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八重山日報 平成二十八年一月十六日(土曜)

歐洲史料 尖閣獺祭録 連載第二囘 

 

島名「Tiao-yu-su」(釣魚嶼) 幕府統治の貫徹を示す

~~西暦千七百五十一年 ゴービル『支那名琉球諸島嶼誌』(フランス)

 

文中圖8 ジョンストン「China and Japan」西暦千八百九十三年 

ラムゼー地圖インターネット3287040番 davidrumsey.com 
チャイナ字音のTai-pin-san、Pa-tsung-sanが併記されてゐる。

圖08_Jonston1893_Miyako_Rumsey3287040

 連載第一囘で紹介した西暦千七百五十二年の地圖(ちづ)以後、歐洲(おうしう)の地圖・地誌で尖閣諸島は「Tiao-yu-su」(釣魚嶼、今の久場島)、「Hoa-pin-su」(花瓶嶼、和平嶼、今の魚釣島)、「Hoan-oey-su」(黄尾嶼、今の久場島)、「Tche-oey-su」(赤尾嶼、せきびしょ)と書かれる。本連載では重要なローマ字なのでご記憶頂きたい。チャイナ側ではこれが福建字音のローマ字であり、福建漁民が尖閣で操業してゐたことを示すと主張してゐる。だから喜んで落札し、大きく報ずる。さあ日本、大丈夫か。

 この疑問には七條に分けて答へたい。

1、釣魚嶼は日本の漢文名である。最古の釣魚嶼の記録には琉球人が水先案内したと書いてある。

2、ローマ字はチャイナ北方字音にもとづく。福建漁民の字音とするのは虚構である。

3、宣教師は日本の鎖國下の琉球から情報を得られず、結果チャイナ音のローマ字がひろまった。

4、チャイナ字音で世界にひろまったのは尖閣だけでなく琉球全土の諸地名である。

5、チャイナ字音は逆に琉球で日本の統治が貫徹してゐたことを示す。

6、琉球主要島嶼は後に和名が普及したが、尖閣は知名度が低いため和名が普及しなかった。

7、ジャパンもジパングも近世チャイナ字音であって、領有と無縁だ。

 以下に逐一詳説しよう………全文は新聞オンラインのバックナンバーでご覽下さい。

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八重山日報 平成二十八年一月十六日(土曜)

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