年: オレオマーガリン: イポリット・メージェ=ムーリエ
    1869年: 真空掃除機: アイヴス・マガフィー

1870年代

    1870年: チューインガム: トーマス・アダムス[16]
    1870年: Stock ticker: トーマス・エジソン
    1871年: ケーブルカー: アンドリュー・スミス・ハレディー
    1873年: ジーンズ: リーヴァイ・ストラウス[16]
    1873年: 鉄道用自動連結器: イーライ・ジャニー
    1873年: 直流電動機: ゼノブ・グラム
    1874年: 有刺鉄線: ジョセフ・グリッデン[16]
    1874年: ヘロイン: C・R・アルダー・ライト[236]
    1874年: 路面電車(便宜上「電車」となっているが電車ではない): Stephen Dudle Field
    1874年: DDT: オトマール・ツァイドラー[16]
    1875年: 弾倉: ベンジャミン・B・ホチキス
    1876年: 絨毯用掃除機: メルヴィル・ビッセル
    1876年: キャブレター: ゴットリープ・ダイムラー
    1876年: スピーカー: アレクサンダー・グラハム・ベル
    1876年: 電話機: アレクサンダー・グラハム・ベル
    1877年: ステープラー: Henry R. Heyl
    1877年: 誘導電動機: ニコラ・テスラ
    1877年: 蓄音機: トーマス・エジソン
    1877年: マイクロフォン: エミール・ベルリナー
    1878年: クルックス管: ウィリアム・クルックス
    1878年: 潜水用酸素供給機構(リブリーザー): ヘンリー・フリュス[237]
    1879年: ペルトン水車: レスター・アラン・ペルトン
    1879年: キャッシュレジスター: ジェームズ・リッティ

1880年代

    1880年: フォトフォン(光を媒体とした音声通信方式): アレクサンダー・グラハム・ベル
    1880年: 安全剃刀: Kampfe Brothers
    1880年: 地震計: ジョン・ミルン
    1881年: ロールフィルム: ジョージ・イーストマン
    1881年: 金属探知機: アレクサンダー・グラハム・ベル
    1882年: 電動扇風機: スカイラー・ホイーラー
    1882年: ブローランプ: Carl Rickard Nyberg
    1883年: 2相(交流)誘導電動機: ニコラ・テスラ
    1884年: ライノタイプ鋳植機: オットマー・マーゲンターラー
    1884年: パンチカード(機械で読み取り可能なデータ記録媒体): ハーマン・ホレリス
    1884年: 路面電車(電動): フランク・スプレイグ、Charles Van Depoele
    1884年: ボールペン: ジョン・ラウド
    1885年: ローラーコースター: ラマーカス・アドナ・トンプソン
    1885年: (内燃機関を使った)自動車の特許: カール・ベンツ - 自動車の工業生産の始まり
    1885年: 全自動式機関銃: ハイラム・マキシム
    1885年: オートバイ: ゴットリープ・ダイムラーとヴィルヘルム・マイバッハ
    1885年: 交流変圧器: ウィリアム・スタンリー
    1885年: 安全型自転車: ジョン・ケンプ・スターレー
    1886年: 食器洗い機: ジョセフィン・コクラン
    1886年: ガソリンエンジン: ゴットリープ・ダイムラー
    1886年: 蓄音機の記録媒体が錫箔管から蝋管へと進化: Tainter & Bell
    1886年: コーラ
    1887年: アンフェタミン: ラザル・エデレアーヌ[238]
    1887年: モノタイプ鋳植機: トルバート・ランストン
    1887年: コンタクトレンズ: アドルフ・オイゲン・フィック他
    1887年: レコード盤とそれを使った蓄音機: エミール・ベルリナー
    1887年: シーリングファン: フィリップ・ディール
    1888年: 多相交流電力システム: ニコラ・テスラ(関連特許が30個ある)
    1888年: ロールフィルム式カメラ: ジョージ・イーストマン[239]
    1888年: シネマトグラフの原型(紙製フィルム): ルイ・ル・プラン
    1888年: 液晶: F・ライニッツァー
    1889年: ノースロップ織機: ジェームズ・ヘンリー・ノースロップ(ドレイパー社)
    ジアスターゼ: 高峰譲吉

1890年代

    1890年: 線ファスナー: ウィットコム・L・ジャドソン
    1891年: 接触分解: ウラジーミル・シューホフ
    1891年: 炭化ケイ素: エドワード・アチソン
    1891年: モンキーレンチ: ヨハン・ヨハンソン
    1891年: テスラコイル: ニコラ・テスラ
    1891年: キネトスコープ(覗き見式映画): トーマス・エジソン
    1892年: エスカレーター(斜行エレベーター): ジェシー・W・リノ[16]
    1892年: カラー写真: フレデリック・E・アイヴス
    1892年: 自動電話交換機: アルモン・ストロージャー
    1893年: キャブレター: ドナ・バンキ他
    1893年: 同調式無線通信: ニコラ・テスラ (The True Wireless)[240]
    1894年: 無線通信: ジャガディッシュ・チャンドラ・ボース(ベンガル地方)[241]
    1894年: 搾乳機: グスタフ・ド・ラバル
    1894年: メタンフェタミン: 長井長義[242]
    1894年: コヒーラ検波器: オリバー・ロッジ
    1895年: X線(発見): ヴィルヘルム・レントゲン
    1895年: ディーゼルエンジン: ルドルフ・ディーゼル
    1895年: 雷検知器、無線受信機: アレクサンドル・ポポフ
    1895年: 無線電信: グリエルモ・マルコーニ
    1895年: シネマトグラフ(映写式映画): リュミエール兄弟
    1896年: ヴァイタスコープ(映写式映画): トーマス・アーマット
    1897年: ブラウン管: フェルディナント・ブラウン
    1897年: アセチルサリチル酸(アスピリン): バイエルのフェリックス・ホフマン
    1898年: 遠隔制御: ニコラ・テスラ
    1898年: イグニッションコイル: ニコラ・テスラ
    1899年: セルモーター: クライド・J・コールマン
    1899年: 磁気針金録音機: ヴォルデマール・ポールセン




NewtonsTelescopeReplica
   ▲ニュートンの望遠鏡。