日本のこころ 濱田和幸議員ブログ
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 2015年01月16日 08時56分52秒
なぜか政権与党がスルーした「尖閣諸島開拓の日」記念式典

「尖閣諸島開拓の日」を祝う式典に参加するため、沖縄県石垣市を訪ねました。
式典は今回で5回目を迎えましたが、小生にとっては3度目の石垣訪問。
珍しく大雨。
とはいえ、地元の特産サトウキビには欠かせない天の恵み。
尖閣諸島を開拓した古賀辰四郎氏を顕彰する記念碑前で開催された「条例制定を祝う宴」の時間になると、しばし雨脚が緩くなり、屋外の式典が滞りなく進行しました。

濱田議員尖閣碑
(古賀辰四郎氏開拓記念碑前にて)

この日のために尖閣諸島周辺で水揚げされたマグロが参列者に振舞われ、一同、海の恵みに改めて感謝し、先人の開拓者魂に思いを馳せた次第です。
実は、日本政府が尖閣諸島を領土に編入する閣議決定を行ったのが明治28年(1895年)1月14日のこと。
その日を記念しての石垣市主催の式典も、この野外「宴」の後、市民会館で盛大に開催されました。

石垣市尖閣3D
(石垣市が作成した尖閣諸島の3Dジオラマ)

小生、「次世代の党」を代表し、これら2つの催しで挨拶を。
尖閣の歴史は決して120年ではなく、明の使節船が琉球の役人の案内で尖閣諸島の釣魚嶼を通過した1534年に遡ることを強調しました。
要は、480年もの日本統治の歴史があるのです。
こうした歴史の真実を国際社会に情報発信すると同時に、海洋、海底資源を「海からの贈り物」として大切に守っていく姿勢を世界にアピールすることこそ日本外交の神髄である旨を訴えました。
残念ながら、政権与党の代表は誰も顔を出さず、祝電だけが読み上げられただけ。
これでは日本政府の本気度が疑われかねません。
次回は全ての政党が一堂に会し、世界に向けて説得力のあるメッセージを発する機会にしたいものです。