まづはNHKスペシャル十囘シリーズで、尖閣の長い歴史を放映する。また朝日新聞が、連日第一面左側欄で尖閣史料を連載する。それをまとめて岩波書店が刊行し、即刻英譯する。その勢ひのまま、最大の左派媒體ニューヨークタイムズが、これまた第一面の下段で連日尖閣史料を連載する。一史料につき一囘、計二百囘連續だ。それをまた左派大手マグロウヒル社から刊行する。左翼總動員だ。そこまで實現して、やっと日本は裁判に勝てる。
http://senkaku.blog.jp/2016032156961378.html
尖閣の歴史については、チャイナの一般人もかなり詳しく知ってます。何せ平成九年、私が香港にゐた時は劇しい保釣運動で、朝から晩まで尖閣古典史料を新聞テレビで大特輯の繰り返しでした。そりゃあ細部まで記憶してしまふでせう。勿論都合よく切り取られた細部ですが。
史料の是非以前に、そもそも史料を熟知する民衆と、全く無知の日本人とでは勝負になりません。日本人とチャイナ人とが先進國で對決すれば確實に負けます。 英語が下手とかそんな問題ではないのです。そもそも我が領土たる尖閣史の基礎知識で隣國に慘敗といふ現状。國際法の勝ち負け以前に日本人の最低限の自尊心の問題です。悠久の皇統を戴く日本人よ。負けていいのか。
尖閣史480年の基礎知識はlこちらリンク。
http://senkaku.blog.jp/archives/36437239.html
中味だけなら日本が完全勝利だ。しかし基礎知識すら持たうとする鬪志が無ければ完敗だ。暗記せよ。
以下伊井茂氏。
-----------------
【今すぐ政府とマスコミは尖閣の歴史戦に参加せよ】
尖閣をもっと新聞やテレビで取り上げねばならない。
対外発信の絶対量が足りない。中共の嘘八百が、延べで800どころか何万回も(現地メディアだけだとしても)新聞テレビで取り上げられるのに対して、日本の発信は極めて少ない。抗議の発信がちょろっとあるだけで、正当性の主張については日本以外の国に伝わっているのかすらも怪しい。しかも内容は国際法に基づく併入の正当性の説明が殆んどである。慰安婦や南京攻防戦のプロパガンダ戦を重要視しながら何も学んでいない。尖閣や竹島、北方領土も嘘八百のプロパガンダを操る敵陣営との歴史戦に勝たねば勝利できない。その事実に気付くべきだ。
特に尖閣は敵が歴史戦を仕掛けているのだ。なぜマスコミは黙っているのだ。何故政府は気付かない。慰安婦や南京と同じように追い詰められないと状況が分からないのだろうか。日本は正しいから負けないとでも思っているのだろうか。それこそ、慰安婦、南京の二の舞だ。
国際法上の正当性もさることながら、文化・歴史の上でも尖閣諸島は日本文化圏であった。この優位を何故宣伝しないのか。火の粉が降り注いでいないうちは宣伝する必要がなかったのは確かだが、いまや毎日のように敵は嘘八百を世界に向けて宣伝しているのだ。なぜ、危険が見えないのだろうか。南シナ海の現状は日本に関係がないとでもいうのだろうか。守る気がなければ守れるものも守れないではないか。
。
コメント
コメント一覧 (2)
http://senkaku.blog.jp/archives/13347226.html
この一覽表すら完成できてゐません。
http://senkaku.blog.jp/archives/36437239.html
グランデール訴訟も同様ですが、日本政府の及び腰が全ての根源になっています。
尖閣常駐に踏み出せないなら、せめて反論を、控えめにこっそり遣るのではなく、大々的に組織的に徹底的に言論戦で応戦すべきと思います。