- 尖閣480年史 - いしゐのぞむブログ 480 years history of Senkakus

senkaku480 石井望。長崎純心大學准教授。笹川平和財團海洋政策研究所島嶼資料センター島嶼資料調査委員。日本安全保障戰略研究所研究員。内閣官房領土室委託尖閣資料調査事業特別研究員。 御聯絡は長崎純心大學(FAX 095-849-1894) もしくはJ-globalの上部の「この研究者にコンタクトする」  http://jglobal.jst.go.jp/detail.php?JGLOBAL_ID=200901032759673007 からお願ひします。 


「日本のエリート学生が「中国の論理」に染まっていたことへの危機感
行き過ぎた政治タブー化の副作用」
阿古 智子 東京大学大学院准教授 gendai  ismedia 
曰く、
「江戸時代に琉球が幕藩体制に巻き込まれていった経緯や、明治期の学校教育の普及の方法などを見れば、日本が近代国家を形成する中で沖縄を「同化」したと捉えることができるのだろう。」
「過去と現在、未来のさまざまな文化的要素が交錯する中で、アイデンティティは複雑に形成される」
「学生たちが打ち出した極端に単純化されたロジックは、複雑な現実を反映しておらず、」


 ちょっと、待って欲しい。琉球が日本に屬することは複雜なのか。複雜であるならば、琉球は日本でないとする主張にも一理ありとなるではないか。史實は、複雜ではない。「極端に單純」である。以下、要點のみ。

1、「幕藩體制に捲き込まれた」とは、甲、次第に江戸幕藩統治が滲透した意か、それとも乙、幕藩統治が侵掠であり、獨立琉球を無理に捲き込んだ意か。
 甲、次第に滲透したとするなら、それは戰國安土桃山までであって、江戸幕藩體制では慶長14年(西暦1609年)に早くも明確に薩摩の統治下に這入ったので、史實に合はない。しかも薩摩はすぐに檢地を實施し、やや後の禁教令も徹底してゐた。禁教令などの統治が緩やかになったのは、元禄期に全國統治が安定して以後である。琉球だけでなく、全國で緩やかになった。次第に捲き込んだのではない。
 乙、獨立に對する侵掠を指すならば基準は何か。1609年は大阪の陣よりも前であるから、日本の完全統一よりも以前である。戰國諸侯は全てほぼ獨立であり、琉球だけではない。琉球も完全な獨立ではなく、戰國時代から薩摩等がかなりの程度まで琉球の政權に影響力を行使してゐた。琉球だけが獨立だったといふ基準は成り立たない。侵掠されたとするならば諸侯すべて侵掠されたのは同じ。單純に否定される。
http://senkaku.blog.jp/2017030469722675.html

2、さまざまな文化的要素が交錯とは何を指すか。交錯する中に主となる文化が無かったのか。それは單純に誤認である。文化の中心は言語・人種であるが、琉球語は單純に日本語である。人種は繩文人種を主として、彌生人種もかなり含まれる。

3、主となる文化以外に、風俗等を舉げるならば、福建の風俗が含まれる。例へば琉球の墓制は福建とほぼ同じだが、中原とは全く異なる。つまり福建の風俗そのものが非チャイナ文化である。逆に日本の他地域こそ彌生以來、長江文明の風俗を多く含んでゐて、琉球よりも甚だしい。文章を舉げるならば、琉球よりも日本の他地域の方が漢文が盛行した。

4、地理概念。琉球では日本側が國頭(くにがみ)、南側が島尻であり、日本を「本土」「内地」とする概念は古來一貫してゐる。平安京を「上方」(かみがた)とする概念と單純に同じである。しかも琉球風水もチャイナを外としてゐる。

5、統治。薩摩は琉球を統治したが、チャイナは琉球を統治しなかった。百對ゼロ。封建時代であって、中央集權ではないから、薩摩の統治は緩やかであった。三百諸侯に於ける封建制の緩やかさは大差ない。幕藩制とは半獨立制である。だから薩摩長洲は幕末に歐米に對して國家的交戰權まで行使した。琉球だけではない。

6、一方、チャイナでは上述のやうに福建など東南文化はそもそもチャイナ文化ではなく、チャイナ殖民地である。まして現代でも少數民族として分類される民族(滿蒙囘藏など)は、チャイナと無縁の文化である。單純である。

7、華夷秩序なるものは存在しない。華夷形式はある。チャイナの華夷秩序は滿蒙囘藏など内陸側だけであり、海側には華夷形式だけしかない。兩者は全く異なる。單純である。複雜ではない。

實の處、上記の著者は本音では琉球は獨立だったと思ってゐるのだらう。それをごまかして複雜と言ってみただけだらう。


阿古智子gendai


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これは凄い。驚愕。
《ブラジル》世界で4冊目の日葡辞書発見=白井、田代両氏がリオで=1603年に長崎で出版
2018年10月10日    ブラジル日系新聞  
https://www.nikkeyshimbun.jp/2018/181010-71colonia.html
nippo_nikkey_20181010

リオで発見された日葡辞書(Acervo da Fundacao Biblioteca Nacional – Brasil ブラジル国国立図書館財団蔵本)

 「南米にはないと思われていたキリシタン版『日葡辞書』を9月17日、リオ国立図書館で発見しました」――5日、サンパウロ州立総合大学(USP)東洋学科の田代エリザ准教授と信州大学の白井純准教授が来社し、そう語った。「キリシタン版」とは1600年前後に長崎でイエズス会が発行した書籍の総称で、40点以上出されたと言われる。中でも日葡辞書(Vocabvulario da Lingoa de Iapam)は当時の日本語を知るうえで非常に貴重な第一級資料といわれ、世界で3冊しか現存しない。それが、今回4冊目がリオで発見された。

 「ちょっと見てください」と白井准教授のノートバソコンの画面を見ると、同辞書の写真があった。「Abaraya」(あばら家)という項目には「Casa Velha」(古い家)とポ語で説明されていた。1603年に長崎で印刷・出版された辞書の言葉は今でも通じる。このような単語が3万2千語も収録され、しかも日本語での用例付きなので、当時の言葉使いがローマ字で分かる。日本語研究には欠かせない文献だ。
 白井准教授は、国際交流基金の助成で1カ月半、USP大学院研究科にキリシタン資料に関する短期講義をするために客員教授として来伯中。その招聘手配をした田代准教授も日本言語学史研究者で、一緒に調査に行き今回の発見となった。リオ国立図書館には、ブラジル帝国時代の王室図書が多数所蔵されおり、キリシタン版がまぎれている可能性があった。
 現在までに日葡辞書の存在が確認されているのは、英国オックスフォード大学(ボードレイアン本)、ポルトガルのエボラ公立図書館(エボラ本)、フランス国立図書館(パリ本)のみ。今回のリオ本が4冊目となる。

日葡辭書白井_ブラジル日系新聞20181010

https://www.nikkeyshimbun.jp/wp-content/uploads/2018/10/shirai-tashiro-fuka.jpg
白井准教授と田代准教授

 白井准教授によれば、「10月1日に再調査したら、リオ本はパリ本と同じ種類の印刷本だと分かりました」という。辞書は初版出版後も誤字などの修正が重ねられるので、同じ本でも幾種類もの版が存在する。
 「どうやってリオに?」と質問すると、田代准教授は「ナポレオン軍に侵攻されたドン・ジョアン6世は、1807年に財産をもってリオに逃げてきました。その時に図書館の蔵書を丸ごともってきていたんです」という。大航海時代にはポルトガル王がイエズス会を庇護してアジアに送り出した経緯があり、キリシタン版が同王室図書館に収められていたようだ。
 さらに「その後、本人はポルトガルに戻りますが、図書は置いていった。そこにキリシタン版があるのではと、以前から予想していました。今回見つかったのはテレザ・クリスチナの蔵書の中でした。ドン・ジョアン6世の息子がドン・ペドロでブラジル独立を宣言、その子どもドン・ペドロ二世の妻がテレザ・クリスチナです」と説明した。
 白井准教授は、「これで、バイア(植民地時代の首都)はもちろん、南米の他の町にもキリシタン版が見つかる可能性が出てきました。これから、何度も南米に調査にくることになりそうです」と笑顔を浮かべ、その晩の便で帰国した。

□関連コラム□大耳小耳
 ウィキペディアによれば、『日葡辞書』がすごいのは、室町時代から安土桃山時代における古い日本語の発音と意味、その用例が分かることだ。そこから当時の生活風俗までが明らかになることから、「第一級の歴史的・文化的・言語学的資料」だと言われている。ちなみに「日本」の読みには[にほん](にふぉん)/[にっぽん]/[じっぽん]の3通りがあったとか。京都は「かみ」(上)、九州は「しも」(下)と呼ばれていた。あと「ろりろり」という言葉は「恐ろしくて落ち着かない様を表す語」だったとか。また、当時すでに「湯豆腐」という食品が食べられていたことも分かるという。次に湯豆腐を食べるとき、ちょっと味わい深くなる?


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尖閣を背に仲間均
上は尖閣を背にする仲間議員。  

下は仲間市議撮影の著名な一枚。新聞各紙に多用されてゐるが、ここでは解像度を落さずに載せよう。仲間議員ご本人より頂いた。
仲間撮影尖閣2




『今昔物語』中の臺灣について。近日中に八重山日報の談話連載に載ります。
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今昔物語には臺灣らしき島が二度出現する。
ともに人食ひ人種の島である。

第一は卷十一、第十二條
「智證大師、宋にわたり顯密の法を傳へて歸り來たる語」。
唐の後期、密教を日本に傳へた智證大師圓珍の事跡。
圓珍は仁壽三年(西暦八百五十三年)八月十三日、
唐商良暉の船で琉球國に到達し、人食ひ人種に出逢ふ。
しかし俄かに東南の風を得て、西北に向けて快速航行し、
翌日の正午には福州沿岸の連江縣に着いた。
この「琉球國」はどこか。
西北に向けて一日で福州に着くのだから、
この琉球は臺灣である。

第二は卷三十一、第十二條
「鎭西の人、度羅の島に至りし語」。
九州の或る老人が語った事。
西南方向の「度羅の島」は人食ひ人種の島であるとのこと。
とらのしま、とらしまTorasima、と讀むべきだが、
たくらのしまの可能性も否定できない。

人食ひの傳聞はチャイナ側でも往往存する。
沖繩から八重山までの歴史では殺人食肉といふ事は無かったが、
臺灣は近代まで人食ひ島として有名である。
臺灣の名譽のために言ひ添へれば、
臺灣島には東南アジアなど各地から到達した
樣々な人種が居住してをり、
隣村とも顔や言葉が全く異なるのが通常である。
そのため隣村との戰爭で勝ったことを誇るために
往往村門に髑髏を掲げてゐた。
丁度日本の戰國時代のやうな状態が
千年間二千年間と續いてゐたのである。
從って今昔物語の二條はともに臺灣と考へてほぼ間違ひない。

今昔物語に載るやうな話は、近代以前の人々にとっては
中々有名であった。漂流談の元祖である。
江戸時代の『通航一覽』卷一「琉球國部」一に曰く、
「宇治大納言が今昔物語に、仁壽三年宋の商人良暉が、
琉球に漂流の事を載せて、既に琉球と記したれば、
洪武以前今の文字を用ゐし事知るべし」
と。しかし今昔物語の成立は洪武年間(西暦十四世紀末)
よりも前だとは確定できないらしい。
まして卷十一の現存寫本中で
最善とされる實踐女子大學藏二十六册本は
洪武以後の傳寫に違ひない。
『通航一覽』が琉球史の劈頭に掲げるのだから
今昔物語の琉球の知名度は高かったのである。
『通航一覽』ではこれを沖繩と誤認した。
しかし西北に一日で福州に着く人食ひ島は沖繩ではない。

今昔物語の度羅島についても、
明治四年(西暦千八百七十一年)に
臺灣島南部に漂着したかの宮古船の船客が
生還後に語った記録では、
漂着地が今昔物語の度羅島だと思って懼れたといふ。
船客「島袋龜」氏の口述として、
藤崎濟之助氏記録に見えるらしい。
(藤崎濟之助『臺灣史と樺山大將』を檢したが見えず。要確認。)
沖繩人にとっては怖ろしい人食ひの度羅島を沖繩だと思ふ筈が無い。

南方新社『しまぬゆ』第一號の第四十二頁では、
今昔物語の琉球及び度羅島をともに沖繩とする。
そして平安貴族が沖繩を蔑視してゐたことを示すのだといふ。
殘念ながら沖繩ではなく臺灣であるからこの説は通じない。

ついでながら、鎌倉時代の『漂到琉球國記』の人食ひ人種も
沖繩ではなく臺灣である。どうもこのあたり、

琉球が日本と全く異なる文化だったといふ虚構説となって、
誤った琉球獨立論に利用され勝ちのやうだ。


なほ、沖繩を含む日本にも、姥捨てや葬式で屍肉を食らふ習俗があった。各地にあり、沖繩にもある。これらは戰って人を殺す食肉ではなく、葬俗であるから混同してはならない。
伊波普猷「南島古代の葬制」
    昔は死人があると、親類縁者が集って、其肉を食べた。後世になって、この風習を改めて、人肉の代りに豚肉を食ふやうになったが、今日でも近い親類のことを真肉親類(マツシシオヱカ)といひ、遠い親類のことを脂肪親類(ブトブトーオヱカ)といふのは、かういふところから来た。


田村浩「琉球共産村落の研究」
    死体食肉の風は同族親近を表徴し今尚宮古、国頭、糸満地方にありては原始食人の慣行口碑に遺れり。「婆を焼いて嗅もかぐことできぬ程縁遠き者よ」といへるあり。又糸満にありては葬式後豚を屠りて血族に其の骨を頒り、縁者は必ず戸外に出で、之を齧る慣行二三十年前迄事実として行はれり(仲地紀晃氏実験談)。国頭地方には今尚豚を屠り葬送の意を「婆(又はヂヂ)を食って来たか」と称せるあり」


田山花袋「琉球名勝地誌」
    「西表与那国二島の土民人肉を食ひし事」。 


池間栄三『与那国島の歴史』
親類に死人の出たことを老人に告げると「アンスカ・ムム・ファリンサカメ(それでは、股、食べられるね)と言われたものである。


佐喜真興英「南島説話」
昔下方(しもかた、島尻)では死人があると、山羊と一所に煮て食ったさうだ。然るに中世或る孝行者が生れ、親の死体を食べるのは如何にも情に於て忍びなかったので、牛を屠って、皆に此を提供し、「親の代りに此を食べて下さい」と云った。それ以来屍を食ふ代りに葬式に牛豚等を屠って、此を会葬者に御馳走する風俗が始まったとのことである。


崎原恒新「南島研究」8号
昔与那国島では老人を殺して食べる習俗があった。若者は、「次は誰を殺して食べようか」などと話し合った。親思いの若者がいて、島にもちあがった難題を親に解かせ、以来、村人は老人の大切さを知り、それ以後は豚肉をもって代用するようになった。
   

「東京人類学会雑誌」第5巻第52号(明治23年7月)所載、田代安定「沖縄県八重山列島見聞余録」
昔し我か島では諸人の風儀太た自儘にして誰ても人が死ぬと頭でも手でも背脊でも脚でも何処の差別なく皆々寄り集りて割き取り喰ひ致し居し。


池間栄三「与那国の歴史」 (1972年) P38 
与那国の葬儀に獣肉料理を喰べる風習は、上代に死人の肉を食べていた風習の名残だといわれている。



琉球新報
明治42(1909)年5月6日。臺灣遭難者「島袋龜」記事。
「臺灣避難者追懷談」明治42(1909)年5月7日第一面、第6・7段。
「臺灣避難者追懷談」明治42(1909)年5月11日第2面第4・第5・第6段。



以下は關聯リンク。
今昔物語の智證大師、現代語譯。
http://blog.goo.ne.jp/miyabikohboh/e/9953641dd44fc3fe391eac25a1899075

今昔物語の度羅島。
https://ameblo.jp/yk1952yk/entry-11191707551.html

『通航一覽』卷一「琉球國部」一。
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/personal/tsuruta/sei0010.htm

藤崎濟之助『臺灣史と樺山大將』昭和二年。遠隔送信電子版複製濟。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1920976

藤崎濟之助記録、島袋龜口述。

http://blog.xuite.net/cgs0648/twblog1/123858234

宮内廳書陵部藏『漂到琉球國記』遠隔送信電子版。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9888014



「宮古島台湾遭難事件-生還者の子孫が今に伝えるもの」
里井洋一  2011-2-11
沖縄県歴史教育者協議会
歴史と実践 no.30 p.39-47 
http://hdl.handle.net/20.500.12000/18867


大濱郁子「牡丹社事件はなぜ起こったのか」、第三屆『臺日原住民族研究論壇』發表論文。
https://web.alcd.tw/news/index.php?id=332
https://www.ptt.cc/bbs/NCCU10_Ethno/M.1282237631.A.7E1.html
https://140.119.115.26/bitstream/140.119/79776/1/36.pdf


加害の元凶は牡丹社蕃に非ず--「牡丹社事件」からみる沖縄と台湾
        大浜 郁子        二十世紀研究 (7), 79-102, 2006
        二十世紀研究編集委員会
https://ci.nii.ac.jp/naid/40015349273


「牡丹社事件」再考--なぜパイワン族は琉球島民を殺害したのか
        大浜 郁子        台湾原住民研究 (11), 203-223, 2007        風響社
https://ci.nii.ac.jp/naid/40015478434


「樺山資紀蘇澳行」    作者:藤崎濟之助原著; 林呈蓉譯註
玉山社  2004/08/01
林呈蓉以藤崎濟之助之《臺灣史と樺山大將》為底本,譯註成《樺山資紀蘇澳行》(玉山社,2004)
https://24h.pchome.com.tw/books/prod/DJAP0R-A52465516


照屋宏『牡丹社遭難民墓碑改修報告書』(1928年3月)

(平良市史第三册資料前近代に重録。複製濟)  
https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA57257962


「宮古島民台湾遭難事件」宮國文雄著
那覇出版社, 1998
https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA36408232


人喰いの民俗学 歴史民俗学資料叢書2 編著:礫川全次 批評社
https://hanmyouken.net/?pid=107378225


与論島クオリア
喜山荘一 《与論だけの“あの感じ”を言葉にする》《与論・奄美・沖縄(琉球弧)の“同じ”を発見する》
2014/08/27
琉球弧の骨噛み
http://manyu.cocolog-nifty.com/yunnu/2014/08/post-2216.html



漂到琉球國記_琉球大學

  ▲『漂到琉球國記』。琉球大學圖書館展示史料、原本は宮内廳。


Vice President Mike Pence's China Speech at Hudson Institute

Pence accused China of "meddling in America's democracy," in a wide-ranging speech. He also slammed China's militarization of contested areas in the South and East China Sea, its practice of "debt diplomacy" in developing countries, and efforts to convince other nations to sever ties with Taiwan.

Chinese title


original 



electric text


Chinese traditional




Chinese symplifised

Japanese


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(中央社華盛頓4日綜合外電報導)美國副總統彭斯(Mike Pence)今天在保守派智庫哈德遜研究所(Hudson Institute)發表演說,批評中國從安全到貿易等各領域都展現侵略態勢。以下為彭斯演說的全文翻譯。


謝謝你的介紹,肯恩(哈德遜研究所總裁兼執行長Kenneth R. Weinstein)。各位董事會成員、白邦瑞博士(Dr. Michael Pillsbury)、我們傑出的嘉賓以及在這裡衷心追求「以各種非傳統方式思考未來」的在座各位。能再次來到哈德遜研究所是我的榮幸。

超過半個世紀以來,哈德遜研究所致力於「促進全球安全、繁榮與自由」。儘管哈德遜的所在地點曾經變動,但有一點不曾改變:你們總是推動著一個重要事實,也就是美國的領導能力照亮眼前道路。

今天,談到領導能力,請容許我在演講一開頭,代表一位在國內外發揮強大領導力的美國卓越領導人-第45屆美國總統唐納.川普,向各位表達問候之意。(掌聲)

從川普總統上任初期,就把我們對中國以及與中國國家主席習近平的關係列為首要議題。去年4月6日,川普總統在海湖俱樂部(Mar-a-Lago)歡迎習近平主席到訪。去年11月8日,川普總統出訪北京,習近平主席熱情迎接。

過去兩年裡,我們的總統與中華人民共和國主席建立了堅實的私人關係,在攸關兩國共同利益的議題上密切合作,最重要的就是促進朝鮮半島非核化。

但我今天來到這裡,是因為美國人民有權利知道,在我說話當下的此刻,北京正運用一種傾整個政府之力的手段,除使用政治、經濟、軍事工具,還包括政治宣傳,目的是對美國遂行影響力以獲取自身利益。

中國比起以往更積極主動地使用這種力量,影響並干預美國的國內政策與政治。

在川普總統領導之下,美國基於那些在殿堂中倡議已久的原則和政策,開始對於中國的行徑展開具有關鍵意義的反擊。

川普總統去年12月發表國家安全戰略,形容一個「強權競賽」新時代的到來。就如我們所寫的,一些國家開始「重繪他們在區域和全球的影響力」,他們並且正在「挑戰美國的地緣政治優勢,試圖改變國際秩序,以符合自身利益」。

在這項戰略中,川普總統明確表達,美國已對中國採取新的政策。我們尋求的這段美中關係,是基於公平、對等與尊重主權等原則,而且我們已採取迅速有力的行動來達成這個目標。

川普總統去年訪問中國時,他有一段話是這麼說的「我們藉此機會,得以加強兩國關係,並改善兩國公民的生活」。我們的未來願景就是建立在過去這段最佳時期之上,當時兩國以公開和友善的態度互相來往。

美國獨立戰爭之後,正當我們這個年輕的國家尋求新的出口市場之際,中國對帶著滿載人參和皮毛的美國商人打開了大門。

當中國歷經屈辱與剝削的「百年國恥」之際,美國拒絕加入列強,主張「門戶開放」政策,如此一來我們能與中國自由貿易,保有他們的國家主權。

當美國傳教士來到中國沿岸傳福音,體驗古老而充滿活力的民間豐富文化,深受感動。他們不僅傳布信仰,同時開創了中國幾所最早、最頂尖的大學。

隨著第二次世界大戰到來,我們身為盟友,為打擊帝國主義而並肩作戰。二戰之後,美國力保中國成為聯合國的常任理事國,成為戰後世界的一股重要影響力。

但是,中國共產黨1949年掌權後不久,開始遂行威權擴張主義。難以想像的是,5年之前我們還並肩作戰,5年之後我們卻在朝鮮半島山區和峽谷中交火。我的父親也在自由前線上見證這場戰役。

然而,就算是殘酷的韓戰都沒能打消兩國恢復人民長期交流的共同願望。中國與美國1972年停止疏遠,不久之後,我們重新建立外交關係並開始經濟往來,美國各所大學培育出新一代中國工程師、商業領袖、學者和官員。

彭斯:中國的改革開放已是空洞口號

蘇聯垮台之後,我們認為中國勢必成為一個自由國家。21世紀前夕帶著這份樂觀,美國在經濟上向中國敞開大門,帶著中國進入世界貿易組織。

前任政府之所以這麼決定,是希望自由之風蔓延到中國的各個角落。除了經濟之外,更是在政治領域,希望中國能夠對完整的人權概念重拾尊重,包括傳統的自由主義原則、私人財產、個人自由和宗教自由等。但我們的希望均告落空。

自由依然是中國人民遙不可及的一場夢。北京儘管口頭上仍然高唱「改革開放」,但鄧小平這個著名政策已經益發空洞。

過去17年來,中國國內生產總值(GDP)成長9倍,搖身一變成為世界第二大經濟體。這很大程度上源於美國對中國的投資。中國共產黨還使用一系列不符合自由與公平貿易原則的政策,包括關稅、配額、貨幣操控、強制技術轉移、竊取智慧財產以及產業補貼。這些政策在傷害競爭對手的情況下,用來建立中國製造業的基礎,其中犧牲最大的就是美國。

中國種種行徑,使美國產生貿易逆差,去年來到3750億美元,幾乎占了我們全球貿易赤字的一半。就像川普總統本週所說,過去25年來「我們重建了中國」。

現在,藉由「中國製造2025」計畫,中國共產黨試圖控制全世界90%最先進產業,包括機器人、生物科技和人工智慧。為了贏得21世紀的經濟主導權,北京指示政府機構與企業界使用一切必要手段獲取美國的智慧財產權。而智慧財產權正是我們在經濟上取得領導地位的基礎。

北京現在要求許多美國公司交出商業機密,當作是在中國做生意的代價。北京並協調、支持併購美國公司,以獲取他們的創作所有權。最糟糕的是,中國的安全機構在幕後主使,大規模竊取美國科技,包括最尖端的軍事藍圖。藉著這些偷來的技術,中共正大規模地「化玉帛為干戈」。

中國目前軍事開支是亞洲其他國家的總和,北京置於首要地位的目標就是在陸海空甚至外太空削弱美軍的軍事優勢。中國希望將美國趕出西太平洋地區,並試圖阻止我們援助盟友。但是他們將會失敗。

北京行使權勢的方式也前所未見。中國船隻經常在日本掌控的釣魚台列嶼附近巡邏。儘管中國領導人2015年在白宮玫瑰園說過,中國「無意將南海軍事化」,時至今日,北京在人工島上的軍事基地,部署了先進的反艦和防空導彈。

中國本週侵犯行為表露無疑,一艘中國軍艦逼近在南海自由航行的美國狄卡特號(USS Decatur)軍艦,相距不到45碼,迫使我方軍艦迅速轉向以避免碰撞。儘管受到這樣霸道的騷擾,美國海軍將在國際法允許範圍內、國家利益要求下,繼續飛行、航行和作戰。我們不會受到恫嚇,我們不會退卻。(掌聲)

美國曾經希望經濟自由化讓中國與我們和世界建立起更好的夥伴關系,但與此相反,中國選擇了經濟侵略,而這又讓日益壯盛的中國軍隊有恃無恐。

彭斯:中國建立前所未見的監控國家

北京也未如我們希望那樣讓自己的人民邁向更大的自由。曾有一度,北京慢慢地走向更大的自由以及對人權的更大尊重。然而近年來,中國朝著控制和壓迫本國人民的方向急轉彎。

如今,中國建立起前所未見的監控國家,範圍越來越廣,越來越具侵入性,而且往往是在美國技術助一臂之力下。他們所說的「中國網路長城」也築得越來越高,嚴重限制著中國人民的資訊自由流通。

到2020年,中國的統治者試圖落實歐威爾式的體系,也就是所謂的「社會信用系統」,建立在幾乎控制人們生活各個層面的制度上。套一句這個計畫藍圖的官方說法,這個系統「讓守信者暢行天下,讓失信者寸步難行」。

在宗教自由問題上,中國的基督徒、佛教徒和穆斯林正在經歷新一波迫害潮的衝擊。

上個月,北京關閉了中國最大的地下教會之一。在全國各地,當局拆毀十字架、焚燒聖經、監禁信徒。北京如今還與教廷達成協議,讓公開宣稱不信神的共產黨在任命天主教主教方面發揮直接作用。對中國的基督徒來說,這些是絕望的時刻。

北京也在打壓佛教。過去十年來,超過150名藏僧為了抗議中國壓制他們的信仰和文化而自焚。在新疆,共產黨在政府拘留營內監禁了多達100萬維吾爾穆斯林。他們在那裡接受晝夜不停的洗腦。拘留營的倖存者描述他們的經歷說,這是北京蓄意要扼殺維吾爾文化並消滅穆斯林信仰。

彭斯:台灣民主為華人展示一條更好的路

歷史已經證明,那些壓迫本國人民的國家很少就此住手。北京還試圖將勢力擴展到全世界各地。正如哈德遜研究所(Hudson Institute)的白邦瑞博士(Dr.Michael Philsbury)所寫「中國反對美國政府的行動和目標。實際上,中國正在與美國的盟友和敵人建立自己的關係,與北京的任何和平或正面的意圖背道而馳」。

事實上,中國用所謂的「債務外交」擴大自身影響力。今天,中國為亞洲、非洲、歐洲甚至拉丁美洲的政府提供數千億美元的基礎建設貸款。但這些貸款的條款就算從好的方面來看,也是不透明,而且帶來的利益一面倒地流向北京。

去問問斯里蘭卡,他們借了巨額債務讓中國國企建造商業價值存疑的港口。兩年前斯里蘭卡無法償還貸款,於是北京強迫斯里蘭卡將新建的港口交到中國手裡。這個港口可能很快就要成為中國日益壯大海軍的前沿基地。

在我們的西半球,北京向委內瑞拉腐敗無能的馬杜洛(Nicolas Maduro)政權提供了一條生路,承諾提供50億美元、可以用石油償還的貸款。中國還是委國最大的單一債權人,讓委內瑞拉人民背上了超過500億美元債務。北京還直接支持承諾配合中國戰略目標的政黨和候選人,左右一些國家的政治。

自去年以來,中共已說服3個拉丁美洲國家與台灣斷交,轉而承認北京。這些行動威脅到台灣海峽的穩定,美利堅合眾國對此予以譴責。儘管我們政府將持續遵守3個聯合公報和「台灣關係法」所反映的一個中國政策,美國始終相信,台灣對民主的擁抱為所有華人展示了一條更好的道路。(掌聲)

這只是中國試圖在世界各地推動戰略利益的幾種方式而已,強度與細膩度都在提升。然而,前幾屆政府忽視了中國的行動,在很多情況下,他們反而為虎作倀,不過這樣的日子結束了。

在川普總統的領導下,美利堅合眾國一直在重振美國實力來捍衛我們的利益。

我們正在使世界歷史上最強大的軍隊更為強大。今年稍早,川普總統簽署法律,讓我們的國防經費有了雷根總統時代以來最大的增長,撥款7160億美元,以加強美軍在各領域的實力。

我們正在現代化我們的核武軍火庫。我們正在部署和開發新的先進戰機和轟炸機。我們正在建造新一代航空母艦和作戰艦艇。我們對武裝部隊的投資前所未有。這包括啟動建立美國太空部隊的進程,以確保我們在太空的主宰地位能持續下去。我們已經採取行動,授權加強在網路世界的能力,打造針對我們對手的嚇阻力量。

在川普總統指示下,我們也針對價值2500億美元的中國產品加徵關稅,最高額的關稅特別瞄準了北京試圖取得和掌控的先進產業。總統也明確表示,除非能和中國達成公平與對等的協議,我們還將課徵更多的關稅,甚至可能大幅提高一倍以上。

這些以美國實力展開的行動,帶來重大的衝擊。中國的最大股市今年前9個月跌幅達25%,大部分原因是本屆政府對北京的貿易行徑採取了堅定的立場。

正如川普總統所明示,我們不希望中國的市場遭殃。事實上,我們希望他們的市場繁榮。但是,美國希望北京尋求自由、公平和對等的貿易政策。我們將繼續堅持要求他們這樣做。(掌聲)

彭斯:北京干預美國民主運作

可悲的是,中國的統治者到目前為止拒絕走那條道路。美國人民理應知道:為回應川普總統的強硬立場,北京正在推動一場全面協調性行動,以破壞總統、我們的議程和我們國家最珍貴理想的支撐。

今天我想告訴你們,我們瞭解到中國在美國國內所採取的行動,有些是我們從情報評估中蒐集而來,有些是可以公開取得,一切都是事實。

如同我所說過的,就在我們此時說話之際,北京正在傾國家之力來推進影響力並謀取利益。北京正在以更為主動和脅迫性的方式動用這種力量,干預美國的國內政策和政治。

今天,中國共產黨政府正在獎賞或脅迫美國的工商企業、電影製片廠、大學、智庫、學者、記者、地方、各州和聯邦政府官員。

最惡劣的是,中國發起了前所未有的行動,以影響美國公眾輿論、2018年選舉和2020年總統選舉前的環境。坦率地說,川普總統的領導正在奏效,但中國希望美國有個不同的總統。

毋庸置疑,中國正在干預美國的民主運作。就像川普總統上週所說,我們「發現中國試圖干預我們即將到來的(期中)選舉」。

我們的情報圈指出,「中國正鎖定美國的州和地方政府與官員,並利用聯邦政府和地方政府在政策上的分歧。中國正在利用一些可能引起意見分裂的議題,如貿易關稅問題,以推動北京的政治影響力」。

今年6月,北京發出了一份名為宣傳管理通知的敏感文件,當中提出了它的戰略。這項通知的原文說,中國必須精準出擊,分化美國國內不同的群體。

為達此一目的,北京派遣秘密行動人員、幌子組織和宣傳機構來改變美國人對中國政策的看法。我們情報界一位資深職業官員最近告訴我,跟中國正在美國各地所做的事情相比,俄羅斯正在做的事情是小巫見大巫。

一些中國高級官員還試圖把美國一些工商界領袖盼維繫在中國的公司營運願望,作為籌碼來影響他們,要他們譴責我們的貿易作法。最近的一個例子是,他們威脅美國一家大公司說,如果他們拒絕公開發聲反對美國政府的政策,就不批准他們在中國的營業執照。

就影響期中選舉而言,諸位只需要看一看北京針對我們的關稅政策提出的反制關稅就可以了。北京特意鎖定那些可能在2018年選舉中發揮重大作用的行業和州。一種推測是,被中國盯上的郡,超過80%曾在2016年投票支持川普總統;如今,中國希望讓那些選民轉向反對我們的行政當局。

中國還直接訴求美國選民。上個星期,中國政府出資在「狄蒙紀錄報」(Des Moines Register)登了好幾頁的插頁廣告。那份報紙是美國駐中國大使的家鄉愛阿華州主要報紙,也是2018年期中選舉的一個關鍵州。那些廣告的版面設計看上去像是新聞報導,把我們的貿易政策說成是魯莽的、對愛阿華州民眾是有害的。

所幸,美國人不吃這一套。例如,美國農民跟總統站在一起,而且也持續看到他所採取的堅定立場有了實際成果,包括本週達成美國-墨西哥-加拿大協定(USMCA),我們為美國產品大大打開北美市場。USMCA對美國農民和美國製造業者來說是重大勝利。(掌聲)

然而,中國的行動並不僅僅聚焦在影響我們的政策和政治。北京還在採取步驟,利用自身經濟槓桿和巨大市場的誘惑力,對美國商界施加影響力。

北京如今要求在中國經營的美國合資企業在公司內部建立他們所謂的「黨組織」,讓中共在聘僱和投資決策上擁有發言權甚至否決權。

中國當局還對將台灣描述為獨特地理實體或偏離中國西藏政策的美國公司發出威脅。北京因為達美航空公司沒在網站上標示台灣為「中國的一省」,而迫使達美航空公開道歉。北京還逼萬豪(Marriott)開除一名只是對一條有關西藏推文按讚的美國雇員。

北京經常要求好萊塢以非常正面的觀點描繪中國。片廠和製片人沒照做就會受到懲罰。只要電影中批評到中國,哪怕只有小小批評,北京的審查人員都會迅速剪輯或取締。電影「末日之戰」(World War Z)必須刪掉劇本中提到的一種病毒,因為這種病毒源自中國。電影「紅潮入侵」(Red Dawn)利用數位技術剪接,把反派人物變成北韓人,而不是中國人。

但是,除了商界和娛樂圈之外,中共還在美國、坦白說是世界各地的宣傳管道砸了數以十億計美元。

中國國際廣播電台如今在美國30多個電台播放對北京友好的節目,很多電台位於美國大城市。中國環球電視網觸及7500多萬美國人,而且電視網直接從中共主子那裡接受行動命令。中國最高領導人視察這家電視網總部時說了這樣的話:「黨和政府主辦的媒體是宣傳陣地,必須姓黨。」

出於這些原因和現況,司法部在上個月下令這家電視網登記為外國代理人。

中共還威脅和拘留那些查探太深入的美國記者的中國家人。中共還封鎖美國媒體機構的網站,並讓我們的記者更難取得簽證。這發生在「紐約時報」刊登了有關中國一些領袖財富狀況的調查報導之後。

但媒體不是中共試圖營造審查文化的唯一領域。學術界也是這樣。

只需看看中國學生學者聯合會就夠了。這個組織在美國各地校園有150多個分會。43萬多名中國人在美國留學,而這些分會協助其中一些人安排社交活動,當中國學生和美國學校偏離中共路線時,他們還會向中國領事館和大使館報告。

在馬里蘭大學,一名中國學生最近在畢業典禮上談到她所謂的「言論自由的清新空氣」。中共官方報紙立刻斥責了她,她在中國嚴格控制的社群媒體上成了遭圍剿的受害者,她的家人也在國內被騷擾。而對馬里蘭大學本身而言,它與中國的交流項目,本是全國數一數二廣泛,突然間從源源不絕變成涓涓細流。

中國還透過其他方式施加學術壓力。北京慷慨地向大學、智庫和學者提供資金,彼此的理解是他們會迴避中共認為危險或冒犯的觀點。中國專家尤其知道,如果他們的研究與北京的口徑相牴觸,他們的簽證將被延遲或拒絕。

連避開中國資助的學者和組織也會被中國鎖定,哈德遜研究所就有親身體會。在你們提出要為一位北京不喜歡的演講者主辦講座後,你們的網站遭到源自上海的重大網路攻擊。哈德遜研究所比多數人都瞭解,中共現今試圖破壞美國的學術自由和言論自由。

這些以及其他行動加在一起,構成了一股不斷加強的力道,目的是要讓美國輿論和公共政策,偏離川普總統堅持「美國優先」的領導。

彭斯:川普不會退縮 持續維護美國利益

但我們向中國領導層發出的訊息是:這位總統不會退縮。(掌聲)美國人民不會動搖。我們將持續堅定地捍衛我們的安全和我們的經濟,儘管我們也希望改善與北京的關係。

我們政府將繼續採取果斷行動,保護美國的利益、美國的就業及美國的安全。

在我們重建軍隊的同時,我們將持續維護美國在印太區域的利益。

在我們回應中國的貿易行為之際,我們將持續要求與中國建立自由、公平和互惠的經濟關係。我們將要求北京打破貿易壁壘,履行義務,全面開放經濟,就像我們開放我們的經濟一樣。

我們將繼續對北京採取行動,直到竊取美國智慧財產權的行為永遠消失。我們也將繼續堅定立場,直到北京停止強制技術轉讓的掠奪性作法。我們將保護美國企業的私有財產利益。(掌聲)

為了推動我們自由開放的印度洋-太平洋區域願景,我們正和整個區域中與我們有著共同價值觀的國家建立更強的新連結,從印度到薩摩亞皆是。我們的關係將源於夥伴關係的尊重,而非統治。

我們正在雙邊基礎上達成新的貿易協議,就像上週川普總統與南韓簽署了一項更新版的貿易協議一樣。我們不久也將開始與日本進行歷史性的雙邊自由貿易談判。(掌聲)

我也很高興地報告,我們正在精簡國際發展和金融計畫。我們將提供外國一個公正、透明的選擇,以取代中國的債務陷阱外交。事實上,本週川普總統將把「善用投資導引開發法」(BUILD Act)簽署成為法律。

下個月,我將有幸代表美國在新加坡和巴布亞紐幾內亞,參加東協峰會和亞太經濟合作會議(APEC)。屆時我們將公布新的措施和計畫,以支持一個自由開放的印太區。我將代表總統傳達訊息:美國對印太區的承諾從未如此堅定。(掌聲)

在國內,為了保護我們的利益,我們最近強化了美國外來投資審查委員會(CFIUS),加強我方對中國在美投資的審查,以保護我們的國家安全不受北京掠奪性行為影響。

而談到北京對美國政治和政策的惡意影響和干涉,我們將持續揭露它,無論對方採取何種形式。我們將與社會各階層領導人合作,捍衛我們的國家利益和最珍視的理想。美國人民將扮演決定性角色,而事實上,他們已經發揮作用了。

我們此時齊聚一堂,一種新的共識正在全美興起。越來越多商界領袖的思考範疇不只在下個季度的表現,而且若進入中國市場意味著要交出智慧財產權或協助北京的壓迫行為,他們將會三思而後行,但這需更多人跟進。例如,谷歌(Google)應立即終止研發「蜻蜓」(Dragonfly)應用程式,這款App將加強中共的審查,並損害中國顧客的隱私。(掌聲)

我們也很高興看到更多的記者報導真相,無所畏懼或偏袒,深入探究中國在何處干預我們社會以及背後原因。我們希望美國和全球新聞機構將持續加入行列一同努力。

越來越多的學者也在大聲疾呼,捍衛學術自由,越來越多的大學和智庫也在鼓足勇氣,拒絕北京的橫財,並了解到每一分錢都有相應的要求。我們相信他們的陣容將不斷壯大。

在全國各地,美國人民的警覺越來越高,而且開始欣賞我們政府的行動,以及川普總統重啟美中經濟和戰略關系的領導能力。美國人力挺這樣一個把美國放在第一位的總統。

在川普總統的領導下,我可以向大家保證,美國將堅持到底。中國應該知道,美國人民及兩黨民選官員都很堅定。

正如我們的國家安全戰略所言:我們應該記住,「競爭並不總意味敵對」,而且也不必如此。川普總統已明確表示,我們希望與北京建立建設性關係,共同促進我們的繁榮與安全,而不是分道揚鑣。儘管北京一直在進一步偏離這個願景,中國領導層仍可以改變路線,回歸幾十年前這段關係開始時的改革開放精神。美國人民要的不多;而中國人民應得的也不該僅有如此。

偉大的中國作家魯迅經常感嘆他的國家,曾寫道「對於異族歷來只有兩樣稱呼,一樣是禽獸,一樣是聖上」,但從沒有說「他也同我們一樣的」。今日,美國向中國伸出了我們的手。我們希望,北京很快會以行動而不是言詞作為回應,重新尊重美國。但請放心:在我們與中國的關係建立在公平、對等和尊重我們主權的基礎上之前,我們不會手下留情。(掌聲)

中國有句古語說:「人見目前,天見久遠。」在我們前進的道路上,讓我們以決心和信念尋求和平與繁榮的未來。相信川普總統的領導力和遠見,以及他與中國國家主席建立起的關係。相信美國人民和中國人民之間的持久友誼。相信上天能看到未來,在上帝的恩典下,美國和中國將共同迎接未來。

謝謝。上帝保佑大家。上帝保佑美利堅合眾國。(掌聲)(譯者:林宏翰、劉淑琴、盧映孜/核稿:陳亦偉)1071005


評論,喩為七大恨告天:

https://www.youtube.com/watch?v=4_3-p00MEU8




評論 

https://www.youtube.com/watch?v=J-GHt_PX3KI


https://www.youtube.com/watch?v=clbZ9aaCskM


同聲傳譯:

https://www.youtube.com/watch?v=i8DtP3PB-gc




http://www.soundofhope.org/b5/2018/10/04/n2237166.html

彭斯副總統關於美國政府對華政策的講話

哈德遜研究所  華盛頓 DC   2018年10月4日

謝謝你的熱情介紹,肯。 董事會成員們,邁克爾·皮爾斯伯里博士,我們尊貴的客人,以及在座所有那些真正履行你們“以非傳統的方式思考未來的”使命的各位,對我來說,能回到哈德遜研究所是我的榮幸。

半個多世紀以來,哈德遜研究所一直致力于“促進全球安全,繁榮和自由。”雖然多年來哈德遜的這個地方發生了變化,唯一不變的是:你們一如既往的指出這個至關重要的事實,即美國的領導力照亮世人前行的路。

今天,在談到領袖能力時,請允許我首先轉達一位極力倡導美國在國內外的領導作用的領導人的問候 – 我帶來了美利堅合眾國第45任總統唐納德·川普總統的問候。(掌聲)

從本屆政府成立之初,川普總統就把我們與中國和習主席的關係放在首位。 去年4月6日,川普總統歡迎習主席訪問海湖莊園(Mar-a-Lago)。 去年11月8日,川普總統前往北京,中國領導人熱情地接待了他。

在過去兩年中,我們的總統與中華人民共和國主席建立了牢固的個人關係,他們在共同關心的問題上密切合作,最重要的是朝鮮半島無核化的問題。

但是,我今天來到你面前,是因為美國人民應該知道,此時此刻,北京採用整體政府的方式,利用政治,經濟和軍事工具以及宣傳來推進其在美國的影響力和及其在美國的利益。

中國也比以往更積極地運用這種權力,施加影響,干涉美國的國內政策和政治。

在川普總統的領導下,美國採取果斷行動,以美國的行動回應中國,運用像你們一樣的機構所長期倡導的原則和政策。

在川普總統去年12月發布的國家安全戰略中,他描述了一個“大國競爭”的新時代。正如我們寫道,有些國家已經開始“重申他們在各區域和全球範圍影響力”,他們正在與我們“爭辯” 美國的地緣政治優勢,並試圖[實質上]改變國際秩序以謀取利益。”

在這一戰略中,川普總統明確表示美利堅合眾國對中國採取了新的做法。我們尋求以公平、對等和尊重主權為基礎的關係,我們採取了強有力的迅速行動來實現這一目標。

正如總統去年對中國的訪問所言,用他的話說,“我們有機會加強兩國之間的關係,改善我們公民的生活。”我們對未來的願景建立在我們曾經有過的最融洽的交往,那時美國和中國都本着開放和友誼的精神相互接觸。

當我們這個年輕的國家在革命戰爭之後尋找出口的新市場時,中國人民歡迎給他們帶去花旗參和皮草的美國商人。

當中國在所謂的“世紀恥辱”中遭受侮辱和剝削時,美國拒絕加入其中,並倡導“門戶開放”政策,以便我們能夠更自由地與中國進行貿易,並維護他們的主權。

當美國傳教士把福音帶到中國的海岸時,他們被古老而充滿活力的人民的豐富文化所感動。他們不僅傳播了他們的信仰,而且那些傳教士也建立了中國最早的、最好的大學。

第二次世界大戰爆發時,我們作為盟友站在一起反對帝國主義。在那場戰爭的後果中,美國確保中國成為聯合國的特許成員,並成為戰後世界的偉大塑造者。

但1949年中國共產黨掌權後不久,中共就開始追求專制的擴張主義。值得注意的是,在我們兩國共同戰鬥五年之後,我們在朝鮮半島的山脈和山谷中交戰。我父親在這爭取自由的前沿陣地目睹了這場戰爭。

但是,即使是殘酷的朝鮮戰爭,也沒有削弱我們要恢復兩國人民長久以來建立的關係的共同願望。中國與美國的隔閡於1972年結束,不久之後,我們重新建立外交關係,開始相互開放經濟,美國大學開始培養新一代的中國工程師、商界領袖、學者和官員。

蘇聯解體後,我們認為自由中國是不可避免的。懷着令人興奮的21世紀之交的樂觀情緒,美國向北京打開了經濟大門,並將中國帶入世界貿易組織。

以前的政府做出了這樣的選擇,是希望中國的自由能夠以各種形式展開 – 不僅在經濟上,而且在政治上,並且尊重對傳統的自由主義原則、私有財產、個人自由、宗教自由– 一整套的人權。 但是,這個希望沒有實現。

自由的夢想對中國人來說仍然遙不可及。 雖然北京仍然口頭上說“改革開放”,但鄧小平的著名的政策現在卻是空洞的。

在過去17年中,中國的國內生產總值增長了9倍; 它已成為世界第二大經濟體。這種成功大部分是由美國在中國的投資所推動的。 而中國共產黨也使用了一系列與自由和公平貿易不相容的政策,包括關稅、配額、貨幣操縱、強制技術轉讓、知識產權盜竊以及像糖果一樣向外國投資發放的工業補貼。這些政策建立了北京的製造業基地,並以犧牲競爭對手的利益為代價 – 特別是美利堅合眾國的利益。

中國的行動導致美國的貿易逆差,去年達到3750億美元 – 幾乎是我們全球貿易逆差的一半。 正如川普總統本周所說的那樣,用他的話說,“我們在過去的25年中重建了中國”。

現在,通過“中國製造2025”計劃,共產黨的目標是控制世界上90%的最先進的產業,包括機器人技術,生物技術和人工智能。為了贏得21世紀經濟的制高點,北京已經指示其官僚和企業不擇手段獲得美國知識產權 – 我們經濟領先於世界的基礎。

北京現在要求許多美國企業將其商業秘密作為在中國開展業務的成本交出。它還協調和贊助收購美國公司以獲得其獨創的所有權。 最糟糕的是,中國安全機構策划了美國技術的全面盜竊 – 包括尖端的軍事藍圖。利用這種被盜技術,中國共產黨正在大規模地將犁頭變成劍。

中國現在軍事上花費的金額是亞洲其他國家的總和,北京優先考慮削弱美國在陸地、海上、空中和太空中的軍事優勢的能力。 中國希望將美利堅合眾國從西太平洋推開,並試圖阻止我們援助我們的盟國。但是,他們會失敗。

北京也在以前所未有的方式運用它的權力。 中國船隻經常在由日本管理的尖閣群島周圍巡邏。 雖然2015年中國領導人站在白宮的玫瑰園,說他的國家,我引用他的話,“無意使南海軍事化”,今天,北京已經在人工島嶼上建造的軍事基地上部署了先進的反艦和防空的導彈。

本周,中國的侵略行動暴露在我們面前,當時美國“迪凱特”號在南中國海進行了航行自由行動,一艘中國海軍艦艇進入距離其45碼的水域內,迫使我們的軍艦快速轉向以避免碰撞。儘管遇到這種魯莽的騷擾,美國海軍將繼續在國際法允許和國家利益需要的任何地方飛行、航行和運營。我們不會被嚇倒,我們也不會退縮。 (掌聲。)

美國曾希望經濟自由化將使中國與我們和世界建立更大的夥伴關係。 相反,中國選擇了經濟侵略,繼而增強其日益增長的軍事力量。

另外,與我們的希望相反,北京也沒有給予自己的人民更大的自由。 北京方面曾一度向更大的自由和對人權的尊重邁進了一小步。 但近年來,中國在控制和壓迫本國人民方面已經發生了180度的轉彎。

今天,中國建立了一個無可比擬的國家監控系統,並且它正在變得更加廣泛和更具侵擾性 – 通常是在美國技術的幫助下。 他們所謂的“中國防火牆”也越來越高,嚴重限制了中國人民的信息自由流通。

到2020年,中國統治者的目標是實施一個奧威爾式系統,其前提是幾乎控制着人類生活的方方面面 – 即所謂的“社會信用評分”。用該計劃的官方藍圖的話來說,它將“讓值得信賴的人在太陽底下任何地方漫遊,讓聲名狼籍的人寸步難行。“

在宗教自由方面,新的迫害浪潮正在打擊中國基督徒、佛教徒和穆斯林。

上個月,北京關閉了中國最大的地下教堂之一。 在全國各地,當局正在拆除十字架,焚燒聖經和監禁信徒。 北京現在已經與梵蒂岡達成協議,這使得眾所周知的無神論者共產黨在任命天主教主教方面發揮了直接作用。 對於中國的基督徒來說,這些都是絕望的時刻。

北京也在打擊佛教。在過去的十年中,超過150名藏傳佛教僧侶自焚,以抗議中國鎮壓他們的信仰和文化。在新疆,共產黨在政府營地監禁多達一百萬穆斯林維吾爾人,他們在監獄裡被全天候洗腦。難民營的倖存者將他們的經歷描述為北京故意扼殺維吾爾族文化並摧毀穆斯林信仰。

歷史證明,一個壓迫自己人民的國家很少會善罷甘休。 北京還旨在將其影響範圍擴展到更大的範圍。 正如哈德遜研究所的邁克爾·皮爾斯伯里博士所寫,“中國一直反對美國政府的行動和目標。 實際上,中國正在與美國的盟友和敵人建立自己的關係,這與北京的任何和平或有建設性的意圖相矛盾。“

事實上,中國利用所謂的“債務外交”來擴大其影響力。 今天,該國向亞洲,非洲,歐洲甚至拉丁美洲的政府提供數千億美元的基礎設施貸款。 然而,這些貸款的條款至少是不透明的,而且所有的好處總是毫不例外地通通流向北京。

只要問斯里蘭卡就知道了,它承擔了巨額債務,讓中國的國有企業建立一個商業價值可疑的港口。兩年前,該國再也無力支付其款項,因此北京向斯里蘭卡施壓,要求將新港口直接交給中國人。它可能很快成為中國不斷增長的藍水海軍的前沿軍事基地。

在我們自己的半球內部,北京已經為委內瑞拉腐敗無能的、一直在壓迫自己人民的馬杜羅政權有延伸了生命線。 他們承諾提供了可以用石油償還的50億美元的可疑貸款。中國也是該國唯一最大的債權國,在他們的民主消失的同時,中國也給委內瑞拉人民帶來超過500億美元的債務。北京也通過承諾向適合中國戰略目標的政黨和候選人提供直接支持,從而影響一些國家的政治。

僅去年一年,中國共產黨已經說服三個拉美國家切斷與台北的關係並承認北京。 這些行動威脅到台灣海峽的穩定,美利堅合眾國譴責這些行動。 雖然我們的政府將繼續尊重我們的一個中國政策,正如三個聯合公報和“與台灣關係法”所反映的那樣,美國將始終相信台灣的對民主的擁抱為所有中國人民提供了更好的道路。(掌聲。)

這只是中國尋求在全球範圍內推進其戰略利益的一些方式,其強度不斷增加並日趨精緻。 然而,以前的美國政府幾乎都忽略了中國的行動。 在許多情況下,他們助長了他們。 但那些日子結束了。

在川普總統的領導下,美利堅合眾國以更新的美國力量捍衛我們的利益。

我們使世界歷史上最強大的軍隊變得更強大。今年早些時候,川普總統簽署了自羅納德·里根時代以來國防增幅最大的法律– 7,160億美元,以擴大美國軍隊的力量到每個領域。

我們正在使我們的核武庫現代化。 我們正在派遣和開發新的尖端戰鬥機和轟炸機。 我們正在建造新一代航空母艦和戰艦。 我們在武裝部隊中投入前所未有的資金。 這包括啟動建立美國太空部隊的進程,以確保我們繼續在太空中佔據主導地位,並且我們採取行動授權提高我們在網絡世界的能力,以建立對我們對手的威懾力。

在川普總統的指導下,我們還對2,500億美元的中國商品徵收關稅,其中最高的關稅專門針對北京試圖捕捉和控制的先進行業。 正如總統也明確表示的那樣,除非達成公正和對等的協議,否則我們將徵收更多的關稅,可能會使這一數字大幅增加一倍以上。 (掌聲。)

這些行動 – 美國力量的展示–已經產生了重大影響。 中國最大的證券交易所今年前9個月下跌了25%,這在很大程度上是因為我們的政府堅定不移地反對北京的貿易方式。

正如川普總統明確指出的那樣,我們不希望中國的市場遭受損失。 事實上,我們希望它們蓬勃發展。 但美國希望北京奉行自由、公平和對等的貿易政策。 我們將繼續堅持並要求他們這樣做。 (掌聲。)

可悲的是,到目前為止,中國的統治者拒絕走這條道路。 美國人民應該知道:為了回應川普總統所採取的強硬立場,北京正在發起全面和多方配合的運動,企圖削弱對總統,對我們的目標和我們國家最珍視的理念的支持。

今天我想告訴你我們對中國在本國所採取行動的一些了解 – 其中一些是我們從情報評估中收集來的,另外一些是公開的信息。但所有這些都是事實。

正如我之前所說,此刻,北京正採用整體政府的方式來提升其影響力並獲取其利益。 它以更主動和強制的方式利用這種權力來干涉美國的國內政策並干涉美國的政治。

中國共產黨正在獎勵或脅迫美國企業、電影製片公司、大學、智庫、學者、記者以及地方、州和聯邦官員。

最糟糕的是,中國發起了前所未有的努力來影響美國公眾輿論、2018年的選舉以及影響2020年總統大選的環境。 坦率地說,川普總統的領導力正在發揮作用; 中國想要一位不同的美國總統。

毫無疑問:中國正在干涉美國的民主。 正如川普總統上周所說,我們用他的話說,“發現中國一直試圖干涉我們即將舉行的[中期]選舉。”

我們的情報界稱,“中國正在瞄準美國州和地方政府和官員,以利用聯邦和地方政府之間的任何分歧。 它利用貿易關稅等楔子問題來推動北京的政治影響力。“

今年6月,北京發布了一份題為“宣傳和審查通知”的敏感文件,並制定了戰略。 它表示,中國必須,用他們的話說,“準確,謹慎地出擊,”在美利堅合眾國 “分裂不同的國內集團”。

為此,北京動員了隱蔽的演員、前線團體和宣傳渠道,以改變美國人對中國政策的看法。 正如我們情報界的一名資深職業成員本周告訴我的那樣,與中國在美國全國範圍所做的事情相比,俄羅斯人所做的是小巫見大巫。 美國人民應該知道這一點。

中國高級官員還試圖影響商界領袖,利用他們在中國維持業務的願望,鼓勵他們譴責我們的貿易行為。 最近有一個例子,中國威脅一家美國大公司, 如果他們不公開反對我們政府的政策,中國就不發給其營業執照。

談到影響中期選舉,你只需要看看北京是怎樣用關稅來回應我們的。 迄今為止,中國徵收的關稅專門針對將在2018年大選中發揮重要作用的行業和州。 據估計,中國瞄準的那些縣80%以上在2016年投票支持川普總統和我;現在中國想讓這些選民反對我們的政府。

中國也直接吸引美國選民。 上周,中國政府向《得梅因紀事報》買了大量的插頁廣告 – 我們駐華大使的家鄉所在州的報紙,也是2018年和2020年的關鍵州。這份插頁,貌似新聞文章,指責我們的貿易政策魯莽並會傷害愛荷華州民。

幸運的是,美國人並沒有聽他們的那一套。 例如,美國農民正在與這位總統站在一起,看到他所採取的強勢立場的成果,包括本周的“美國 – 墨西哥 – 加拿大協議”,我們已經為美國產品大幅開放北美市場。“美國-墨西哥-加拿大協議”對美國農民和美國製造商來說是一個巨大的勝利。 (掌聲。)

但中國的行動並非只專註于影響我們的政策和政治。北京也正在採取措施,利用其經濟影響力和大型市場的吸引力,提升其對美國企業的影響力。

北京方面現在要求在中國開展業務的美國合資企業在其公司內部建立他們所謂的“黨組織”,讓中共在招聘和投資決策方面能夠發表意見 – 或許是否決權。

中共當局還威脅那些將台灣標示為獨立地理區域,或者不遵守中共的西藏政策的美國公司。 北京當局逼迫達美航空公司公開道歉,因為其網站上沒有將台灣稱為“中國的一個省”。中共也強迫萬豪酒店解僱一名只是為一則有關西藏的推文點贊的美國員工。

北京經常要求好萊塢正面展現中國的形象,並報復那些沒有遵守這一規定的製片公司和製片人。北京的審查機構很迅速地修改或禁止對中國有絲毫批評的電影。 比如電影《殭屍世界戰》(又譯《末日之戰》),電影製作者不得不刪掉劇本中關於病毒的情節,因為它提到病毒起源於中國。 電影《紅色黎明》被進行了數碼編輯,將反派改成朝鮮人,而不是中國人。

但除了商業和娛樂之外,中共在美國和世界各地的宣傳渠道上花費了數十億美元。

“中國國際廣播電台”現在在30多個美國電台播放親北京的節目,其中許多是美國的主要城市。 “中國環球電視網”覆蓋了超過7,500萬的美國人,並直接從它的主子-中共那裡獲得指令。 正如中國最高領導人在訪問“中國國際廣播電台”總台時所說的那樣,我引用他們的話, “黨和政府的媒體是宣傳戰線,必須讓他們姓黨。“

正是由於這些原因,上個月司法部命令“中國環球電視網”註冊為外國政府代理人。

中共還威脅和拘留了那些深入報導中共問題的美國記者的中國親屬。 中共也封鎖了了美國媒體的網站,並讓我們的記者更難獲得簽證。 這個情況發生在《紐約時報》發表有關中國一些領導人財富的調查報告之後。

但媒體並不是中共唯一滋養其審查文化的地方。 學術界也是如此。

我的意思是,遠的不說,就看中國學生學者聯誼會,在美國的校園裡有超過150個分支機構。 這些團體幫助在美國學習的43萬中國人組織社交活動。 當中國學生和美國院校偏離中共的規定時,他們還會通報中國領事館和大使館。

在馬里蘭大學,一名中國學生最近在畢業典禮上講述了她對美國“言論自由的空氣”的讚揚。 中共的官方報紙馬上就責備她。 她成為了受中共嚴密控制的社交媒體批評轟擊的受害者,她在中國的家人受到了騷擾。 至於她的大學以及與中國的交流項目,也是中國最廣泛的交流項目 ,突然冷落了下來。

中國也在其他方面施加學術壓力。 北京向大學、智囊團及學者提供慷慨資助, 條件是避免提出中共認為危險或冒犯的想法。 中國問題專家尤其知道,如果他們的研究與北京的談話要點相矛盾,他們的簽證將被推遲或被拒絕。

正如哈德遜研究所成員所親身經歷的那樣,即使是那些拒絕中共資金的學者和團體也是中共的目標。 你們邀請了一個北京當局不喜歡的演講者之後,你們的網站就遭受了一場來自上海的重大網絡攻擊。 哈德遜研究所比大多數人更清楚中國共產黨正試圖破壞今天美國的學術自由和言論自由。

這些和其他行動綜合起來,構成了日益強大的力量,會使美國公眾輿論和政策偏離川普總統的“美國第一”的方針。

但我們明確告訴中國統治者:總統不會退縮。 (掌聲)美國人民不會動搖。雖然我們希望改善與北京的關係,我們也將繼續堅定地保障我們的安全和經濟。

我們的政府將繼續採取果斷行動,以保護美國的利益、美國的就業機會和美國的安全。

在我們重建軍隊的過程中,我們將繼續在印太地區維護美國的利益。

在我們回應中國的貿易手法時,我們將繼續要求與中國建立自由、公平和對等的經濟關係。 我們將要求北京打破貿易壁壘,履行其義務,全面開放經濟 – 就像我們開放我們的經濟一樣。

我們將繼續對北京採取行動,直到美國知識產權被盜之事不再發生。 在北京停止強制技術轉讓的掠奪性做法之前,我們將繼續保持強勢。 我們將保護美國企業的私有財產利益。 (掌聲。)

為了推進我們對自由開放的印太地區的願景,我們正在與從印度到薩摩亞這些與我們有同樣價值觀的國家建立新的更強大的紐帶。 我們的關係建立在夥伴之間的彼此尊重而不是霸權。

我們正在雙邊基礎上建立新的貿易協議,就像上周川普總統與韓國簽署的貿易協議一樣。 我們很快將開始與日本展開雙邊自由貿易協定的歷史性談判。 (掌聲。)

我也很高興地報告各位,我們正在精簡國際發展和金融計劃。 我們將為外國提供公正透明的能夠替代中國債務陷阱的方案。 事實上,本周,川普總統將簽署“國際發展金融法案” (簡稱 BUILD)使其成為法律。

下個月,我將有幸代表美國在新加坡和巴布亞新幾內亞,出席東盟和亞太經合組織。 在那裡,我們將公布新的措施和計劃,以支持自由開放的印太地區。 我將代表總統傳達信息,那就是美國對印度-太平洋地區的承諾從未如此強大。 (掌聲。)

在我們自己的國家,為了保護我們的利益,我們最近讓CFIUS–外國投資委員會 – 加強了對中國在美投資的審查,以保護我們的國家安全免受北京的掠奪行為的侵害。

如有涉及到北京的惡劣影響和其對美國政治和政策的干涉時,無論形式如何,我們都將繼續揭露它。 我們將與社會各階層的領導人合作,捍衛我們的國家利益和最珍視的理想。 美國人民將發揮決定性作用 – 事實上,他們已經做到了。

當我們聚集在這裡時,美國各地正在達成共識。 越來越多的商界領袖正在作長遠打算,他們意識到,如果進入中國市場意味着要轉交他們知識產權或是助紂為虐,他們應該三思而行。 但更多的美國公司應該也這樣做。 例如,谷歌應該立即停止開發“蜻蜓”應用程序,因為這將加強中共的審查並損害中國客戶的隱私。 (掌聲。)

能夠看到更多的記者在沒有恐懼或偏袒的情況下報導真相,深入挖掘中共干擾美國社會的地方,以及原因,這也值得欣慰。 我們希望越來越多的美國和全球新聞機構將繼續參與其中。

更多的學者也在強有力地發聲以捍衛學術自由,更多的大學和智囊團正在鼓起勇氣,拒絕北京送上門來的資金,他們認識到所接受的每一美元都有附帶的條件。 我們相信他們的隊伍會日益壯大。

在全國範圍內,美國人民日益警惕,對政府的行動以及總統重新塑造美國與中國的經濟和戰略關係的領導力有了新的認識。美國人堅定地支持一位將美國放在首位的總統。

在川普總統的領導下,我可以向你保證,美國將堅持到底。中國應該知道,美國人民和他們的民選官員,不分黨派都有堅定的決心。

正如我們的國家安全戰略所述:我們應該記住“競爭並不總是意味着敵意”,也不是必須的。總統已經明確表示,我們希望與北京建立起建設性的關係,我們的繁榮與安全將共同發展,而不是分開。雖然北京已經遠離這一願景,但中國的統治者仍然可以改變方向,回歸改革開放的精神,這是幾十年前兩國關係開始時的特徵。這是美國人民想要的,也是中國人民應該得到的。

中國有名的作家魯迅經常發出感嘆,他寫道,他的國家“要麼把外國人視為野蠻人,要麼把他們視為聖人”,但卻從不“平等”。今天,美國正在向中國伸出手來。我們希望不久之後,北京將報以行動而非巧語,重新尊重美國。但請各位放心:在我們與中國的關係建立在公平、對等和尊重主權的前提之前,我們不會放鬆。 (掌聲。)

有一句古老的中國諺語寫道:“人只能看到現在,但是上天能看到未來。”在我們前行的過程中,讓我們以決心和信念追求和平與繁榮的未來。讓我們相信川普總統的領袖才能和遠見,以及他與中國主席建立的關係。相信美國人民與中國人民之間的持久友誼。相信上天會看到未來 – 籍着上帝的恩典,美國和中國將共同迎接這個未來。

謝謝。上帝祝福你。上帝保佑美利堅合眾國。 (掌聲。)



以下為美國之音根據昨晚白宮發布的彭斯副總統演講稿所做的全文翻譯:

 

肯(哈德遜研究所總裁兼首席執行官Kenneth R. Weinstein),感謝你的介紹。尊敬的各位理事,白邦瑞博士(Dr. Michael Pillsbury)、各位尊敬的嘉賓以及“以非傳統方式思考未來”的在座各位,能來哈德遜研究所演講是我的榮幸。

 

大約半個世紀以來,哈德遜研究所致力於“推進全球安全、繁榮與自由”。盡管哈德遜研究所的領導層不斷更迭,有一件事從未改變:你們不斷推進尋求真相,美國的領導力照耀著前進的道路”。

 

今天,談到領導力,請允許我帶來美國在國內外發揮強大領導力的倡導者---第45屆美國總統唐納德·特朗普的問候。


特朗普總統上任伊始,就把與中國和中國國家主席習近平的關系列為重要議題。去年4月6日,特朗普總統在海湖莊園與習主席會面。去年11月8日,特朗普總統前往北京,中國領導人熱情接待了他。

 

在過去的兩年裡,我們的總統與中華人民共和國主席建立了堅固的個人關系,他們合作推進共同利益,最重要的就是推進朝鮮半島的去核化。

 

我今天來到這里,是因為美國人民有權利知道這一點,那就是在此刻,北京正在使用一種全政府的手段,利用政治、經濟、軍事工具以及宣傳,在美國推進其影響和利益。

 

中國也比以往更活躍地使用其力量,來影響並乾預美國的國內政策和政治。在特朗普總統的領導下,美國使用我們的原則和政策,開始對於中國的行動展開決定性的回擊。

 

特朗普總統去年12月公佈的《國家安全戰略》中,談到了“大國競賽”的新時代。外國開始“重塑他們在區域和全球的影響力”,並“挑戰美國的地緣政治優勢,並試圖改變國際秩序使之適合他們的利益”。

 

在這項戰略中,特朗普總統明確表示,美國已經對中國採取新的政策。我們尋求公平、對等以及相互尊重主權的關系,而且我們已經開始採取迅速有力的行動來達成這個目標。

 

特朗普總統去年訪問中國期間表示,“我們有機會加強兩國的關系並改善兩國民眾的生活”。我們對未來的願景建立在過去的最佳時期,那時美中兩國以公開和友善的態度互相接觸。

 

在獨立戰爭之後,當我們年輕的國家尋求新的出口市場時,中國人對帶著滿載著人參和皮毛的美國貿易者敞開了大門。

 


當中國經受“百年恥辱”之際,美國拒絕加入,並主張“門戶開放”政策,我們能夠與中國進行更自由的貿易,並維持他們的主權。

 

當美國傳教士帶著福音來到中國海岸,他們被古老而充滿活力的人民和深厚的文化所吸引。他們不僅傳播了信仰,還創立了中國一些最早和最優秀的大學。

 

隨著二戰開始,我們做為盟國共同打擊帝國主義。在戰爭之後,美國確保中國成為聯合國的一部分,成為戰後世界的一股重要力量。

 

但是,中國共產黨在1949年掌權之後開始了威權擴張主義。很難想象五年之前我們並肩作戰,而五年之後我們在朝鮮半島的山區和峽谷中交戰。我的父親也參與了那場自由之戰。


然而,甚至殘酷的朝鮮戰爭都沒能磨滅我們恢復人民之間長期紐帶的共同願望。中國與美國的隔離在1972年結束,之後不久,我們恢復了外交關系並開始經貿往來,美國大學也開始培訓新一代的中國工程師、商業領袖、學者和官員。


蘇聯垮臺之後,我們認為中國將不可避免地成為自由國家。帶著這份樂觀,美國在21世紀前夕向中國敞開大門,將中國納入世界貿易組織。

 

此前的政府做出這個決定,希望中國的自由將蔓延到各個領域---不僅僅是經濟,更是政治上,希望中國尊重傳統的自由主義原則、尊重私人財產、個人自由和宗教自由,尊重人權。但是這個希望落空了。

 

中國人民自由的希望仍沒有實現。北京仍然口頭上在說“改革開放”,然而鄧小平的這個著名政策已經變得空洞。

 

在過去17年,中國的GDP增長九倍,變成了世界第二大經濟體。這很大程度上得益於美國對中國的投資。中國共產黨也使用了與自由公平貿易不符的一系列政策,包括關稅、配額、貨幣操縱、強制技術轉移、知識產權盜竊以及工業補貼。這些政策建立了中國製造業的基本,而以競爭對手特別是美國的利益為代價。

 

中國的行為給美國帶來了巨大貿易赤字,去年這個數字是3750億,幾乎占我們全球貿易赤字的一半。就像特朗普總統本周說的,我們在過去25年重建了中國。

 

現在,通過“中國製造2025”,中國共產黨試圖控制全世界90%的最先進的工業,包括機器人、生物科技和人工智慧。為了贏得21世紀經濟的領導權,北京指導其工業官員和商界以任何方式獲取美國的知識產權。這是我們經濟領導力的基石。

 

北京現在要求很多想在中國做生意的美國公司交出他們的商業秘密,也要求並支持對美國公司的並購,以獲取他們的創意。最可怕的是,中國的安全機構掌握了大量竊取美國科技的能力---包括最先進的軍事技術。使用這些偷竊的技術,中共正大規模地化犁為劍。

 

中國的軍費是亞洲其他國家的總和,北京將在陸海空,乃至外太空抗衡美國軍力作為首要任務。中國希望將美國擠出西太平洋,並試圖阻止我們援助盟友。但是他們會失敗。

 

北京也比以往任何時候都更廣泛地宣示其力量。中國船隻經常在由日本管理的尖閣列島附近巡邏。盡管中國領導人2015年站在白宮玫瑰園里說他的國家“無意將南中國海軍事化”,今天,在人工建造的島嶼上的軍事基地里,北京部署了先進的反艦和防空導彈。

 

中國這星期展示了咄咄逼人的行為,一艘中國軍艦逼近在南中國海進行自由航行的美國“迪凱特號”軍艦,兩艦相距僅有不到45碼,迫使我方軍艦迅速採取避撞動作。盡管受到這樣魯莽的騷擾,美國海軍將在國際法允許的範圍內、在我們國家利益的要求下,繼續飛行、航行和運作。我們不會被嚇倒;我們不會退縮。(掌聲)

 

美國曾希望經濟自由化將讓中國與我們和世界建立起更好的夥伴關系。相反,中國選擇了經濟侵略,而這又壯大了中國不斷擴大的軍隊的膽量。

 

北京也沒有像我們希望的那樣讓自己的人民邁向更大的自由。曾有一度,北京慢慢地走向更大的自由以及對人權的更大尊重。然而,近年來,中國朝著控制和壓迫本國人民的方向急轉彎。

 

如今,中國已經建立了無以倫比的監控國家,範圍越來越廣,越來越具侵入性,而且經常是在美國技術的幫助之下。他們所說的“中國防火長城”也築得越來越高,嚴重限制著中國人民的信息自由流通。

 

到2020年,中國的統治者試圖落實奧威爾式的體系,也就是所謂的“社會信用分數”,前提是幾乎控制人們生活的方方面面。用這一項目藍圖的官方文字的話說,該體系“讓守信者暢行天下,讓失信者寸步難行。”

 

在宗教自由的問題上,中國的基督徒、佛教徒和穆斯林正在經受新一波迫害浪潮的沖擊。

 

上個月,北京關閉了中國最大的地下教會之一。在全國各地,當局拆毀十字架、焚燒聖經、監禁信徒。北京如今還與教廷達成協議,讓公開宣稱不信神的共產黨在任命天主教主教方面發揮直接作用。對中國的基督徒來說,這些是絕望的時刻。

 

北京也在打壓佛教。過去十年來,超過150名藏僧為了抗議中國壓制他們的信仰和文化而自焚。在新疆,共產黨在政府營地內監禁了多達一百萬維吾爾穆斯林。他們在那裡經受晝夜不停的洗腦。營地的幸存者描述他們的經歷說,這是北京蓄意要扼殺維吾爾文化並消滅穆斯林信仰。

 

歷史已經證明,那些壓迫本國人民的國家很少就此住手。北京還試圖將其勢力擴展到全世界各地。正如哈德遜研究所的白邦瑞博士所寫,“中國反對美國政府的行動和目標。實際上,中國正在與美國的盟友和敵人打造自己的關系,與北京的任何和平或積極的意圖背道而馳。”

 

事實上,中國用所謂的“債務外交”擴大其影響力。今天,中國為亞洲、非洲、歐洲甚至拉丁美洲的政府提供數千億美元的基礎設施貸款。但這些貸款的條款就算往好里說也是不透明的,而且帶來的利益壓倒性地流向北京。

 

問問斯里蘭卡吧,他們借了巨額債務讓中國國企建造商業價值存疑的港口。兩年前斯里蘭卡無法償還貸款,於是北京迫使斯里蘭卡將新建的港口交到中國手裡。這個港口可能很快就要成為中國不斷擴展的藍水海軍的前沿基地了。

 

在我們的半球內,北京向委內瑞拉腐敗無能的馬杜羅政權提供了一條生命線,承諾提供50億美元的、可以用石油償還的貸款。中國還是該國最大的單一債權人,讓委 內瑞拉人民背上了超過500億美元的債務。北京還通過向承諾配合中國戰略目標的政黨和候選人提供直接支持來腐化一些國家的政治。

 

自去年以來,中國共產黨已說服三個拉丁美洲國家與台灣斷交,轉而承認北京。這些行動威脅到台灣海峽的穩定—美利堅合眾國對此予以譴責。盡管我們政府將遵守三個聯合公報和《台灣關系法》所反映的一個中國政策,美國始終相信,台灣對民主的擁抱為所有華人展示了一條更好的道路。(掌聲)

 

這只是中國試圖在世界各地推動其戰略利益的幾種方式而已。然而,前幾屆政府忽視了中國的行動。在很多情況下,他們還助長了他們。但是,這樣的日子結束了。

 

在特朗普總統的領導下,美利堅合眾國一直在以重新煥發的美國實力來捍衛我們的利益。

 

我們正在使世界歷史上最強大的軍隊更為強大。今年早些時候,特朗普總統簽署法律,讓我們的國防經費有了羅納德·里根時代以來最大的增長,撥款7160億美元,以加強美軍在各個領域的實力。

 

我們正在把我們的核武庫現代化。我們正在部署和開發新的先進戰鬥機和轟炸機。我們正在建造新一代航空母艦和戰艦。我們對我們武裝部隊的投資是前所未有的。這包括啟動建立美國太空軍的進程,以確保我們在太空的主宰地位能夠持續下去。我們已經採取行動,授權加強在網路世界的能力,打造針對我們對手的威懾力量。

在特朗普總統的指示下,我們還在落實針對2500億美元中國產品的關稅,最高額的關稅特別對準了北京試圖占領和控制的先進產業。總統也明確表示,我們還將徵收更多的關稅,有可能大幅增加這筆數額,可能會翻一番還多,除非達成公平與對等的協議。

這些行動行使了美國的實力,造成了重大影響。中國最大的股市在今年頭九個月跌落了25%,大部分原因是因為本屆行政當局對北京的貿易行為採取了堅定的立場。

正如特朗普總統所明確表示,我們不希望中國的市場遭殃。事實上,我們希望他們的市場繁榮。但是,美國希望北京尋求自由、公平和對等的貿易政策。我們將繼續堅持要求他們這樣做。(掌聲)

可悲的是,中國的統治者到目前為止拒絕走那條道路。美國人民理應知道:做為對特朗普總統所採取的強硬立場的回應,北京正在推動一場全面而有協調的運動,以破壞總統、我們的議程和我們國家最珍貴的理想所受到的支持。

今天我想告訴你們我們瞭解到的中國在美國國內所採取的行動,有些是我們從情報評估中收集的,有些是可以公開獲取的。但是一切都是事實。

就像我說過的那樣,就在我們此時說話之際,北京正在利用全政府的方式來推進其影響力並謀取其利益。北京正在以更為主動和脅迫性的方式使用這種力量,乾涉美國的國內政策和政治。

今天,中國共產黨政府正在獎賞或脅迫美國的工商企業、電影製片廠、大學、智庫、學者、記者、地方、州和聯邦政府官員。

最惡劣的是,中國發起了前所未有的行動,以影響美國公眾輿論、2018年選舉和2020年總統選舉前的環境。坦率地說,特朗普總統的領導正在奏效;中國希望美國有個不同的總統。

毫無疑問,中國正在乾涉美國的民主運作。就像特朗普總統上個星期所說的那樣,我們“發現中國在試圖乾預我們2018年即將到來的中期選舉。”

我們的情報界表示,“中國正在瞄準美國的州和地方政府和官員,以利用聯邦政府和地方政府在政策上的分歧。中國正在利用一些可能引起意見分裂的議題,如貿易關稅問題,以推動北京的政治影響力。”

今年6月,北京發出了一份名為宣傳管理通知的敏感文件,其中提出了它的戰略。該通知的原話說,中國必須精準出擊,分化美國國內不同的群體。

為了達到這一目的,北京調遣其隱秘的行動人員、幌子組織和宣傳機構來改變美國人對中國政策的看法。我們情報界一位資深職業官員最近告訴我說,跟中國正在美國各地所做的事情相比,俄羅斯正在做的事情是小巫見大巫。

一些中國高級官員還試圖把美國一些工商界領袖意圖維持他們在中國的公司運營的願望作為杠桿來影響他們,要他們譴責我們的貿易行動。最近的一個例子是,他們威脅美國一家大公司說,如果該公司拒絕公開發聲反對美國政府的政策,就不批準他們在中國的營業執照。

就影響中期選舉而言,諸位只需要看一看北京針對我們的關稅政策提出的反制關稅就可以了。北京特意鎖定那些可能在2018年選舉中發揮重大作用的行業和州。 有一種估算是,中國選擇打擊的美國的郡有80%以上曾在2016年投票支持特朗普總統;如今,中國希望把那些選民調轉過來反對我們的行政當局。

中國還直接向美國選民發出訴求。上個星期,中國政府出資在《得梅因紀事報》刊登了好幾頁的插頁廣告。那份報紙是美國駐中國大使的家鄉州愛奧華州的主要報 紙,也是2018年選舉的一個具有關鍵州。那些廣告的版面設計看上去像是新聞報道,把我們的貿易政策說成是魯莽的,對愛奧華州的人是有害的。

幸運的是,美國人不吃這一套。例如,美國農場主跟總統站在一起,而且也正在看到特朗普總統所採取的堅定立場有了實際的效果,其中包括本星期美國-墨西哥-加拿大協議(USMCA),我們以實質性的方式為美國產品打開了北美的市場。USMCA對美國的農場主和製造業來說是重大勝利。(掌聲)

然而,中國的行動並不僅僅專註於影響我們的政策和政治。北京還在採取步驟,利用其經濟杠桿力和巨大市場的誘惑力,對美國工商界施加影響。

北京如今要求在中國經營的美國合資企業在公司內部建立他們所說的“黨組織”,讓共產黨在雇人和投資決策上擁有發言權甚至否決權。

中國當局還對把台灣描述為獨特地理實體或者偏離中國西藏政策的美國公司發出威脅。北京迫使達美航空公司不在網站上把台灣稱為“中國一個省”而公開道歉。北京還迫使萬豪解雇了一名只是轉推了一條有關西藏推文的美國雇員。

北京經常性地要求好萊塢嚴格地正面描繪中國。那些沒有這樣做的製片廠和製片人受到懲罰。北京的審查人員對哪怕對中國只有小小批評的電影都迅速加以剪輯或取締。影片《僵屍世界大戰》(World War Z)必須刪掉劇本里提到的一種病毒,因為這種病毒源自中國。影片《赤色黎明》(Red Dawn)利用數字技術進行了修改,把反面人物變成朝鮮人,而不是中國人。

但是,除了工商和娛樂領域之外,中國共產黨還在為美國境內,而且坦率地說,在全世界各地的宣傳機構花費數以十億計美元。

中國國際廣播電台如今在美國30多個電台播放對北京友好的節目,很多電台位於美國大城市。中國國際電視台觸及到7千5百萬美國人,它直接從中國共產黨的主子那裡接受行動命令。中國最高領導人視察這家電視網路總部時說了這樣的話:“黨和政府主辦的媒體是黨和政府的宣傳陣地,必須姓黨。”

出於這些原因和這一現實,司法部在上個月下令該網路登記為外國代理人。

共產黨還威脅和拘押那些對問題挖掘太深的美國記者的中國家人。中共還封鎖美國媒體機構的網站並增加了我們的記者獲得簽證的難度。這發生在《紐約時報》發表了有關中國一些領導人的財富的調查報告之後。

但是媒體不是中共試圖營造審查文化的唯一領域。學術界也是這樣。

只需看看中國學生學者聯合會就夠了。這個組織在美國各地校園有150多個分支。這些群體幫助為在美國學習的43多萬中國國民中的一些人組織社會活動,當中國學生和美國學校偏離了共產黨路線時,他們還向中國使領館報告。

在馬利蘭大學,一名中國學生最近在畢業典禮上談到了她所說的“言論自由的清新空氣”。共產黨官方報紙立刻斥責了她,她成為嚴格控制下的中國社交媒體批評風暴的受害者,她的家人在國內受到騷擾。而對馬利蘭大學本身而言,它與中國的交流項目本是美國最為廣泛的,突然間從源源不絕變成了點點細流。

中國還通過其它方式施加學術壓力。北京慷慨地向大學、智庫和學者提供資金,彼此的理解是他們會迴避共產黨認為危險或冒犯的觀點。中國事務專家尤其知道,如果他們的研究與北京的口徑相抵觸,他們的簽證將被延遲或拒絕。

即使避免從中國拿錢的學者和組織也成為中國的打擊目標。哈德遜研究所就有親身體會。在你們提出要為一位北京不喜歡的講話人主辦講座時,你們的網站遭到源自上海的重大網路攻擊。你們比多數人都瞭解,中共試圖破壞美國今天的學術自由和言論自由。

這些以及其它行動加在一起,構成了不斷加劇的努力,目的是要讓美國的公眾輿論和公共政策偏離堅持美國優先的特朗普總統的領導。但是我們向中國統治者發出的訊息是:本屆總統不會退縮,(掌聲)美國人民不會動搖。雖然我們希望改善與北京的關系,但我們將繼續堅定地捍衛我們的安全和我們的經濟。

本屆行政當局將繼續採取果斷行動,保護美國的利益、美國的就業和美國的安全。在我們重建軍隊的同時,我們將繼續維護美國在印太地區的利益。

在我們回應中國的貿易行為時,我們將繼續要求與中國建立自由、公平和互惠的經濟關系。我們將要求北京打破貿易壁壘,履行義務,全面開放經濟——就像我們開放我們的經濟一樣。

我們將繼續對北京採取行動,直到盜竊美國知識產權的行為永遠消失。我們將繼續堅定立場,直到中國政府停止強行技術轉讓的掠奪性做法。我們將保護美國企業的私有財產利益。(掌聲)

為了推進我們自由開放的印度洋-太平洋地區願景,我們正在與從印度到薩摩亞等整個地區與我們有著共同價值觀的國家建立更牢固的新紐帶。我們的關系將源於夥伴關系的尊重,而非統治。

我們正在雙邊基礎上達成新的貿易協議,就像上周特朗普總統與韓國簽署了一項改善後的貿易協議一樣。我們不久將開始與日本進行歷史性的雙邊自由貿易談判。(掌聲)

我還高興地報告,我們正在精簡國際發展和金融項目。我們將給外國一個公正、透明的選擇,以取代中國的債務陷阱外交。事實上,本周特朗普總統將把《建設法案》(Build Act)簽署成為法律。

下個月,我將有幸代表美國參加在新加坡舉辦的東盟峰會和在巴布亞新幾內亞舉辦的亞太經合論壇。在那裡,我們將公佈新的措施和計劃,以支持一個自由開放的印太地區。我將代表總統傳達這樣一個信息:美國對印度洋-太平洋地區的承諾從未如此堅定。(掌聲)

在國內,為了保護我們的利益,我們最近加強了外國投資委員會的權力,加強了我們對中國在美投資的審查,以保護我們的國家安全不受中國政府掠奪性行為的影響。

當涉及北京對美國政治和政策的惡意影響和乾涉時,我們將繼續揭露它,無論北京採取何種形式。我們將與社會各階層領導人合作,捍衛我們的國家利益和最珍視的理想。美國人民將發揮決定性作用——事實上,他們已經在起作用了。

當我們聚集在這里的時,一種新的共識正在全美興起。越來越多的商界領袖考慮的是下個季度以後的事情,如果要交出他們的知識產權或協助北京的壓迫,在進入中國市場之前,他們會三思而後行。但更多企業必須效仿。例如,谷歌應立即終止“蜻蜓”應用的開發,該應用將加強共產黨的審查,並損害中國消費者的隱私。(掌聲)

我們也很高興看到更多的記者報道真相,不用恐懼也沒有偏袒,深入挖掘如何中國乾涉我們社會以及背後原因。我們希望美國和全球新聞機構將繼續加入這一努力。

越來越多的學者也在大聲疾呼,捍衛學術自由,越來越多的大學和智庫也在鼓足勇氣拒絕中國政府的容易錢,它們認識到,每一美元都有相應的要求。我們相信他們的隊伍會不斷壯大。

在全國範圍內,美國人民的警惕性越來越高,他們重新贊賞美國政府的行動,以及特朗普總統重啟美中經濟和戰略關系的領導能力。美國人堅定地支持一位把美國放在第一位的總統。

在特朗普總統的領導下,我可以向你們保證,美國將堅持到底。中國應該知道,美國人民及其兩黨民選官員的問題已經得到解決。

正如我們的國家安全戰略所指出的那樣:我們應該記住,“競爭並不總是意味著敵意”,它也不必如此。特朗普總統已經明確表示,我們希望與北京建立建設性關系,共同促進我們的繁榮與安全,而不是分離。盡管中國政府一直在進一步偏離這一願景,但中國領導人仍可以改變路線,回歸幾十年前兩國關系開始時的改革開放精神。美國人民別無所求;中國人民理應得到更多。

偉大的中國作家魯迅經常感嘆他的國家,他寫道,“對於異族歷來只有兩樣稱呼,一樣是禽獸,一樣是聖上”,但從沒有說“他同我們也一樣”。今天,美國向中國伸出了我們的手。我們希望,北京很快會以行動而不是言詞作為回應,重新尊重美國。但請放心:在我們與中國的關系建立在公平、對等和尊重我們主權的基礎上之前,我們不會讓步。(掌聲)

中國有句古話:“人看眼前,天知未來。”在我們前進的道路上,讓我們以決心和信念追求和平與繁榮的未來。相信特朗普總統的領導力和遠見,以及他與中國國家主席建立起的關系。相信美國人民和中國人民之間的持久友誼。相信上天能看到未來——在上帝的恩典下,美國和中國將共同迎接未來。
謝謝。 上帝保佑你們。 上帝保佑美利堅合眾國。 (掌聲)彭斯宣言

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以下為英Chi對照。

https://medium.com/@kopulin/vice-president-pence-%E6%AA%84%E6%96%87%E4%B8%AD%E8%8B%B1%E5%B0%8D%E7%85%A7-3659866c01f


“Thank you, Ken, for that kind introduction. To the Members of the Board of Trustees, to Dr. Michael Pillsbury, to our distinguished guests, and to all of you who, true to your mission in this place, “think about the future in unconventional ways” –- it is an honor to be back at the Hudson Institute.”

肯(哈德遜研究所總裁兼首席執行官Kenneth R. Weinstein),感謝你的介紹。尊敬的各位理事,白邦瑞博士(Dr. Michael Pillsbury)、各位尊敬的嘉賓以及“以非傳統方式思考未來”的在座各位,能來哈德遜研究所演講是我的榮幸。

For more than a half a century, this Institute has dedicated itself to “advancing global security, prosperity, and freedom.” And while Hudson’s hometowns have changed over the years, one thing has been constant: You have always advanced that vital truth, that American leadership lights the way.

And today, speaking of leadership, allow me to begin by bringing greetings from a great champion of American leadership at home and abroad –- I bring greetings from the 45th President of the United States of America, President Donald Trump. (Applause.)

大約半個世紀以來,哈德遜研究所致力於“推進全球安全、繁榮與自由”。盡管哈德遜研究所的領導層不斷更迭,有一件事從未改變:你們不斷推進尋求真相,美國的領導力照耀著前進的道路”。
今天,談到領導力,請允許我帶來美國在國內外發揮強大領導力的倡導者 – -第45屆美國總統唐納德·特朗普的問候。

From early in this administration, President Trump has made our relationship with China and President Xi a priority. On April 6th of last year, President Trump welcomed President Xi to Mar-a-Lago. On November 8th of last year, President Trump traveled to Beijing, where China’s leader welcomed him warmly.

Over the course of the past two years, our President has forged a strong personal relationship with the President of the People’s Republic of China, and they’ve worked closely on issues of common interest, most importantly the denuclearization of the Korean Peninsula.

特朗普總統上任伊始,就把與中國和中國國家主席習近平的關系列為重要議題。去年4月6日,特朗普總統在海湖莊園與習主席會面。去年11月8日,特朗普總統前往北京,中國領導人熱情接待了他。
在過去的兩年裡,我們的總統與中華人民共和國主席建立了堅固的個人關系,他們合作推進共同利益,最重要的就是推進朝鮮半島的去核化。

But I come before you today because the American people deserve to know that, as we speak, Beijing is employing a whole-of-government approach, using political, economic, and military tools, as well as propaganda, to advance its influence and benefit its interests in the United States.

China is also applying this power in more proactive ways than ever before, to exert influence and interfere in the domestic policy and politics of this country.

Under President Trump’s leadership, the United States has taken decisive action to respond to China with American action, applying the principles and the policies long advocated in these halls.

我今天來到這里,是因為美國人民有權利知道這一點,那就是在此刻,北京正在使用一種全政府的手段,利用政治、經濟、軍事工具以及宣傳,在美國推進其影響和利益。
中國也比以往更活躍地使用其力量,來影響並乾預美國的國內政策和政治。
在特朗普總統的領導下,美國使用我們的原則和政策,開始對於中國的行動展開決定性的回擊。

In our National Security Strategy that the President Trump released last December, he described a new era of “great power competition.” Foreign nations have begun to, as we wrote, “reassert their influence regionally and globally,” and they are “contesting [America’s] geopolitical advantages and trying [in essence] to change the international order in their favor.”

In this strategy, President Trump made clear that the United States of America has adopted a new approach to China. We seek a relationship grounded in fairness, reciprocity, and respect for sovereignty, and we have taken strong and swift action to achieve that goal.

As the President said last year on his visit to China, in his words, “we have an opportunity to strengthen the relationship between our two countries and improve the lives of our citizens.” Our vision of the future is built on the best parts of our past, when America and China reached out to one another in a spirit of openness and friendship.

特朗普總統去年12月公佈的《國家安全戰略》中,談到了“大國競賽”的新時代。外國開始“重塑他們在區域和全球的影響力”,並“挑戰美國的地緣政治優勢,並試圖改變國際秩序使之適合他們的利益”。
在這項戰略中,特朗普總統明確表示,美國已經對中國採取新的政策。我們尋求公平、對等以及相互尊重主權的關系,而且我們已經開始採取迅速有力的行動來達成這個目標。
特朗普總統去年訪問中國期間表示,“我們有機會加強兩國的關系並改善兩國民眾的生活”。我們對未來的願景建立在過去的最佳時期,那時美中兩國以公開和友善的態度互相接觸。

When our young nation went searching in the wake of the Revolutionary War for new markets for our exports, the Chinese people welcomed American traders laden with ginseng and fur.

When China suffered through indignities and exploitations during her so-called “Century of Humiliation,” America refused to join in, and advocated the “Open Door” policy, so that we could have freer trade with China, and preserve their sovereignty.

When American missionaries brought the good news to China’s shores, they were moved by the rich culture of an ancient and vibrant people. And not only did they spread their faith, but those same missionaries founded some of China’s first and finest universities.

When the Second World War arose, we stood together as allies in the fight against imperialism. And in that war’s aftermath, America ensured that China became a charter member of the United Nations, and a great shaper of the post-war world.

在獨立戰爭之後,當我們年輕的國家尋求新的出口市場時,中國人對帶著滿載著人參和皮毛的美國貿易者敞開了大門。
當中國經受“百年恥辱”之際,美國拒絕加入,並主張“門戶開放”政策,我們能夠與中國進行更自由的貿易,並維持他們的主權。
當美國傳教士帶著福音來到中國海岸,他們被古老而充滿活力的人民和深厚的文化所吸引。他們不僅傳播了信仰,還創立了中國一些最早和最優秀的大學。
隨著二戰開始,我們做為盟國共同打擊帝國主義。在戰爭之後,美國確保中國成為聯合國的一部分,成為戰後世界的一股重要力量。

But soon after it took power in 1949, the Chinese Communist Party began to pursue authoritarian expansionism. It is remarkable to think that only five years after our nations had fought together, we fought each other in the mountains and valleys of the Korean Peninsula. My own father saw combat on that frontier of freedom.

But not even the brutal Korean War could diminish our mutual desire to restore the ties that for so long had bound our peoples together. China’s estrangement from the United States ended in 1972, and, soon after, we re-established diplomatic relations and began to open our economies to one another, and American universities began training a new generation of Chinese engineers, business leaders, scholars, and officials.

After the fall of the Soviet Union, we assumed that a free China was inevitable. Heady with optimism at the turn of the 21st Century, America agreed to give Beijing open access to our economy, and we brought China into the World Trade Organization.

但是,中國共產黨在1949年掌權之後開始了威權擴張主義。很難想象五年之前我們並肩作戰,而五年之後我們在朝鮮半島的山區和峽谷中交戰。我的父親也參與了那場自由之戰。
然而,甚至殘酷的朝鮮戰爭都沒能磨滅我們恢復人民之間長期紐帶的共同願望。中國與美國的隔離在1972年結束,之後不久,我們恢復了外交關系並開始經貿往來,美國大學也開始培訓新一代的中國工程師、商業領袖、學者和官員。
蘇聯垮臺之後,我們認為中國將不可避免地成為自由國家。帶著這份樂觀,美國在21世紀前夕向中國敞開大門,將中國納入世界貿易組織。

Previous administrations made this choice in the hope that freedom in China would expand in all of its forms -– not just economically, but politically, with a newfound respect for classical liberal principles, private property, personal liberty, religious freedom — the entire family of human rights. But that hope has gone unfulfilled.

The dream of freedom remains distant for the Chinese people. And while Beijing still pays lip service to “reform and opening,” Deng Xiaoping’s famous policy now rings hollow.

此前的政府做出這個決定,希望中國的自由將蔓延到各個領域 – -不僅僅是經濟,更是政治上,希望中國尊重傳統的自由主義原則、尊重私人財產、個人自由和宗教自由,尊重人權。但是這個希望落空了。
中國人民自由的希望仍沒有實現。北京仍然口頭上在說“改革開放”,然而鄧小平的這個著名政策已經變得空洞。

Over the past 17 years, China’s GDP has grown nine-fold; it’s become the second-largest economy in the world. Much of this success was driven by American investment in China. And the Chinese Communist Party has also used an arsenal of policies inconsistent with free and fair trade, including tariffs, quotas, currency manipulation, forced technology transfer, intellectual property theft, and industrial subsidies that are handed out like candy to foreign investment. These policies have built Beijing’s manufacturing base, at the expense of its competitors -– especially the United States of America.

China’s actions have contributed to a trade deficit with the United States that last year ran to $375 billion –- nearly half of our global trade deficit. As President Trump said just this week, in his words, “We rebuilt China” over the last 25 years.

在過去17年,中國的GDP增長九倍,變成了世界第二大經濟體。這很大程度上得益於美國對中國的投資。中國共產黨也使用了與自由公平貿易不符的一系列政策,包括關稅、配額、貨幣操縱、強制技術轉移、知識產權盜竊以及工業補貼。這些政策建立了中國製造業的基本,而以競爭對手特別是美國的利益為代價。
中國的行為給美國帶來了巨大貿易赤字,去年這個數字是3750億,幾乎占我們全球貿易赤字的一半。就像特朗普總統本周說的,我們在過去25年重建了中國。

Now, through the “Made in China 2025” plan, the Communist Party has set its sights on controlling 90 percent of the world’s most advanced industries, including robotics, biotechnology, and artificial intelligence. To win the commanding heights of the 21st century economy, Beijing has directed its bureaucrats and businesses to obtain American intellectual property –- the foundation of our economic leadership -– by any means necessary.

Beijing now requires many American businesses to hand over their trade secrets as the cost of doing business in China. It also coordinates and sponsors the acquisition of American firms to gain ownership of their creations. Worst of all, Chinese security agencies have masterminded the wholesale theft of American technology –- including cutting-edge military blueprints. And using that stolen technology, the Chinese Communist Party is turning plowshares into swords on a massive scale.

現在,通過“中國製造2025”,中國共產黨試圖控制全世界90%的最先進的工業,包括機器人、生物科技和人工智慧。為了贏得21世紀經濟的領導權,北京指導其工業官員和商界以任何方式獲取美國的知識產權。這是我們經濟領導力的基石。
北京現在要求很多想在中國做生意的美國公司交出他們的商業秘密,也要求並支持對美國公司的並購,以獲取他們的創意。最可怕的是,中國的安全機構掌握了大量竊取美國科技的能力 – -包括最先進的軍事技術。使用這些偷竊的技術,中共正大規模地化犁為劍。
*它們幕僚有多少華人...竟然用這成語(看英文原文)

China now spends as much on its military as the rest of Asia combined, and Beijing has prioritized capabilities to erode America’s military advantages on land, at sea, in the air, and in space. China wants nothing less than to push the United States of America from the Western Pacific and attempt to prevent us from coming to the aid of our allies. But they will fail.

Beijing is also using its power like never before. Chinese ships routinely patrol around the Senkaku Islands, which are administered by Japan. And while China’s leader stood in the Rose Garden at the White House in 2015 and said that his country had, and I quote, “no intention to militarize” the South China Sea, today, Beijing has deployed advanced anti-ship and anti-air missiles atop an archipelago of military bases constructed on artificial islands.

中國的軍費是亞洲其他國家的總和,北京將在陸海空,乃至外太空抗衡美國軍力作為首要任務。中國希望將美國擠出西太平洋,並試圖阻止我們援助盟友。但是他們會失敗。
北京也比以往任何時候都更廣泛地宣示其力量。中國船隻經常在由日本管理的尖閣列島附近巡邏。盡管中國領導人2015年站在白宮玫瑰園里說他的國家“無意將南中國海軍事化”,今天,在人工建造的島嶼上的軍事基地里,北京部署了先進的反艦和防空導彈。

China’s aggression was on display this week, when a Chinese naval vessel came within 45 yards of the USS Decatur as it conducted freedom-of-navigation operations in the South China Sea, forcing our ship to quickly maneuver to avoid collision. Despite such reckless harassment, the United States Navy will continue to fly, sail, and operate wherever international law allows and our national interests demand. We will not be intimidated and we will not stand down. (Applause.)

America had hoped that economic liberalization would bring China into a greater partnership with us and with the world. Instead, China has chosen economic aggression, which has in turn emboldened its growing military.

中國這星期展示了咄咄逼人的行為,一艘中國軍艦逼近在南中國海進行自由航行的美國“迪凱特號”軍艦,兩艦相距僅有不到45碼,迫使我方軍艦迅速採取避撞動作。盡管受到這樣魯莽的騷擾,美國海軍將在國際法允許的範圍內、在我們國家利益的要求下,繼續飛行、航行和運作。我們不會被嚇倒;我們不會退縮。(掌聲)
美國曾希望經濟自由化將讓中國與我們和世界建立起更好的夥伴關系。相反,中國選擇了經濟侵略,而這又壯大了中國不斷擴大的軍隊的膽量。

Nor, as we had hoped, has Beijing moved toward greater freedom for its own people. For a time, Beijing inched toward greater liberty and respect for human rights. But in recent years, China has taken a sharp U-turn toward control and oppression of its own people.

Today, China has built an unparalleled surveillance state, and it’s growing more expansive and intrusive — often with the help of U.S. technology. What they call the “Great Firewall of China” likewise grows higher, drastically restricting the free flow of information to the Chinese people.

And by 2020, China’s rulers aim to implement an Orwellian system premised on controlling virtually every facet of human life — the so-called “Social Credit Score.” In the words of that program’s official blueprint, it will “allow the trustworthy to roam everywhere under heaven, while making it hard for the discredited to take a single step.”

北京也沒有像我們希望的那樣讓自己的人民邁向更大的自由。曾有一度,北京慢慢地走向更大的自由以及對人權的更大尊重。然而,近年來,中國朝著控制和壓迫本國人民的方向急轉彎。
如今,中國已經建立了無以倫比的監控國家,範圍越來越廣,越來越具侵入性,而且經常是在美國技術的幫助之下。他們所說的“中國防火長城”也築得越來越高,嚴重限制著中國人民的信息自由流通。
到2020年,中國的統治者試圖落實奧威爾式的體系,也就是所謂的“社會信用分數”,前提是幾乎控制人們生活的方方面面。用這一項目藍圖的官方文字的話說,該體系“讓守信者暢行天下,讓失信者寸步難行。”

And when it comes to religious freedom, a new wave of persecution is crashing down on Chinese Christians, Buddhists, and Muslims.

Last month, Beijing shut down one of China’s largest underground churches. Across the country, authorities are tearing down crosses, burning bibles, and imprisoning believers. And Beijing has now reached a deal with the Vatican that gives the avowedly atheist Communist Party a direct role in appointing Catholic bishops. For China’s Christians, these are desperate times.

Beijing is also cracking down on Buddhism. Over the past decade, more than 150 Tibetan Buddhist monks have lit themselves on fire to protest China’s repression of their beliefs and their culture. And in Xinjiang, the Communist Party has imprisoned as many as one million Muslim Uyghurs in government camps where they endure around-the-clock brainwashing. Survivors of the camps have described their experiences as a deliberate attempt by Beijing to strangle Uyghur culture and stamp out the Muslim faith.

在宗教自由的問題上,中國的基督徒、佛教徒和穆斯林正在經受新一波迫害浪潮的沖擊。
上個月,北京關閉了中國最大的地下教會之一。在全國各地,當局拆毀十字架、焚燒聖經、監禁信徒。北京如今還與教廷達成協議,讓公開宣稱不信神的共產黨在任命天主教主教方面發揮直接作用。對中國的基督徒來說,這些是絕望的時刻。
北京也在打壓佛教。過去十年來,超過150名藏僧為了抗議中國壓制他們的信仰和文化而自焚。在新疆,共產黨在政府營地內監禁了多達一百萬維吾爾穆斯林。他們在那裡經受晝夜不停的洗腦。營地的幸存者描述他們的經歷說,這是北京蓄意要扼殺維吾爾文化並消滅穆斯林信仰。

As history attests though, a country that oppresses its own people rarely stops there. And Beijing also aims to extend its reach across the wider world. As Hudson’s own Dr. Michael Pillsbury has written, “China has opposed the actions and goals of the U.S. government. Indeed, China is building its own relationships with America’s allies and enemies that contradict any peaceful or productive intentions of Beijing.”

In fact, China uses so-called “debt diplomacy” to expand its influence. Today, that country is offering hundreds of billions of dollars in infrastructure loans to governments from Asia to Africa to Europe and even Latin America. Yet the terms of those loans are opaque at best, and the benefits invariably flow overwhelmingly to Beijing.

歷史已經證明,那些壓迫本國人民的國家很少就此住手。北京還試圖將其勢力擴展到全世界各地。正如哈德遜研究所的白邦瑞博士所寫,“中國反對美國政府的行動和目標。實際上,中國正在與美國的盟友和敵人打造自己的關系,與北京的任何和平或積極的意圖背道而馳。”
事實上,中國用所謂的“債務外交”擴大其影響力。今天,中國為亞洲、非洲、歐洲甚至拉丁美洲的政府提供數千億美元的基礎設施貸款。但這些貸款的條款就算往好里說也是不透明的,而且帶來的利益壓倒性地流向北京。

Just ask Sri Lanka, which took on massive debt to let Chinese state companies build a port of questionable commercial value. Two years ago, that country could no longer afford its payments, so Beijing pressured Sri Lanka to deliver the new port directly into Chinese hands. It may soon become a forward military base for China’s growing blue-water navy.

Within our own hemisphere, Beijing has extended a lifeline to the corrupt and incompetent Maduro regime in Venezuela that’s been oppressing its own people. They pledged $5 billion in questionable loans to be repaid with oil. China is also that country’s single largest creditor, saddling the Venezuelan people with more than $50 billion in debt, even as their democracy vanishes. Beijing is also impacting some nations’ politics by providing direct support to parties and candidates who promise to accommodate China’s strategic objectives.

And since last year alone, the Chinese Communist Party has convinced three Latin American nations to sever ties with Taipei and recognize Beijing. These actions threaten the stability of the Taiwan Strait, and the United States of America condemns these actions. And while our administration will continue to respect our One China Policy, as reflected in the three joint communiqués and the Taiwan Relations Act, America will always believe that Taiwan’s embrace of democracy shows a better path for all the Chinese people. (Applause.)

問問斯里蘭卡吧,他們借了巨額債務讓中國國企建造商業價值存疑的港口。兩年前斯里蘭卡無法償還貸款,於是北京迫使斯里蘭卡將新建的港口交到中國手裡。這個港口可能很快就要成為中國不斷擴展的藍水海軍的前沿基地了。
在我們的半球內,北京向委內瑞拉腐敗無能的馬杜羅政權提供了一條生命線,承諾提供50億美元的、可以用石油償還的貸款。中國還是該國最大的單一債權人,讓委 內瑞拉人民背上了超過500億美元的債務。北京還通過向承諾配合中國戰略目標的政黨和候選人提供直接支持來腐化一些國家的政治。
自去年以來,中國共產黨已說服三個拉丁美洲國家與台灣斷交,轉而承認北京。這些行動威脅到台灣海峽的穩定 – 美利堅合眾國對此予以譴責。盡管我們政府將遵守三個聯合公報和《台灣關系法》所反映的一個中國政策,美國始終相信,台灣對民主的擁抱為所有華人展示了一條更好的道路。(掌聲)

Now these are only a few of the ways that China has sought to advance its strategic interests across the world, with growing intensity and sophistication. Yet previous administrations all but ignored China’s actions. And in many cases, they abetted them. But those days are over.

Under President Trump’s leadership, the United States of America has been defending our interests with renewed American strength.

這只是中國試圖在世界各地推動其戰略利益的幾種方式而已。然而,前幾屆政府忽視了中國的行動。在很多情況下,他們還助長了他們。但是,這樣的日子結束了。
在特朗普總統的領導下,美利堅合眾國一直在以重新煥發的美國實力來捍衛我們的利益。

We’ve been making the strongest military in the history of the world stronger still. Earlier this year, President Trump signed into law the largest increase in our national defense since the days of Ronald Reagan -– $716 billion to extend the strength of the American military to every domain.

We’re modernizing our nuclear arsenal. We’re fielding and developing new cutting-edge fighters and bombers. We’re building a new generation of aircraft carriers and warships. We’re investing as never before in our armed forces. And this includes initiating the process to establish the United States Space Force to ensure our continued dominance in space, and we’ve taken action to authorize increased capability in the cyber world to build deterrence against our adversaries.

At President Trump’s direction, we’re also implementing tariffs on $250 billion in Chinese goods, with the highest tariffs specifically targeting the advanced industries that Beijing is trying to capture and control. And as the President has also made clear, we will levy even more tariffs, with the possibility of substantially more than doubling that number, unless a fair and reciprocal deal is made. (Applause.)

我們正在使世界歷史上最強大的軍隊更為強大。今年早些時候,特朗普總統簽署法律,讓我們的國防經費有了羅納德·里根時代以來最大的增長,撥款7160億美元,以加強美軍在各個領域的實力。
我們正在把我們的核武庫現代化。我們正在部署和開發新的先進戰鬥機和轟炸機。我們正在建造新一代航空母艦和戰艦。我們對我們武裝部隊的投資是前所未有的。這包括啟動建立美國太空軍的進程,以確保我們在太空的主宰地位能夠持續下去。我們已經採取行動,授權加強在網路世界的能力,打造針對我們對手的威懾力量。
在特朗普總統的指示下,我們還在落實針對2500億美元中國產品的關稅,最高額的關稅特別對準了北京試圖占領和控制的先進產業。總統也明確表示,我們還將徵收更多的關稅,有可能大幅增加這筆數額,可能會翻一番還多,除非達成公平與對等的協議。

These actions — exercises in American strength — have had a major impact. China’s largest stock exchange fell by 25 percent in the first nine months of this year, in large part because our administration has been standing strong against Beijing’s trade practices.

As President Trump has made clear, we don’t want China’s markets to suffer. In fact, we want them to thrive. But the United States wants Beijing to pursue trade policies that are free, fair, and reciprocal. And we will continue to stand and demand that they do. (Applause.)

Sadly, China’s rulers, thus far, have refused to take that path. The American people deserve to know: In response to the strong stand that President Trump has taken, Beijing is pursuing a comprehensive and coordinated campaign to undermine support for the President, our agenda, and our nation’s most cherished ideals.

這些行動行使了美國的實力,造成了重大影響。中國最大的股市在今年頭九個月跌落了25%,大部分原因是因為本屆行政當局對北京的貿易行為採取了堅定的立場。
正如特朗普總統所明確表示,我們不希望中國的市場遭殃。事實上,我們希望他們的市場繁榮。但是,美國希望北京尋求自由、公平和對等的貿易政策。我們將繼續堅持要求他們這樣做。(掌聲)
可悲的是,中國的統治者到目前為止拒絕走那條道路。美國人民理應知道:做為對特朗普總統所採取的強硬立場的回應,北京正在推動一場全面而有協調的運動,以破壞總統、我們的議程和我們國家最珍貴的理想所受到的支持。

I want to tell you today what we know about China’s actions here at home — some of which we’ve gleaned from intelligence assessments, some of which are publicly available. But all of which are fact.

As I said before, as we speak, Beijing is employing a whole-of-government approach to advance its influence and benefit its interests. It’s employing this power in more proactive and coercive ways to interfere in the domestic policies of this country and to interfere in the politics of the United States.

The Chinese Communist Party is rewarding or coercing American businesses, movie studios, universities, think tanks, scholars, journalists, and local, state, and federal officials.

And worst of all, China has initiated an unprecedented effort to influence American public opinion, the 2018 elections, and the environment leading into the 2020 presidential elections. To put it bluntly, President Trump’s leadership is working; and China wants a different American President.

今天我想告訴你們我們瞭解到的中國在美國國內所採取的行動,有些是我們從情報評估中收集的,有些是可以公開獲取的。但是一切都是事實。
就像我說過的那樣,就在我們此時說話之際,北京正在利用全政府的方式來推進其影響力並謀取其利益。北京正在以更為主動和脅迫性的方式使用這種力量,乾涉美國的國內政策和政治。
今天,中國共產黨政府正在獎賞或脅迫美國的工商企業、電影製片廠、大學、智庫、學者、記者、地方、州和聯邦政府官員。
最惡劣的是,中國發起了前所未有的行動,以影響美國公眾輿論、2018年選舉和2020年總統選舉前的環境。坦率地說,特朗普總統的領導正在奏效;中國希望美國有個不同的總統。

There can be no doubt: China is meddling in America’s democracy. As President Trump said just last week, we have, in his words, “found that China has been attempting to interfere in our upcoming [midterm] election[s].”

Our intelligence community says that “China is targeting U.S. state and local governments and officials to exploit any divisions between federal and local levels on policy. It’s using wedge issues, like trade tariffs, to advance Beijing’s political influence.”

In June, Beijing itself circulated a sensitive document, entitled “Propaganda and Censorship Notice.” It laid out its strategy. It stated that China must, in their words, “strike accurately and carefully, splitting apart different domestic groups” in the United States of America.

毫無疑問,中國正在干涉美國的民主運作。就像特朗普總統上個星期所說的那樣,我們“發現中國在試圖干預我們2018年即將到來的中期選舉。”
我們的情報界表示,“中國正在瞄準美國的州和地方政府和官員,以利用聯邦政府和地方政府在政策上的分歧。中國正在利用一些可能引起意見分裂的議題,如貿易關稅問題,以推動北京的政治影響力。”
今年6月,北京發出了一份名為宣傳管理通知的敏感文件,其中提出了它的戰略。該通知的原話說,中國必須精準出擊,分化美國國內不同的群體。

To that end, Beijing has mobilized covert actors, front groups, and propaganda outlets to shift Americans’ perception of Chinese policy. As a senior career member of our intelligence community told me just this week, what the Russians are doing pales in comparison to what China is doing across this country. And the American people deserve to know it.

Senior Chinese officials have also tried to influence business leaders to encourage them to condemn our trade actions, leveraging their desire to maintain their operations in China. In one recent example, China threatened to deny a business license for a major U.S. corporation if they refused to speak out against our administration’s policies.

為了達到這一目的,北京調遣其隱秘的行動人員、幌子組織和宣傳機構來改變美國人對中國政策的看法。我們情報界一位資深職業官員最近告訴我說,跟中國正在美國各地所做的事情相比,俄羅斯正在做的事情是小巫見大巫。
一些中國高級官員還試圖把美國一些工商界領袖意圖維持他們在中國的公司運營的願望作為杠桿來影響他們,要他們譴責我們的貿易行動。最近的一個例子是,他們威脅美國一家大公司說,如果該公司拒絕公開發聲反對美國政府的政策,就不批準他們在中國的營業執照。

And when it comes to influencing the midterms, you need only look at Beijing’s tariffs in response to ours. The tariffs imposed by China to date specifically targeted industries and states that would play an important role in the 2018 election. By one estimate, more than 80 percent of U.S. counties targeted by China voted for President Trump and I in 2016; now China wants to turn these voters against our administration.

And China is also directly appealing to the American voters. Last week, the Chinese government paid to have a multipage supplement inserted into the Des Moines Register –- the paper of record of the home state of our Ambassador to China, and a pivotal state in 2018 and 2020. The supplement, designed to look like the news articles, cast our trade policies as reckless and harmful to Iowans.

就影響中期選舉而言,諸位只需要看一看北京針對我們的關稅政策提出的反制關稅就可以了。北京特意鎖定那些可能在2018年選舉中發揮重大作用的行業和州。 有一種估算是,中國選擇打擊的美國的郡有80%以上曾在2016年投票支持特朗普總統;如今,中國希望把那些選民調轉過來反對我們的行政當局。
中國還直接向美國選民發出訴求。上個星期,中國政府出資在《得梅因紀事報》刊登了好幾頁的插頁廣告。那份報紙是美國駐中國大使的家鄉州愛奧華州的主要報 紙,也是2018年選舉的一個具有關鍵州。那些廣告的版面設計看上去像是新聞報道,把我們的貿易政策說成是魯莽的,對愛奧華州的人是有害的。

Fortunately, Americans aren’t buying it. For example, American farmers are standing with this President and are seeing real results from the strong stands that he’s taken, including this week’s U.S.-Mexico-Canada Agreement, where we’ve substantially opened North American markets to U.S. products. The USMCA is a great win for American farmers and American manufacturers. (Applause.)

But China’s actions aren’t focused solely on influencing our policies and politics. Beijing is also taking steps to exploit its economic leverage, and the allure of their large marketplace, to advance its influence over American businesses.

幸運的是,美國人不吃這一套。例如,美國農場主跟總統站在一起,而且也正在看到特朗普總統所採取的堅定立場有了實際的效果,其中包括本星期美國-墨西哥-加拿大協議(USMCA),我們以實質性的方式為美國產品打開了北美的市場。USMCA對美國的農場主和製造業來說是重大勝利。(掌聲)
然而,中國的行動並不僅僅專註於影響我們的政策和政治。北京還在採取步驟,利用其經濟杠桿力和巨大市場的誘惑力,對美國工商界施加影響。

Beijing now requires American joint ventures that operate in China to establish what they call “party organizations” within their company, giving the Communist Party a voice –- and perhaps a veto -– in hiring and investment decisions.

Chinese authorities have also threatened U.S. companies that depict Taiwan as a distinct geographic entity, or that stray from Chinese policy on Tibet. Beijing compelled Delta Airlines to publicly apologize for not calling Taiwan a “province of China” on its website. And it pressured Marriott to fire a U.S. employee who merely liked a tweet about Tibet.

And Beijing routinely demands that Hollywood portray China in a strictly positive light. It punishes studios and producers that don’t. Beijing’s censors are quick to edit or outlaw movies that criticize China, even in minor ways. For the movie, “World War Z,” they had to cut the script’s mention of a virus because it originated in China. The movie, “Red Dawn” was digitally edited to make the villains North Korean, not Chinese.

北京如今要求在中國經營的美國合資企業在公司內部建立他們所說的“黨組織”,讓共產黨在雇人和投資決策上擁有發言權甚至否決權。
中國當局還對把台灣描述為獨特地理實體或者偏離中國西藏政策的美國公司發出威脅。北京迫使達美航空公司不在網站上把台灣稱為“中國一個省”而公開道歉。北京還迫使萬豪解雇了一名只是轉推了一條有關西藏推文的美國雇員。
北京經常性地要求好萊塢嚴格地正面描繪中國。那些沒有這樣做的製片廠和製片人受到懲罰。北京的審查人員對哪怕對中國只有小小批評的電影都迅速加以剪輯或取締。影片《僵屍世界大戰》(World War Z)必須刪掉劇本里提到的一種病毒,因為這種病毒源自中國。影片《赤色黎明》(Red Dawn)利用數字技術進行了修改,把反面人物變成朝鮮人,而不是中國人。

But beyond business and entertainment, the Chinese Communist Party is also spending billions of dollars on propaganda outlets in the United States and, frankly, around the world.

China Radio International now broadcasts Beijing-friendly programs on over 30 U.S. outlets, many in major American cities. The China Global Television Network reaches more than 75 million Americans, and it gets its marching orders directly from its Communist Party masters. As China’s top leader put it during a visit to the network’s headquarters, and I quote, “The media run by the Party and the government are propaganda fronts and must have the Party as their surname.”

It’s for those reasons and that reality that, last month, the Department of Justice ordered that network to register as a foreign agent.

但是,除了工商和娛樂領域之外,中國共產黨還在為美國境內,而且坦率地說,在全世界各地的宣傳機構花費數以十億計美元。
中國國際廣播電台如今在美國30多個電台播放對北京友好的節目,很多電台位於美國大城市。中國國際電視台觸及到7千5百萬美國人,它直接從中國共產黨的主子那裡接受行動命令。中國最高領導人視察這家電視網路總部時說了這樣的話:“黨和政府主辦的媒體是黨和政府的宣傳陣地,必須姓黨。”
出於這些原因和這一現實,司法部在上個月下令該網路登記為外國代理人。

The Communist Party has also threatened and detained the Chinese family members of American journalists who pry too deep. And it’s blocked the websites of U.S. media organizations and made it harder for our journalists to get visas. This happened after the New York Times published investigative reports about the wealth of some of China’s leaders.

But the media isn’t the only place where the Chinese Communist Party seeks to foster a culture of censorship. The same is true across academia.

I mean, look no further than the Chinese Students and Scholars Association, of which there are more than 150 branches across America’s campuses. These groups help organize social events for some of the more than 430,000 Chinese nationals studying in the United States. They also alert Chinese consulates and embassies when Chinese students, and American schools, stray from the Communist Party line.

At the University of Maryland, a Chinese student recently spoke at her graduation of what she called, and I quote, the “fresh air of free speech” in America. The Communist Party’s official newspaper swiftly chastised her. She became the victim of a firestorm of criticism on China’s tightly-controlled social media, and her family back home was harassed. As for the university itself, its exchange program with China — one of the nation’s most extensive — suddenly turned from a flood to a trickle.

共產黨還威脅和拘押那些對問題挖掘太深的美國記者的中國家人。中共還封鎖美國媒體機構的網站並增加了我們的記者獲得簽證的難度。這發生在《紐約時報》發表了有關中國一些領導人的財富的調查報告之後。
但是媒體不是中共試圖營造審查文化的唯一領域。學術界也是這樣。
只需看看中國學生學者聯合會就夠了。這個組織在美國各地校園有150多個分支。這些群體幫助為在美國學習的43多萬中國國民中的一些人組織社會活動,當中國學生和美國學校偏離了共產黨路線時,他們還向中國使領館報告。
在馬利蘭大學,一名中國學生最近在畢業典禮上談到了她所說的“言論自由的清新空氣”。共產黨官方報紙立刻斥責了她,她成為嚴格控制下的中國社交媒體批評風暴的受害者,她的家人在國內受到騷擾。而對馬利蘭大學本身而言,它與中國的交流項目本是美國最為廣泛的,突然間從源源不絕變成了點點細流。

China exerts academic pressure in other ways, as well. Beijing provides generous funding to universities, think tanks, and scholars, with the understanding that they will avoid ideas that the Communist Party finds dangerous or offensive. China experts in particular know that their visas will be delayed or denied if their research contradicts Beijing’s talking points.

And even scholars and groups who avoid Chinese funding are targeted by that country, as the Hudson Institute found out firsthand. After you offered to host a speaker Beijing didn’t like, your website suffered a major cyberattack, originating from Shanghai. The Hudson Institute knows better than most that the Chinese Communist Party is trying to undermine academic freedom and the freedom of speech in America today.

中國還通過其它方式施加學術壓力。北京慷慨地向大學、智庫和學者提供資金,彼此的理解是他們會迴避共產黨認為危險或冒犯的觀點。中國事務專家尤其知道,如果他們的研究與北京的口徑相抵觸,他們的簽證將被延遲或拒絕。
即使避免從中國拿錢的學者和組織也成為中國的打擊目標。哈德遜研究所就有親身體會。在你們提出要為一位北京不喜歡的講話人主辦講座時,你們的網站遭到源自上海的重大網路攻擊。你們比多數人都瞭解,中共試圖破壞美國今天的學術自由和言論自由。

These and other actions, taken as a whole, constitute an intensifying effort to shift American public opinion and policy away from the “America First” leadership of President Donald Trump.

But our message to China’s rulers is this: This President will not back down. (Applause.) The American people will not be swayed. And we will continue to stand strong for our security and our economy, even as we hope for improved relations with Beijing.

這些以及其它行動加在一起,構成了不斷加劇的努力,目的是要讓美國的公眾輿論和公共政策偏離堅持美國優先的特朗普總統的領導。但是我們向中國統治者發出的訊息是:本屆總統不會退縮,(掌聲)美國人民不會動搖。雖然我們希望改善與北京的關系,但我們將繼續堅定地捍衛我們的安全和我們的經濟。

Our administration is going to continue to act decisively to protect America’s interests, American jobs, and American security.

As we rebuild our military, we will continue to assert American interests across the Indo-Pacific.

As we respond to China’s trade practices, we will continue to demand an economic relationship with China that is free, fair, and reciprocal. We will demand that Beijing break down its trade barriers, fulfill its obligations, fully open its economy — just as we have opened ours.

We’ll continue to take action against Beijing until the theft of American intellectual property ends once and for all. And we will continue to stand strong until Beijing stops the predatory practice of forced technology transfer. We will protect the private property interests of American enterprise. (Applause.)

本屆行政當局將繼續採取果斷行動,保護美國的利益、美國的就業和美國的安全。
在我們重建軍隊的同時,我們將繼續維護美國在印太地區的利益。
在我們回應中國的貿易行為時,我們將繼續要求與中國建立自由、公平和互惠的經濟關系。我們將要求北京打破貿易壁壘,履行義務,全面開放經濟 – —就像我們開放我們的經濟一樣。
我們將繼續對北京採取行動,直到盜竊美國知識產權的行為永遠消失。我們將繼續堅定立場,直到中國政府停止強行技術轉讓的掠奪性做法。我們將保護美國企業的私有財產利益。(掌聲)

And to advance our vision of a free and open Indo-Pacific, we’re building new and stronger bonds with nations that share our values across the region, from India to Samoa. Our relationships will flow from a spirit of respect built on partnership, not domination.

We’re forging new trade deals on a bilateral basis, just as last week President Trump signed an improved trade deal with South Korea. And we will soon begin historic negotiations for a bilateral free-trade deal with Japan. (Applause.)

I’m also pleased to report that we’re streamlining international development and finance programs. We’ll be giving foreign nations a just and transparent alternative to China’s debt-trap diplomacy. In fact, this week, President Trump will sign the BUILD Act into law.

為了推進我們自由開放的印度洋-太平洋地區願景,我們正在與從印度到薩摩亞等整個地區與我們有著共同價值觀的國家建立更牢固的新紐帶。我們的關系將源於夥伴關系的尊重,而非統治。
我們正在雙邊基礎上達成新的貿易協議,就像上周特朗普總統與韓國簽署了一項改善後的貿易協議一樣。我們不久將開始與日本進行歷史性的雙邊自由貿易談判。(掌聲)
我還高興地報告,我們正在精簡國際發展和金融項目。我們將給外國一個公正、透明的選擇,以取代中國的債務陷阱外交。事實上,本周特朗普總統將把《建設法案》(Build Act)簽署成為法律。

Next month, it will be my privilege to represent the United States in Singapore and Papua New Guinea, at ASEAN and APEC. There, we will unveil new measures and programs to support a free and open Indo-Pacific. And on behalf of the President, I will deliver the message that America’s commitment to the Indo-Pacific has never been stronger. (Applause.)

Closer to home, to protect our interests, we’ve recently strengthened CFIUS — the Committee on Foreign Investment — heightening our scrutiny of Chinese investment in America to protect our national security from Beijing’s predatory actions.

And when it comes to Beijing’s malign influence and interference in American politics and policy, we will continue to expose it, no matter the form it takes. We will work with leaders at every level of society to defend our national interests and most cherished ideals. The American people will play the decisive role — and, in fact, they already are.

下個月,我將有幸代表美國參加在新加坡舉辦的東盟峰會和在巴布亞新幾內亞舉辦的亞太經合論壇。在那裡,我們將公佈新的措施和計劃,以支持一個自由開放的印太地區。我將代表總統傳達這樣一個信息:美國對印度洋-太平洋地區的承諾從未如此堅定。(掌聲)
在國內,為了保護我們的利益,我們最近加強了外國投資委員會的權力,加強了我們對中國在美投資的審查,以保護我們的國家安全不受中國政府掠奪性行為的影響。
當涉及北京對美國政治和政策的惡意影響和乾涉時,我們將繼續揭露它,無論北京採取何種形式。我們將與社會各階層領導人合作,捍衛我們的國家利益和最珍視的理想。美國人民將發揮決定性作用 – —事實上,他們已經在起作用了。

As we gather here, a new consensus is rising across America. More business leaders are thinking beyond the next quarter, and thinking twice before diving into the Chinese market if it means turning over their intellectual property or abetting Beijing’s oppression. But more must follow suit. For example, Google should immediately end development of the “Dragonfly” app that will strengthen Communist Party censorship and compromise the privacy of Chinese customers. (Applause.)

It’s also great to see more journalists reporting the truth without fear or favor, digging deep to find where China is interfering in our society, and why. And we hope that American and global news organizations will continue to join this effort on an increasing basis.

當我們聚集在這里的時,一種新的共識正在全美興起。越來越多的商界領袖考慮的是下個季度以後的事情,如果要交出他們的知識產權或協助北京的壓迫,在進入中國市場之前,他們會三思而後行。但更多企業必須效仿。例如,谷歌應立即終止“蜻蜓”應用的開發,該應用將加強共產黨的審查,並損害中國消費者的隱私。(掌聲)
我們也很高興看到更多的記者報道真相,不用恐懼也沒有偏袒,深入挖掘如何中國乾涉我們社會以及背後原因。我們希望美國和全球新聞機構將繼續加入這一努力。

More scholars are also speaking out forcefully and defending academic freedom, and more universities and think tanks are mustering the courage to turn away Beijing’s easy money, recognizing that every dollar comes with a corresponding demand. And we’re confident that their ranks will grow.

And across the nation, the American people are growing in vigilance, with a newfound appreciation for our administration’s actions and the President’s leadership to reset America’s economic and strategic relationship with China. Americans stand strong behind a President that’s putting America first.

And under President Trump’s leadership, I can assure you, America will stay the course. China should know that the American people and their elected officials in both parties are resolved.

越來越多的學者也在大聲疾呼,捍衛學術自由,越來越多的大學和智庫也在鼓足勇氣拒絕中國政府的容易錢,它們認識到,每一美元都有相應的要求。我們相信他們的隊伍會不斷壯大。
在全國範圍內,美國人民的警惕性越來越高,他們重新贊賞美國政府的行動,以及特朗普總統重啟美中經濟和戰略關系的領導能力。美國人堅定地支持一位把美國放在第一位的總統。
在特朗普總統的領導下,我可以向你們保證,美國將堅持到底。中國應該知道,美國人民及其兩黨民選官員的問題已經得到解決。

As our National Security Strategy states: We should remember that “Competition does not always mean hostility,” nor does it have to. The President has made clear, we want a constructive relationship with Beijing where our prosperity and security grow together, not apart. While Beijing has been moving further away from this vision, China’s rulers can still change course and return to the spirit of reform and opening that characterize the beginning of this relationship decades ago. The American people want nothing more; and the Chinese people deserve nothing less.

The great Chinese storyteller Lu Xun often lamented that his country, and he wrote, “has either looked down at foreigners as brutes, or up to them as saints,” but never “as equals.” Today, America is reaching out our hand to China. And we hope that soon, Beijing will reach back with deeds, not words, and with renewed respect for America. But be assured: we will not relent until our relationship with China is grounded in fairness, reciprocity, and respect for our sovereignty. (Applause.)

正如我們的國家安全戰略所指出的那樣:我們應該記住,“競爭並不總是意味著敵意”,它也不必如此。特朗普總統已經明確表示,我們希望與北京建立建設性關系,共同促進我們的繁榮與安全,而不是分離。盡管中國政府一直在進一步偏離這一願景,但中國領導人仍可以改變路線,回歸幾十年前兩國關系開始時的改革開放精神。美國人民別無所求;中國人民理應得到更多。
偉大的中國作家魯迅經常感嘆他的國家,他寫道,“對於異族歷來只有兩樣稱呼,一樣是禽獸,一樣是聖上”,但從沒有說“他同我們也一樣”。今天,美國向中國伸出了我們的手。我們希望,北京很快會以行動而不是言詞作為回應,重新尊重美國。但請放心:在我們與中國的關系建立在公平、對等和尊重我們主權的基礎上之前,我們不會讓步。(掌聲)

There is an ancient Chinese proverb that reads, “Men see only the present, but heaven sees the future.” As we go forward, let us pursue a future of peace and prosperity with resolve and faith. Faith in President Trump’s leadership and vision, and the relationship that he has forged with China’s president. Faith in the enduring friendship between the American people and the Chinese people. And Faith that heaven sees the future — and by God’s grace, America and China will meet that future together.

Thank you. God bless you. And God bless the United States of America. (Applause.)

中國有句古話:“人看眼前,天知未來。”在我們前進的道路上,讓我們以決心和信念追求和平與繁榮的未來。相信特朗普總統的領導力和遠見,以及他與中國國家主席建立起的關系。相信美國人民和中國人民之間的持久友誼。相信上天能看到未來 – —在上帝的恩典下,美國和中國將共同迎接未來。
謝謝。 上帝保佑你們。 上帝保佑美利堅合眾國。 (掌聲)







漢文は死語ではなく、私は漢文で論文を書いてますが、何はともあれ、全文轉載。
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二十一世紀の漢文-死語の将来- 7(Kanbun for the XXIst Century ―The Future of Dead Languages― )

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(承前)
http://senkaku.blog.jp/2018100677771689.html

其の三

これからの漢文のために

 先の二章に渡って、漢文は独立した、異常な現象でなく、ユーラシア全体に普及されている「聖語制」の一面 であることと、漢字文化圏の諸国語のためにも漢文の勉強はまだまだ無意味な勉強になっていないことを明らかにしようとした。
  これから、東アジアの新しい社会条件と新技術がもたらした情報交換手段をどのように生かして、より有意義な漢文教育と漢文文化を発展させることができるかという問題を考えてみたい。
  先ず漢文教育をより面白くして、文法分析を漸進し、国内・国際の学校間の交流を推進する。
  二十一世紀の漢文の新しい生命力の秘訣を一言で括ろうとすれば、「国際交流」という言葉を使いたい。漢文というのは東亜諸国のそれぞれの文化遺産になっていることは繰り返すまでもない。国によって多少条件が異なるが、それぞれの国語の根本的な要素としてこれから消滅する心配はないと思われるが、これは消極的な勉強の態度と言わなければならない。既成の文化を守って伝えるだけの課題とする教育である。これを積極的、活動的な教育に変えて、一つの国の文化の枠を超えて、国と国の間の繋がりを重んずる文化活動にすることが重要である。
  一九九九年の秋ごろ、テレビのニュースで次の報告を聞いたことがある。日本の文部省が日本の教育方法を三 つの課題を中心にして改革する方向を示したいという報告であった。その課題が一つに教育水準の向上、二つ目に国際交流の発展、三つ目に現代情報手段の利用の三つであった。まったく偶然であったが、これから述べたいと思う漢文教育についての提案は文部省の一般教育に関する提案と全く一致するものである。
  パリで日本漢文入門講座を担当して十五年以上、フランス人だけでなく、韓国、ベトナム系の学生を相手にす ることもしばしばある。漢字に疎いベトナム人の学生たちが、日本語とベトナム語の音読があまりにも違うので、説明しない限り、例えば日本語の「ジンミン」がベトナム語のnhan danと等しく「人民」という漢字の音読であ ることが分からないが、教えられると新世界を発見したように喜ぶ。日本で行われる漢文の授業でも、旧仮名使いを説明する時、生徒の年齢が許す場合、漢字文化圏の諸言語と比較して見れば旧仮名使いの価値が分かってくるのであろう。たとえば同じ「法」であっても、呉音の書き方「ホフ」が、現代韓国語の「ポップ」に相応するが、漢音の「ハフ」がベトナム語の「ファップ」と呼応しているものである。「業」も呉音の「ゴフ」の場合韓国の「オップ」と変わらない、漢音の「ゲフ」がベトナム語の「ンギエップ」(nghiep)に当ることを生徒に注意させると、東亜の国々に対する親近感が強くなると同時に、旧仮名使いの具体的な背景を学ぶのである。
  最初の一、二年の間、普通の訓読と返点に依る教育を行えばよいが、漢文の原文に親しむのにもっと有効な方 法があるのではなかろうか。前にも述べた様に、日本語そのもののために、漢文の訓読みは文語体(漢文調子文)の文学の鍵としてなかなか捨てられないものである。「平家物語」や「方丈記」を正しく理解するのに、伝統的 な漢文訓読の習得は一番よい準備勉強に決まっている。また、ベトナム語と違って、漢文を声に出して読むと、音読だけに依れば理解性が非常に低いので(北京語の場合もそう言えるが、日本語の方がもっとわかりにくい)、やはり訓読が漢文を日本語化するのに不可欠の手段としてこれからも長く残るであろう。日本人にとって漢文=訓読という勉強法を変える必要はない。また平安時代に行われたような、意訳に近い訓読を発展させるのも難しい。意訳というのは個人的な創造活動なので一人の意訳を教科書を通じて全国の中高学生に押し付けるのも不可能であろう。漢文調子が完成された日本語の一文体として成り立った表現手段である限り、それを尊重しながら生かす方法を探さなければならない。
  ここであいにく今は絶版となった安達忠夫氏の玉書「素読のすすめ」の説を少し取り上げたいと思う。氏は漢 文教育、なかんずく子供向きの漢文教育における音読み訓読み並読法を、説得力のある言葉で唱える。もし漢文の習得を受動的な読書力に止まらず、活動的な作文力の程度にまで進めようとすれば、安達氏の強調するような並読法も第一条件だと強調したい。音読を唱えたり暗唱したりすることによって、訓読の段階以前の文言の構造を記憶に刻むという大事な役割を果たせるからである。音読、すなわち漢文の白文を頭に入れておけば、初めて訓読の方を文法的に分析することが可能になる。ただし私としては安達氏が勧めるように、素読という方法を他に生きている現代語の学習に普及させる必要性は非常に疑わしく思える。むしろこの話の主題である「聖語」の勉強に限るものとして活用させる方が効果的である。中国語、英語などのように、会話力を中心とする現代外国語を身につけるためならば、素読はさほど役に立たないと言わなければならない。三カ月の現地滞在が学校で行う三年間の勉強よりも効果的だといっても過言ではない。それに対して、読書と作文を中心とするはずの古代語(聖語)には音読が基礎的で重要な勉強法である。漢文には母国語の話手を見つけることが出来ないので、講師の代わりになりうるのは原文だけである。故に素読によってなるべく多くの基礎句形を覚えなければならない。
  そこで訓読みに新しい意味が与えられる。それは原文の文法的理解を強める役割である。例えば、訓読みを口にする前に、音読した原文を文法的に説明すれば、主語、補語、副詞、動詞がどこにあるかと皆で探して、どんな字に「ヲ」をつけて、どんな字に「ス」か「スル」などがつくかと決めたりするのは教室全体の練習になるわけである。部分否定、使役形、受動なども細かく説明しなければならない。生徒の程度が比較的上級ならば、場合によって意訳の試みを普通の訓読みに並行して行うと授業が面白くなる。
  音読み訓読み並読法によって、伝統的な訓読が保たれていながら、生徒の漢字知識の水準も高まり、文語体の 理解力も強まり、現在ほとんどなくなった漢文作文力も復興されるという、国語教育にも多方面における効果が生まれる。
  戦後の漢文教育で行われていたように、学校で読ませる文章は当然中国の古典を中心として、同時 に必読文章の範囲を広げれば日本の漢文文学も見直せるだけでなく、中国以外の東亜文学にも新しい発展の窓が開ける。時々韓国かベトナムの漢文文学から漢詩一、二首を選んで読ませると、今、相互交流の不自由な現代語の境を超えて、共通な遺産の存在を意識できるのである。
  また、中国における文学の表現手段としての漢文(文言)は二〇世紀初期までその生命を保ってきた。欧州文 学がその晩期の漢文(文言)文学に影響を及ぼしている。一九世紀の終から二〇世紀の初めにかけて、翻訳だけでなく創造的な新文学が開花したが、もっとも現在においても漢文(文言)文学専門家にほとんど無視されている。なかには恋愛小説、冒険小説、推理小説にも、漢文で書かれた「大衆文学」と呼べる作品等がある。高校三年または大学程度の授業ではまだ訓読されたことのない清朝末期、又は共和国初期の漢文の推理短編を選んで、一学期でも音読み、文法分析、訓読み、現代日本語訳の四つの段階を経て創造的な勉強が進められたら、既成古典文章とは違う、新しい味の漢文講座が生まれるのではないかと思う。またそれを共同の作品としてインターネットか大学雑誌で公開すれば、いまだ研究されていない中国文学の一分野が少しずつ再考されるようになる。
  ここで、この練習の一例として、一九一五年の天白という筆名の作家(詳細不明)の推理短編小説の冒頭の数 行を私の訓読と現代語訳を加えながら挙げておこう。非常に単純な書き下しであるが、漢文専門家の皆様の添削を待ちながら、臨時な提案としてここに載せることにする。

東方之亜森羅萍

(東洋のアルセヌ・ルパン)
『清末民初小説書系・偵探巻』ヨリ(一九七頁)

一夜、天陰如墨。
東長安街上、萬戸沈沈、悉入夢境。
街燈暗淡、亦似含倦意。燈柱下矗立一警士、森如石人。
忽聞機聲軋軋、一摩托車電掣風馳、穿横街而過。
警士略挙首、微作噫気、旋就燈光下出時計諦視之、長針已指一點四十五分。
倦瘁之容、立欣欣有愉色。
蓋知再閲一刻鍾、即可下直尋好夢也。
(できる限り、略字の原文を旧字に直した。原則として、文言の文章を新字で印刷するのはまったく不条理である。)

[訓読み](便宜の為、ここでも漢語を新仮名使いで書くことにした)
イチヤ、テンのくらきことすみのごときなり。
トウチョウアンガイジョウ、バンコチンチンにして、ごとごとくボウケイ(ムキョウ)にいれり。
ガイトウアンタンにして、またケンイをふくむににたり。
トウチュウのもとにイチケイシチクリツして、シンなるはセキジンのごとし。
たちまちにキセイのアツアツきこゆるに、イチモーターシャデンテツーフウチし、オウガイをセンしてすぎぬ。
ケイシほぼかうべをあげて、かすかにイキをなし、トウコウのもとにめぐりついて、とけい(シケイ)をいだし てこれをテイシするに、チョウシンすでにイッテンシジュウゴフンをさす。
ケンソツのヨウ、ただちにキンキンとしてユショクあり。
けだししる、ふたたびイッコクショウふれば、すなはちカチョクしてコウボウ(コウム)をたずぬべきことを。

[現代語訳]
空が墨の様に暗かったある夜のことであった。
東長安通りに、家々は皆静かであり、住む人もぐっすりと寝付いていた。
街灯の薄暗い光もいかにも倦怠そうに見えていた。
灯柱の下に、ひとりの警官がぽつんと立っていて、立像の様にしんとしていた。
突然、ガーガーの音で、一台の車が稲妻の様に横町を通り抜けて行った。
警官は少し頭を挙げて、軽くため息をついた。街灯の下にたどりついて、時計をだしてよくよく見たら、長い針がもう一時四十五分を指していた。
彼の疲労の様子は直ぐ様愉快の色を見せた。
思うに、あと十五分したら、当直が終わって、やっと楽しい夢が見られることを知ったからだった。

 音読みにはあらためて重点を置くことと、文章の範囲を広げること以外、今までの漢文教育法を変えない方がよいと思うが、実は新しい方法をインターネットの使用に求めなければならない。最近、関連のものをよく読むことがあるが、もし中国の現代化、特にインターネットの発達率が今日のリズムで続くならば、これから数年すれば、インターネットで一番使われる言葉は英語でなくなり、中国語になるそうである。数年先の事情を予想しようとすると、鬼は数倍ぐらい笑うであろうが、仮にそういう可能性さえあるとすれば、インターネットがアルファベットでなく、漢字に支配されることになるという意味である。多くの西洋人の言語学者と社会学者の観点からは、こういう発展が彼等の決め込んだ現代世界の方向に反するものとして憤慨されるかも知れないが、漢字文化圏のためには思わぬ好機会である。
  余談になるが、これを因みに最近気になったことについて一言述べたい。フランスのテレビで、日本で行われた世界ドミノ大会の中継を少し見たことがある。中国人、韓国人、日本人が一組みとなって、オランダ人の作ったドミノ倒しの世界記録を破ろうとしていた。漢字文化圏の三大国が集まったところに、共通表記法は言うまでもなく漢字であろうと期待して見たが、漢字は一つも見当たらない。大見出し、応援、スローガンなどは皆英語であった、しかもそれは誰でもわかるような、幼稚な英語であった。その大会の目的がオランダ人の記録を破ることであったので、東亜以外のテレビ観客に対する思いやりから英語表記を設けたのは大変いいことだが、いったいなぜ東亜三国の特別な文化関係を象徴する漢字を一つも見せなかったのであろうか。英米人を笑わせるような幼稚園向けの英語の傍に、なぜ普通の漢字を並べなかったか分からない。「ドミノ」に当たる漢字がないと弁解する人もいようが、「骨牌」か「牙牌」を使えばいいと思う。三カ国の代表者が前もって集まって「ドミノ」の漢字訳を相談で決めたら、漢字文化圏の未来の推進力の兆しになっていたであろう。これほどの素晴しい機会を見逃したのは遺憾としか思えない。
  余談はさておいて、インターネットと漢文教育の話にもどる。早くから、漢文を一年間ぐらい勉強した後で、ある学校の漢文教室が中国、台湾、韓国の同じ学年の学校の漢文の生徒とインターネットで連絡し合い、週に一回ぐらい三ヵ国間の漢文「会話」を行えば、漢文の生徒は想像もしなかった漢文を活躍させる手段を見つけて、漢文に対する興味が深まるのではないだろうか。昔中国に渡った日本人が漢文で筆談して普通の他国の旅行者よりその国の事情に関する深い理解を得られたように、インターネット(中国語で因特網というが)で「網談」(ネットでの対話)を学校時代から進めると、活動的な漢文の実力が普段の勉強より早く身につくであろう。
  そこで、日本人は必ずこういう反論をする。日本人の漢文が中国人、韓国人の漢文より劣っていて、「和臭漢文」か「変体漢文」という程度の文しか作れない、と。その謙遜に満ちた態度も結構であるが、それを支えている理屈が成り立たない。では日本人の漢文が駄目なら英語で言ってみる。日本人の英語が完璧だということを意味するのであろうか。いな、ならば、どうして英語で許されていることを漢文でしないのであろうか。思うに、その意見の裏には漢文に対する深い尊敬と理想が潜在している。英語ならば情報交換が第一であるから、正確な文法や洗練された文体は二の次の問題になる。漢文ならば、書けること自体はその人の学問の深さの証拠になる。そういう文体では内容より形が重んじられることは、戦前の日本漢文教科書に載せられる美文の抜粋を一瞥してすぐ分かる。高等学校、大学程度で漢文の作文はまず簡単にして正確な文章を第一にしなければならない。句形、 即ち構造をしっかりと習得して、簡単な語彙をもってその句形を生かすことを作文の目的にしなければならない。なるべく多くの難しい漢字をみだりに使うことを避けなければならない。吉川幸次郎先生が指摘なさるように、「論語」の使用字数が一五一二字しかないので、常用漢字より少ないということを顧みると、孔子の諸弟子と競争する必要は全くない。もう一つの例を挙げれば、平安時代の有名な漢文日記、藤原道長『御堂関白記』では、それをフランス語に翻訳したフランシーヌ・エラーユ先生に依ると、千四百字しか使われていない。インターネットの「網談」でもその数ぐらいの漢字を使って、文法的構造さえしっかり把握しておけば充分である。
  インターネットで東亜の学校を漢文の筆談で結ぼうという提案であるが、ここで断わって置きたいことがある。原則として、インターネットは教室の枠内ではなるべく使わない方がいいと思う。特に漢文教育の場合、文章と作文を中心とする伝統的な教え方が重要である。インターネットの使用はなるべくクラブ活動にした方が効果的ではないかと思う。そういう「網談」に参加する生徒が実際に興味がなければ、退屈な宿題になる恐れがあるから、自分から進んで学校と大学ごとに「漢文クラブ」を作った方が勉強よりも、娯楽に近い活動になりうる。漢文の指導教授がクラブに参加しても、その役割は言葉の指導に限るだけでいい。ただ、インターネットで行われた漢文の筆談をプリントして、漢文教室でほかの生徒と一緒に読んでも差し支えはない。
  インターネットを上手に生かすことに依って、日本だけでなく一般の漢字文化圏諸国に久しく忘れられていた国際言語としての漢文の役割が再発見されることとなる。

漢文文学賞の設立

 「日本文学賞事典」数版を調べてみたが、日本で設けられた数多い文学賞の中には、特別に漢詩か漢文の作家に賞を与えるものが毫もないことが分かって驚愕した。文学賞大国である日本では漢文で書かれる文章が全く無視されることを明白に証明している。
  今日では、漢文を用いる文学的表現として、ある程度の生命力を保ってきたのはおそらく漢詩だけである。日本の仏教月刊誌『大法輪』は長年を経て短歌と俳句の傍に読者の投書する漢詩に二ページを捧げる。主に日本人の作った詩であるが、時々台湾から送られる詩も載せられる。パリの華僑を相手にする中国語とフランス語月刊誌『華報』(仏名Le Journal Pacifique)では、欧華詩人協会が編集する「世華詩苑」という漢詩欄が一九九六年に創刊されてから毎月全世界から送られる詩か詞数首を載せる。私の目の前に置いてある第四七期(二〇〇一年一月二十二日)では、新加坂(シンガポール)、マレーシア、広東、成都、巴黎(パリ)からの投詩があり、中国人がいかに漢詩の伝統を大事に持ち続けているかを顕わしている。学友のフランソワ・マルタン氏が一九八〇年ごろ韓国中に散在している漢詩会を調査して語ってくれたことに依ると、組織的な漢詩会が韓国では日本より古風の面影を守っているようであるが、最近の状態はわからない。日本では、『大法輪』が示すように、漢詩はまだまだ廃棄されない文学活動であるけれども、短歌や俳句よりはるかに無視されてきた。日本最後の漢詩人と言われていた阿藤伯海先生が一九六〇年に亡くなられて以来、漢詩を作ることを専門とする日本人のことを久しく聞かない。全くいないというわけでもない。全国で自費で出版される漢詩集が明らかにするように、娯楽としての漢詩はまだ行われるが、現代詩か和歌のように本格的な文学活動として認められるかどうか疑わしい。
  どうすれば漢詩文の創作がほかの文学的範疇並みに再重視される様になるのであろうか。漢詩文の作品に与えられる文学賞を設立するのは一番たやすく目立つ方法として進めて欲しい。
  先ず市か県の段階で弁論大会のように高校生と大学生を相手にする漢詩、漢文大会を設けること。私の思うのに、漢詩より、漢文の作文に重点を置いた方が大事である。なぜかといえば、漢文の作文の方が独創性を必要とする活動であるだけでなく、文法構造の正しい把握がなければ成り立たないものである。そういう漢文大会の審査員には当市か当県の漢文の教授以外に漢文の国際性を強めるため、できるだけ中国か韓国からの賓客審査員の参加もいいと思う。
  本格的な漢文作家に与えられる文学賞。言わば芥川賞か直木賞の漢文版である。毎年漢文で書かれた一冊の小説、エッセー、漢詩集の作家に与えられる賞である。作家は日本人、あるいは日本に住んでいる人であった方がよいが、まず漢文の創作を自分の主な文学活動の手段とする人でなければならない。前条と同じく、審査員は日本人の漢文教員、漢詩の名人、文学者と、漢字文化圏の漢詩文の名人が選者となればいい。
  日本を超えて、国際的な漢文文学賞を設立するのもいいと思う。やや大袈裟に言えば、漢文のノーベル賞を設けなければならない。東亜の文化史から見て、象徴的な場所を選んで設立すればよい。例えば日本で設立するならば奈良か京都を選べばいいのではないかと思う。そのたびに場所を変えて、北京、漢城(ソウル)、河内(ハノイ)も交代に選んでもよい。最初は毎年これほどの賞が与えられそうな作家が現われるわけでもないので、まず三年おきか四年おきに授賞する方が有利であろうが、受賞者は国籍を問わず、漢文で重要な作品あるいは幾つかの作品を書くことだけを条件とする。審査員は国際の漢文文学の専門家と作家から選ばなければならない。
  日本漢文文学賞と国際漢文文学賞は金銭面でも受賞者に有利なものでなければならない。それを受けた人があとしばらく漢文創作に専念することを許す位の金額であれば理想的であろう。また大学では、英米で流行っているcreative writingの講座を見本にして、漢文創作講座を設け、指導教員として漢文作家を任命すれば、斯学に専念するもう一つの可能性になりえる。

学者同士の伝達手段として漢文を推薦する

 先に引用した『文言読本』の「前言」からまたこの言葉を借りる:「寫作文言的能力決不會再是一般人所必須具備的了」(漢文で書く能力はけっして一般人の身につけるべきものでなくなってしまった)。確かに一般の人の場合、漢文で書けることが再び出世の不可欠な条件になる可能性は薄いが、現在でも漢文を普通の文体として使う人がいる。政治的、あるいは社会的な原因で現代中国標準語(普通話)の教育を受けられなかった世代の学者、また普通話圏外で生まれて育った華僑出身の学者たちが自分の研究を公開する段階で、普通話(台湾では国語というが)で書くのにあまり自信がなく、あるいは反感があるゆえに、専ら文言体を使う。仏教学、歴史学、文学史、民族学等々の学問の諸分野では術語が決まっていて、現代語と文言に共通しているので、文法だけが違うと言える。また先にも言及したように、文言の構造が簡潔であるので、そういう文言で書かれた専門文章が案外普通話よりよく読めるものが多い。特に他国の同じ分野の専門家には分かりやすい。その上、現代の観念に応じて文言の文体に口語の要素を進んで入れる学者が多い。一番目立つのは「政治的」などの「的」という虚詞の使用である。
  東亜だけでなく、全世界の東亜歴史、文学、仏教学、儒教、道教、哲学、の何千人もの専門家が皆漢文を研究の日常道具にしているので、漢文の造詣が深いことはいうまでもない。けれども皆それぞれの母国語、現代中国語、韓国語、日本語などで論文を出版する。あるいは東亜出身の人でも今、国際学問語英語、あるいはフランス語で論文を著す学者が多い。同じ中国仏教を研究する学者間の共通な言語が英語しかないというのは遺憾に思う。二〇世紀の前半にはしばらく違う考え方が現われそうであったが、長続きしなかったのは残念である。日本では一九一八年(大正七年)大村西崖が『密教発達志』を漢文で著したが、この本が密教に関する基礎的な入門書として今でも示唆する。著者が前書きで説明するように、この研究論文を漢文でしたためた理由は日本語が日本以外の国ではあまり読まれないのに対して、密教に興味のある人ならば皆漢文が読めるはずである、ということであった。また奇遇にも、ちょうど同じ年、戦前の朝鮮では李能和という学者が『朝鮮仏教通史』上下二巻を著した。彼は序文で大村西崖と大体同じ理由を挙げて漢文を選んだ意図を説明している。もちろん当時の政治状態から見て、彼が日本語で書く気にならなかったのは自明である。同じ年に、日本人と朝鮮人の学者が仏教学論文を同じく漢文でしたためたことに大きな意味があると思う。新しい学問と伝統的な知識が睦まじく融合して、極東の学問の新時代の濫觴と思えたであろう。また馮友蘭という有名な中国の哲学者が『中国哲学史』上下編(一九三〇、一九三四年)を大変正確な、読みやすい文言体で出版した時、文言体でも新しい学問に応じた標準にしたがって研究を進めることができる、もう一つの輝かしい証拠を世に見せた。
  残念ながら、その学者の漢文文化圏の発展は続かなかった。今日では、意義のある学問的な漢文の出版物が台湾と香港にしか殆ど見られない。けれども東亜の国々だけでなく、欧米を含めて、現代ほど漢文資料を専門に研究している学者が多くいるのは曾てなかった。職業的に漢文を専攻している人は国境を超えて、大勢の言語集団をなしている。なぜ彼等は自分の全ての研究を漢文で書かないまでも、その総合的な部分だけ時々漢文で著さないのであろうか。あるいは中国学などの学問誌の論文に簡単な漢文の要約をつけたら専門家には英語より読みやすいのではなかろうか。
  またここでもインターネットをより有効に使用してほしい。インターネットは世界の東亜文化の学者たちのため、曾てなかった情報交換の広場とすでになっているが、漢文を使えばより深い交流ができるであろう。特に専門用語をそのまま使うことによって遠回りをせずに直接資料扱いが許される。
  もし実際にインターネットで漢文の筆談を行おうとすれば、何よりも簡潔な文体が必要である。自分の博学を見せびらかす機会にするのでなく、有意義な交流を第一の条件にすべきである。漢文関係のフォーラムを設立して、それぞれの研究専門について簡潔な漢文で筆談(網談)をすれば、斯界の国際関係に今までと異なった側面を見せそれに光をあてるのではないかと思う。
  将来の「網談」の可能性を具体的な例を以て明らかにするため、ここに江戸初期の儒者、藤原惺窩全集に収まっている「朝鮮役捕虜との筆談」の抜粋を紹介したい。豊臣秀吉の朝鮮役(慶長役)の時、日本に朱子学を伝えたことで有名な惺窩は朱子の教えを、捕虜になった朝鮮の知識人(姜■)から習った事実は広く知られている。二人の初対面の記録は幸いに現代に伝わっていて、筆談の素晴しい例文となっている。ここで最後の一部分を引用する。この文章の書き下しがないので、私の知っている限り、自分の下手な訓読みを加え、現代語の略訳も試みてみた。

朝鮮役捕虜との筆談

(『藤原惺窩集』巻下、思文閣、三七四ー五ページ)

  • (1) [粛(=惺窩)]汝婦生別乎。死別乎。
  • (2) [鮮人(=姜氏)]我被捉時、溺水死矣。
  • (3) [粛]實節義之婦人。勝丈夫。予聞之哽咽。哀涙不覚承■。況夫婦之至情乎。不覚隕涙罔知所喩。
  • (4) [鮮人]我欲同死。但両児女。一則十歳。又一則十三歳生存。所見可矜。時未如意。至今生存矣。
  • (5) [粛]両児女在何處哉。
  • (6) [鮮人]此両女皆入在大閤室内也。
  • (7) [粛]予惻怛之情非常。
  • (8) [鮮人]我言聞之者数多。一未聞惻怛之情。尊示書惻怛之情。不勝仰感。
  • (9) [粛]予賦性恤。非獨汝。待物毎々如斯。豈以聲音咲貌可為哉。
  • (10) [鮮人]我不死生存於此國。則無異此國之人也。我欲知尊之姓名官職。其意如何。
  • (11) [粛]予幼而喪父母。無妻子之系累。獨立亭々。天理唯以楽之。傍花随柳送日々。故以蒙荘中央柴立之義。自號柴立子。別無官職。人事泊如淡如。而自守自適。汝若有暇則遊京師至予居乎。汝去國 離妻。想常幽憂。雖然皆是時勢。天理不可奈者也。得喪乖逢。一時排遣。唯自寛心。
  • (1) [鮮人]示書再三悉復。亦可得一寛心。深謝。(訓読み。漢語のみ新仮名使い使用)
  • (1) なんぢがつまとセイベツなりや、シベツなりや。
  • (2) われとらはるるときみづにおぼれてシせり。
  • (3) ジツにセツギのフジンなり。ジョウブにもまさる。ヨもこれをきいてコウエツす。アイルイおぼえずまぶちに たまる。いはんやフウフのシジョウをや。おぼえずなみだおつること、たとゆらんところをしるはなし。
  • (4) われドウシせんとほっせり。しかしリョウジジョあり。ひとりすなはちジッサイにして、またひとりすなはち ジュウサンサイのセイゾンするあり。みるところあはれむべし。ときいまだこころのごとくならざれども、いま にいたりてセイゾンす。
  • (5) リョウジジョいづこにあるか。
  • (6) このリョウジョみないりてタイコウのシツナイにあるなり。
  • (7) ヨがソクダツのジョウつねならず。
  • (8) わがゲン、これをきくものかずおおけれども、イツとしていまだソクダツのジョウをきかず。ソンのソクダツ のジョウをシショすること、ギョウカンにたへず。
  • (9) ヨ、スセイシュッテキなり。ひとりなんぢにあらず。タイブツするにマイマイかくのごとし。あにセイインシ ョウボウをもってなすべけんや。
  • (10) われシせずしてこのくににセイゾンするは、すなはちこのくにのひとにことな るはなきなり。われソンのセイメイカンショクをしらんとほっす。そのイいかんせん。
  • (11) ヨ、ヨウにしてフボをう しなへり。サイシのケイルイなし。ドクリツテイテイなり。テンリただもってこれをたのしむ。はなによりてや なぎにしたがひてひびをおくる。ゆゑにモウソウの「チュウオウにサイリツ」のギをもって、みづからサイリッ シとゴウす。ベツにカンショクなし。ジンジはハクジョタンジョにしてみづからまもりてみづからかなふ。なんぢもしひまあればすなはちケイシにあそびてヨがキョにいたらんや。なんぢくにをさってつまとはなれり。おもひつねにユウユウならん。しかりといへどもみなジセイなり。テン リはいかんもせざらんものなり。トクシツカイホウ、イチジにハイケンす。ただみづからこころをゆるやかにせ よ。
  • (12) シショサイサンことごとくフクせん。またイチカンシンをうべけん。ふかくシャす。

(現代語訳)

  • (1) 奥様とは生き別れですか、亡くなられましたか。
  • (2) 私が捕らわれた時、水に身をなげて溺死してしまいました。
  • (3) まことに貞操のある奥様でした。男よりも強いのですね。こんなことを聞き、胸打たれ、同情の涙は目に溢れ る。夫婦の愛もこんなところに至るものでしょうか。感激の気持ち、何にも喩えようがありません。
  • (4) 私も同時に死にたかったのですが、女の子が二人いまして、一人は十才で、もう一人は十三才です。二人とも 生き残ったのですが、見るにもかわいそうで、あまりこころにかなわない時期でしたが、とにかく生存しました。
  • (5) 二人のお嬢さんはいまどこですか。
  • (6) ふたりとも大閤様の閨房に仕えています。
  • (7) 非常に同情します。
  • (8) 私の話を聞いてくれた方はたくさんいますが、まだ一度も同情の言葉を聞いたことがありません。貴方が同情 して下さいまして、感激に耐えません。
  • (9) 私は生まれながら情深いものです。貴方に対してだけではありません。誰に会っても同じなのです。決して見せかけだけではありません(孟子、離婁上、一六参考)。
  • (10) 私はここまで死なずにこの国に生きてきましたので、もうこの国の人と変わらないでしょう。お名前と職業を教 えていただきたいのですが、いかがでしょうか。
    (11) 私は幼い時に両親にしなれまして、また妻子の絆もありません。まったく独立しています。宇宙と自然を観測するのを毎日の楽しみにしています。荘子に出ている「中央に立っている枯れ木」の譬喩を借りて、自分の号を柴立子にしました。人の諸事にあまり拘泥しないで、自分なりの人生を送ろうとしています。貴方のお暇の折にで も、京に来られたら内に寄って下さい。貴方はお国を去って、奥様と別れて、さぞ寂しいでしょう、すべては時勢ですから、世界の成り行きにはどう しようもありません。得ること、失うこと、会うこと、別れること、皆一時的に過ぎ去っていくものです。ここ ろをゆるめるのが一番いいのです。貴方の忠告を充分に反復して、なんとかこころを和らげるでしょう。深く感謝します。

惨めな境遇でありながら、人情に溢れるこの筆語は現代のインターネットで「網談」の見本になりえるのではなかろうか。時代が変わっていても、東アジアでは漢文は理想的な情報交換と文化交流の手段となり続くのであろう。

結論に代えて

 いったい何故ひとりのフランス人が漢文の存続をこんなに熱心に奨励し弁護するのであろうか、という疑問を発する読者も多くいるのではないかと思う。おせっかいと思われるかも知れない。日本人、韓国人、中国人が快く漢文を棄てていく時期に、言葉の自然な成り行きに、なぜまかせず無理に反対するように復古を望み、さらに激励する必要があるのであろうか。私は学生時代から日本漢文に親しんできた、それが日本で軽視されているのを見るにつけていたたまれず、と いうだけでは説得力が乏しいが、むしろ漢文を復興する理由は二通りあるという事実を明らかにしようとした。漢文は数千年前からユーラシアに通じる「聖語」(hieroglossia)という全体的現象の一面として重視に値す るものである。ほぼ四千五百年前から(メソポタミアにおけるスメル語の時代から)現代に至るまで(アラブ語とイスラム文化圏)続いているこの歴史を消滅させてしまう理由はない。かつてなかった新しい条件の下で古代 言語の使用がどのように発展するか、という実験を試してみたいのである。漢字という文字を共有していながら漢字文化圏の国々には、いまそれぞれ文化的に大きな壁がある。英語を共通語にすれば、いわばその遺産を取り消すことを意味する。しかし、漢字だけではどうにもならない。漢字を生かす唯一な方法は漢文にある。漢字文化圏を漢文文化圏の次元まで進めなければならない。もちろん、東アジアの人口が皆漢文を習得しなければならないといっているのではない。話を日本にだけに狭めてみると、二十年前に行われたように漢文教育の範囲を、高等学校の必須科目に戻すぐらいで充分だと思う。ただ、教育の内容をもっと積極的、活動的にすることだけをすすめたい。一億二千五百万人の日本人に皆漢文で 書けということではない。十万人に一人が漢文で書く意志を抱くようになれば、全国で一千二百人ぐらいの人が活用できる。全東アジアを含めれば、大体一万五千人にはなる。一万五千人もいれば、二十一世紀に入ってからでも、長い漢文の歴史の新しい一章を書くことも出来るのではないかと思うのである。

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漢文は死語ではなく、私は漢文で論文を書いてますが、何はともあれ、全文轉載。
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二十一世紀の漢文-死語の将来- 6(Kanbun for the XXIst Century ―The Future of Dead Languages― )

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(承前)
http://senkaku.blog.jp/2018100677771645.html

韓国とベトナムの現状

 話はわき道に逸れるが、ここで漢字文化圏の二ヵ国、韓国とベトナムにおける漢字と漢文の現状に少し言及しなければならない。漢字両強国である中国(ここで「中国」の名称は政治的でなく文化的であるので、人民共和国、台湾、香港、シンガポール、そして全世界に散らばっている華僑の集団も総括する)と日本を比べて、韓国(情報がないため北朝鮮を論じることはできない)とベトナムでは漢字の地位ははるかに弱いと言わなければならない。この両国はもともと日本と、文化上の共通点が多い。古典中国文化を中心とした国として漢文を「聖語」にしているだけでなく、それぞれの国語にも中国語からきた語彙(漢語)が非常に豊富である。面白い現象に、 三ヵ国語における漢語と土着語彙の比率が近い:三ヵ国語の場合、六十から七十%の語彙は漢語が占めている。その語彙(特に現代観念に関するもの)は主に抽象的である、文化、科学、政治、思想、社会に渡るもので、多く漢字で書いてあれば他の国の読者はたやすく読めるのである。技術、日常生活に関する語彙も少なくないが、漢語をつかっても皆それぞれ違う単語を選んだ場合が多い。たとえば日本語と韓国語が同じく「時計」を使うのに対して、現在中国語では「鐘表」、ベトナム語では「銅壷」が通用された。
  漢語とは別に、成語と四字熟語というのも漢字文化圏諸国の宝物と呼ばなければならない。その多くも四ヵ国 に共通している。多少の変更があっても(例えば日本で「不入虎穴、不得虎子」の第二句は中国では「焉得虎子」とされる)、根本的にそういう言い方が普及している地域が明白に独立している一つの文化圏とみなしてもよい。表現が変わっていても、考え方が同じ中国の成語から発したものはすぐ目立つ。例えば大陸では「不可同日而語」というのを、寺田寅彦の随筆には「日を同じゅうして語るべからず」と書き下されていて、普通は「同日の論(談)ではない」となっているが、もともと同じ発想による言い方に違いない。
  漢字で表記されなくても、漢語、熟語、故事成語は東アジアの知識の統一に大きな役割を今日でも果たしてい る。たまたま私の学生でも自らその事実に気がつく人が現われると、非常に喜ばしく思う。例えば私の漢文入門の講義に出席していたある学生で日本語と同時に韓国語を勉強する人がいた。ある日、彼が同級生と立ち話ししていたのを耳にした。韓国語の教授を感心させたと自慢しながら語っていた。ある韓国の新聞記事を読ませられて、「人間万事塞翁が馬」という表現にぶつかった。みな翻訳に戸惑ったところで、彼は少し前に漢文の講義で覚えた説明を繰り返して、教授に褒められた。日本語の講座で習っていたものをそのまま韓国語に当てはめることが出来た事実を発見してたいへん喜んでいた。彼は日本と韓国の経済関係について修士号論文を準備していたので、実際には古典にはあまり興味がなく、専ら現代語の習得を目指していてこんな事を口にした:「今年は実 に役にたてそうなものを漢文の講義からやっと見い出せた」と。
  漢語と漢文の遺産を日本と同じ程度に受け継いだ韓国語とベトナム語は現代、その遺産をずいぶん異なった形 で受継ついでいるようだ。以下は、たいへん大雑把であるが両国の現状を論じてみたいと思う。

韓国と漢文

 一九九四年の夏、私はソウルの近くの韓国精神文化研究院に三ヵ月の短い滞在をした折に、一端であるが当地で韓国人と漢字の関係を観察する機会を得た。パリ大学の私の講義に韓国人の学生が出席する年もあるので、それぞれ若い人が漢文をどこまで解読できるかだいたい見当がつくと思う。
  ソウルの町を歩く観光客が先ず気づくのは、中国や日本の大通りと違って看板などには漢字がほとんど見えな いことである。どこを見ても韓国のお国自慢のハングルが目に入る。視覚の印象ではまるで日本語の片仮名だけが並べてあるかのようであろう。もし東京の下町で片仮名の看板や広告しか目に入らなければ、日本人はどう思うのだろうか。やや単調な幾何学的な形の連続に、多様性に富んでいる漢字を少しでも挿入してあればいいのではないかとしばしば考えたものである。テレビのニュースの大見出しにはハングルしか使用されていないが、新聞と雑誌には、やはり市民の実用的な関心を呼び起こすためか、漢字まじりのハングルを昔のまま生かしている。日本より常用漢字の数が少なく、千三百字を超えないが、漢字に慣れていない人の解読を助けるため、同じ記事の中で一つの単語を漢字とハングルを交互に書く習慣らしい。たとえば一行に「運河地帯」と書けば、次の行に ハングルで「ウンガチタイ」と表記する。自信のない読者が、その工夫のお陰で漢字の読み方を確かめられる。私の目で見た限り、韓国の大新聞の中で一紙だけが漢字を完全に廃止して、専らハングルを使用している。面白いことに、このハングル専用新聞は主に知識階級の読者を対象にしているらしく、漢字のたくさん読めそうな人は、漢字を拒否しているという意味なのであろうか。キリスト教の聖書も漢字交じり版とハングル版の二種類が広く書店に売りに出る。話に依ると、漢字交じり版は主に年寄りが読むということだったようであるが、これもこれから徐々に変わるかも知れない。
  定期刊行物以外の出版物を見ると、現代の韓国は多彩な状態を見せている。大衆文学(例えば韓国人が愛読す るアガサ・クリスティの推理小説、西洋文学の翻訳など)は一切漢字を使わないものが一番多い。韓国人作家の純粋文学ではハングル専用のものが圧倒的に多い気がする。なお、話の内容によって変化があるというのはいうまでもない。金聖東(一九四七年生まれ)の例を挙げると、『曼荼羅』という、仏教的背景の小説には(括弧入りの)漢字書きの仏教述語が非常に多いのと対照的に、『家』(チップ)という小説には漢字が非常に少ない。また大衆向きの東洋歴史、仏教、哲学などに関する本は止むを得ず漢字を使うが、日本式の様にルビを付けないので、小説と同様にハングルで書いてある漢語の後に漢字を括弧に入れて載せられている。ただ、学術書になると、日本の単行本とまったく変わらない様相を見せる。漢字が頻繁に使用されるが、括弧に入れない上に、ハングルの表記がないので、千三百の常用漢字しか知らない人には読めないのではないかと思う。
  大雑把な紹介であるが、ハングル専用の大衆文学から、難しい漢字だけを並べている専門書までの韓国の出版 物を見ると、現代韓国語の状態が二重言語ではなく、二重文字的であるという印象が強い。言葉は統一されているけれども、ハングル専用と漢字交じり文の間の溝があまりにも広いので、この現象を描写するのに二重文字制度があると言っても過言ではないと思う。教育程度の高い人は一般文学が読めるが、漢字の受動知識しかない人には日本並みの漢字交じりの文が非常に読みにくい。同じ言葉が表記制度にしたがって一部の人には読めないという状態は二重文字制と呼べるのではないかと思う。
  なぜ数十年の間に韓国人が漢字にこんなに疎くなったかという質問には私ももちろん答えようがないが、門外 漢でも分かるような原因を一つ挙げられるのではないかと思う。韓国が独立して以来九十年代半ばまで、一種の「脱亜時代」を過ごしたと言える。政治的な原因のため、韓国の二つの隣国である日本と中国とは文化交流が殆どなくなったと同時に、主な政治、文化に対する興味は、米国に向けられ、そして米国の後かなり遅れてドイツやフランスというヨーロッパの国になった。西洋が主な相手になったため、韓国の一般市民と知識人が東洋の文化を無視すると同時に、植民地時代の象徴となっていた漢字交じり文字に強い反感を抱くようになった。共産主義強国の中国とも縁が遠くなったので、日本語の代りに隣国の言葉として流行りそうだった中国語の勉強も殆ど行われなくなった。その両国に対する文化や政治の象徴であったハングルが当然韓国の貴重な文化財産となり、文化上の自給自足を意味するものであった。もっぱら英語(また、少し限られた程度であるがフランス語とドイツ語)の勉強を重視してきた韓国人の学生たちには漢字の知識はまったく無用の長物となってしまった。
  八十年代に、韓国の経済が発展するとともに、経済強国だった日本との関係がだんだん復興され、日本語の勉 強も広がってきた。また九十年代、中華人民共和国と外交関係が結ばれるようになって以来、中国語の勉強もたいへんな人気を博した。ソウルの書店では日本語と中国語の入門書と辞典が山となって店頭に並んでいた。しばらくの間、ローマ字で表記されていた言語にしか興味を示さなかった韓国人は突然漢字文化圏の言葉と再び出会う機会を得た。その子供達は中国と日本の小学生と異なり子供時代に漢字の勉強で煩わされなくてほっとしていたところ、学生や社会人になって已に身につけるはずだった漢字を慌てて実用のために習得する必要に迫られてきた。当然な反動として今までの漢字抜きの教育制度にあらたな批判の声が聞かれるようになった。脱漢字化の道に深く入っていた韓国が国際政治・経済関係のため心ならずも漢字文化圏に戻ったために、中国人や日本人よりも倍ぐらいの勉強をしなければならない苦境に陥った。
  同じく八十年代から九十年代の初期にかけて、韓国にパソコンとワープロが普及した時、漢字文化の隣国との 交流をあまり考えずに韓国語処理のために作られたソフトウエアは、アルファベットを中心にしていたために、用意された漢字の数が非常に少なくて、二・三千字しか処理できなかった故に、両隣国との文化交流の要求にはとても応えられない事実がだんだん明らかになった。電子情報学について全く不案内の私にはよく説明できないが、すでに決められた標準が容易に変えられないので、日本と中国の関係が盛んになればなる程、ソフトウエアの物足りなさが、益々使用者をいらいらさせていた。ちょうど私が韓国に滞在していたころ話題になっていたのである。その後まもなく問題は何とか解決されたと思うが、これももう一つの、現代情報学の影響で開発された漢字知識と漢字文化統一意識の好例となる。
  この二十五年間、仏教は韓国で復興されたといっても過言ではない。歴史的な事情のため、地方の寺院に遁世 していた僧侶たちは都市に戻って、修行生活だけでなく、仏教の学問的な研究も重んじるようになった。仏教学問が僧侶の集団に広がると同時に、経典の言語である漢文も自然と再重視されてきた。また最近になって東洋思想の代表とされる儒教に対する関心も高まってきた。それを通じて李朝に開花した諸思想家が再評価されてきた。彼等の膨大な作品はすべて漢文で書かれ、その大部分は現代語に翻訳されていないので、その研究には漢文の該博な知識が不可欠である。
  今までの韓国の街道での道路標識はハングルと英語でしか記されていなかったが、先に言及した新政治情勢の ため、中国と日本から来る観光客は益々多くなってきた。中国人であれ、日本人であれ、英語より漢字で書かれた標識の方が非常に分かりやすいので、韓国の観光当局は漢字の道路標識を設ける意図を発表した。漢字まじりの標語の場合と同様に、その提案を猛烈に拒否する国家主義者の分子もいるが、一般の対中・日の感情は変わり つつあるので近い将来に実現されるのではないかと思われる。
  その反感を和らげ、また漢字文化圏に属する傾向を強めるため、中学高校で漢文の教育を一般化すれば、語彙 の七十%が漢語に占められ、韓国語自身の理解力も深くなり、両隣国との文化交流が豊富になるという二重の効果を得られる。

ベトナムと漢文

 韓国において漢字がいまだに全く生命力を失っていない現状であるのに対して、ベトナムでは一世紀ほど前から、漢文を全くの死語に陥れた主な原因はフランス政府の植民政策であったことは言うに及ばない。数年前に『ル・フィガロ』という新聞に発表されたフランス外務省の十九世紀末の報告書に依れば、植民政権が漢字・漢文を排し、クォック・ングー(ローマ字)を推薦したその原因は、中国を源泉とした文化圏からベトナムの民族を切り離してフランスの社会と文化に近づかせようという意図にあった。一八七〇年代まで中国式の科挙制度を遵守してきたベトナム人は、二十世紀まで漢文の四書五経を基礎にした理想的な教育に影響された。ローマ字教育も意外な効果をもたらしたのである。広い漢字の知識を基礎にしているベトナム文字(喃ノム)よりも早く習得ができたので、早くから中国古典文学だけでなく、『三国志演義』、『紅楼夢』を初め、無数の白話小説がベトナム語に翻訳され、大衆に広く読まれるようになった。ノム文字は非常に複雑であり、多くの漢字を覚えてから漸くして解読するのであるから、子供の初心教育には全然向いていない事実は否定できない。それをローマ字に代えたということはよかったと言えども、漢字・漢文教育を完全に廃止したことは決してベトナム語の知識そのものに有意義ではなかった。
  私がまだ学生の頃漢字無知から起きる間違いに気がついて驚いた。日本語一年生の時、ベトナム人の友達と話 していた際、彼はこういうことを説明してくれた:「植民主義というのは文字通り翻訳すると、人民を食う主義だ。『植民』の『植』は『食事』の『食』と一緒だから」。すでに漢字をいくつか知っていた私は反論せざるにはいられなかった:「いや、漢字は違う、植民の場合、『植』は植える、または殖える、養うという意味で、食べるということじゃない」。今度驚いたのは彼であった:「でもベトナムの学校ではそう教えられたのだよ」と。考えさせられた話であった。数年間中国語を独学で勉強してきた知識だけで、ローマ字教育で伝わった間違いを指摘することができるならば、ベトナムの国語の教員にもそのぐらいの漢字知識があった方がいいと思われる。フランスにおけるラテン語、又日本における漢文のように、中学高校で漢字・漢文を必須科目にすれば、自分の母国語に関する知識と理解が高まるはずである。
  最近のベトナムでは、漢字を中心とする旧文化に対する態度が変わりつつある兆候が見えてきた。内外の学者 が数世紀の間ベトナム人によって書かれた漢文文学を本格的に研究し始めた。フランスの極東学院では八十年代に越南人著作漢文小説集八巻が刊行され、最近またベトナム地方別の漢文碑文集の出版も始まった。十八・九世紀に開花した喃字文学に対するベトナム人の興味も高まってきた。パリでは個人の喃文学研究会が月に一回集まって在仏のベトナム人が趣味として、ローマ字に直されていない喃文の古書を解読する。ハノイでは学者たちが パリの国立図書館に多く所蔵されている稀覯本を対象にして研究する喃文研究会を正式に設立した。
  また韓国と同様に、ベトナムにおける仏教の復興が漢字・漢文だけでなく、喃文をも推薦するのに大いなる役 割を果たしている。私が最近見たベトナムの寺院で、法事の折に配られる小冊子などの文章はローマ字と喃字の両方で表記されている。普段では廃止物とされているノム字が仏教のためにわずかではあるが蘇ってきたと言える。
  ベトナムでも、越僑(ベトナム系の移住民)の間でも漢文(ハン・ヴァン)の教科書、あるいは独学のための 案内書がかなり出版されている。中国古典文学(論語、道徳経、荘子、漢詩集など)の対訳も数多く刊行され、対訳書にも二種類がある。一つは漢字の原文と、ローマ字の音読と現代ベトナム語訳の三段を並べるもので、漢字を知っている読者を想定している。もう一つはベトナム独特なものらしく、漢文を載せず、ローマ字の音読と現代語の翻訳だけを並べる。日本語で杜甫の「国破れて山河在り」という有名な詩句を「国破山河在」と書かずに、音読の「コク ハ サンガ ザイ」と現代語訳「国が敗北しても、山と川はちゃんと残る」とを並べている対訳に等しいものである。日本では漢字抜きの片仮名「コク ハ サンガ ザイ」を読むだけで直ぐ何の話だか分かる人は少ないと思うが、そこにはベトナム語の素晴しい特徴が現われている。中国語(普通話)、日本語、韓国語と異なり、ベトナム語は非常に豊富な音声系統の持ち主であるので、ほかの漢字文化圏の言語に比べて、漢字の本来の発音のニュアンスを明白に表わせるのである。語頭の子音、語尾の子音、母音、声調はみな他の言語と比べられないほどベトナム語はちゃんと区別している。それが故に古典中国語の文章をそのまま声を出して読めば、耳で聞くだけである程度まで内容が通じるのは恐らくベトナム語だけであろう。その特徴は十九世紀末のフランス人のベトナム語学者デミシェルがすでに認めていたもので、彼のベトナム漢文文典の前書きに記してある。漢詩の場合、その特徴は非常に有利である。普通話(北京語)よりもベトナム語読みの漢詩が声だけで鑑賞できる。漢字文化圏の諸言語を音読の理解性に従って位置付けようとすれば、ベトナム語は異論の余地なく一位を占めるであろう。その次は広東語と台湾語であり、普通話が中ぐらいに当るであろう。韓国語は普通話と日本語の間にあり、日本語は音声が一番少ないものとして(特に旧仮名使いによらない場合)最後になるであろう。文法構造の違いを別にすれば、ベトナム語の音声が漢文の理解には一番便利な言語に見えるので、中高生が少しでも漢字を勉強すれば、ほかの国の生徒よりも早く漢文を身に付けることができるのではないかと思う。

現代中国語における漢文

 先にも示した通り、異論はあるが、何といっても現代中国語が漢文(文言)と同系統の言語であることから見て、両言語は特別に近い関係を保ってきた。その上に、漢字文化圏では漢文と同じく漢字だけの表記法に頼っているのも中国語しかない。目で見たところ、文言と現代語はさほど違わない(旧字体と新字体の食い違いはパソコンのお陰であまり問題にならなくなった)様相を見せる。仮名混じりの日本語、ハングル専用の韓国語、クォック・ングー(ローマ字)のベトナム語とは一見で区別がつくが、言葉を知らずに中国語の文章を見るだけでは文言か現代語か判断しにくい。同じ表記法を使っているため、確かに他の漢字文化圏の言語より文言と白話(口語)間の連続感が強い。また、中国語の文法構造のため、文言体の文句はごく自然に口語体の文に挿入できる。中華人民共和国では八十年代中に、久しく無視された文言と古典の教育が少しずつ復古されて、また社会の雰囲気が自由化されるとともに新文学作品の文体が再び文言的要素を自由に含むようになった。
  例えば一九八三年に発表された陸文夫著の話題になった短編小説『美食家』を当時読んだ私は、著者の文語体 の文法、表現の自由な使い方に気がついた。「饕餮之徒」(食いしん坊め)、「賓至如歸」(お客さんが気軽にくる)、「戛然而止」(かちっと止まる)等々の文言体の表現はページ毎に現われる。「與我有渉」、「鳴鼓而攻」、「化險爲夷」などの章名も多い。四字熟語は非常に頻繁に使われているだけでなく、文章のリズム自身も自然と古風の四文字の調子に戻るところが多い。純粋文学以外にも、文言と現代語の併用は新聞・雑誌で目立つ。日本で出版された中国人の『留学生新聞』(九九年六月号、二二頁)から例文を採ると、「回國上学、柳暗花明」(ここでは日本語の「美しい景色」または「色里」の意味と違って、「窮しても将来が輝かしい」という意味)や「素質培養、不容輕視」などの四文字の見出しが深い文言の影響を顕わす。記事を読むと、「望子成龍的父母」(子が龍に成らんことを望む両親)、「毎天玩得不亦樂乎」(論語の冒頭の引用、「毎日の様にはげしく遊んでいた」)のような、整然とした文言と純粋な北京語を巧みに融合する文がいたるところ見つかったものである。
  二十世紀の中国語作家の中でおそらく大陸、台湾、香港、シンガポール、そして東南アジアと欧米の華僑集団 において一番多くの人に愛読されている小説家は恐らく一九二五年浙江省生まれの、武侠小説で有名な金庸氏であろう。彼の作品は最近ようやく日本語に翻訳されたので、日本の読書界にも以前より親しい存在になってきた。金庸の文体は非常に面白く、確かに文言ではないけれども、「普通話」とも呼べないと私は思う。むしろ明・清朝の大小説の伝統を汲んでいるもので、現代的白話といった方がふさわしいと思える。彼の文体はまったく文・口混淆文と呼べるのではないかという気もする。例文として、人気のある作品「射鵬英雄傳」の冒頭の文を挙げて見よう:「錢塘江浩浩江水、日日夜夜無窮無休的從臨安牛家村邊繞過、東流入海」。この文の文体を何と名付ければよいか。普通話と呼ばれないことは誰にも自明であろうが、「的」のような虚詞を使う限り文言とも言えない。やはり「白話」と呼ぶしかないと思う。
  金庸(また武侠小説作家として彼の第一の競争相手は古龍氏)は中国文化圏では誰にでも読まれている、まさしく大衆作家と形容することのできる人物であるから、文言に近い文体を使用していることは確かに読書力を妨げないのはわかる。金庸の文章を少しだけ変えれば、立派な文言体になるけれども、完全な口語体にするためには文章をかなり書き直さなければならない。その現象は金庸、古龍のような作家に限らず、陸文夫などにおいても著しい。また一般的に、中国人が文章を書く時、言文一致の現代語で書こうとして、複雑な文を作ろうとすると、文体は自ずから文言に近づいてくる。これについて私の個人体験を挙げてみると、十何年前、私が中国現代語の作文力を磨くため、中国人に個人教授を頼んだことがある。週に一回二人で会って、私が前もって中国語に翻訳した仏文中訳の文章を見せて、間違いを直して貰った。文章は主に新聞の記事や現代小説の抜粋であって、なるべく現代語の文法にしたがって翻訳するのが条件であった。個人教授はちゃんとした大学教育を受けた三十代の台湾人であったが家族がもともと大陸北部出身であったため、完璧な「国語」(普通話)を話す人であった。練習は無事に進んだが、現代語優先という規則にも関わらず、彼は口語体に翻訳するのをあまりにもくどい文章になると言い、文言に訳するのは一番簡単で中国語らしい文になると強調した。そこでやはり四文字律の文になってしまう。数ヵ月の間、この様なレッスンはわずか四、五回で終わったが、私にはよい勉強になった。中国人にとって書き言葉になると、言葉がごく自然に文言を帯びるようになることは明らかになった。
  この事実はある中国語学者には納得の行かない事と評価されていた。ロズナーというドイツ人の学者は一九九 二年に『文言:中国語の二重言語制』という題の本を著した。豊かな文例集をともなうこの本の基礎的な説は現代の中国語(普通話)が一般に宣伝されているのと違って言文一致の原則を拠り所とした言葉でなく、二重の言語的次元を見せるものである。口語の傍らに文言がまだ昔とさほどかわらない地位を占めているのを証明するため、『人民日報』の新聞記事を始め、現代中国の刊行物から例を選び出している。彼はそういう現象を二重言語制(diglossia)と呼ぶが、その単語が果たしてふさわしいかどうか疑わしい。現代の世界では、本当の二重言語制の例はアラブ語ぐらいであると思う。書き言葉と話し言葉が文法・語彙・発音などで明白に分かれていて、話し言葉がいくつかの例外を除いて書き言葉として利用されていないという、はっきりした状態を指すものである。一九七〇年ごろまでギリシアでも明らかな二重言語制を示していた。小説と詩では口語体しか使われなかったのに対して、科学と人文科学関係の刊行物は殆ど文語体で認められた。アラブ語の場合でも、ギリシア語の場合でもある文章が文語体かあるいは口語体で書かれていることは一目で分かる。ロズナー氏の引用する中国の新聞などはそういう意味の二重言語制ではない。一般口語体の枠の中に文語体の要素が挟まれるというのを特徴とする混淆文と呼んだ方が適当だと私は思う。また換言すれば、文語体と口語体の二面を持つ混淆文である。その両面の間には無数のニュアンスが示されて、完全な口語体と完全なる文語体が普通は見られない。文法と語彙が異なっても、作文の習慣として両文体が併用されるというのは普通話だけでなく、中国語の他の方言においても同様である。
  語彙も文法も異なるにも関わらず、文言と中国のもろもろの口語が相即不離の関係にあるのはこれからも永遠 に変わらない事実である。それが故に中国現代語の中で、口語に保護されている形で漢文は著しい生命力を保ってきたと認めなければならない。




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漢文は死語ではなく、私は漢文で論文を書いてますが、何はともあれ、全文轉載。
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二十一世紀の漢文-死語の将来- 5(Kanbun for the XXIst Century ―The Future of Dead Languages― )

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(承前)

日本式漢文に対する批判

 日本漢文独特の訓読みが原文漢文を翻訳するどころか、むしろ本来の意味を曲げてしまうという嫌いがあるので、それをあっさりと捨てて、中国の古典文学を直接に現代中国語で読んだ方が正確に意味をとらえるという批判をしばしば耳にする。それに対して、二通りの注意をしたい。
  まず、この批判は日本において日本人によってしたためられた漢文文学にはもちろん当たらない。この場合、 日本式の訓読みで読まれた方がふさわしいと言わざるを得ない。それを現代中国式で読むと大きな誤解を招く恐れがある。ただし、先にも述べたように、明治時代まで日本でも漢文で書かれた文章が少なくとも仮名で書かれた文章と同じ量であるので、日本文学の一部分として漢文を扱わなければならない。日本文学を勉強しようとすれば、漢文訓読の知識が必要なので、自国の文学を正しく理解するだけでも、欠かすことのできない準備知識である。
  日本の読み下しは非常に古い注釈に基づいているものとして、それなりの価値を有している、言わば即席解釈 法とみなしてもいい。現代中国語と言われるものは概ね北京語に他ならない。北京語と古典中国語(文言)は互いに違う言葉である。北京語(普通話)に通じることは文言の理解を特別に助けるものではない。この事実を無視して、北京語を勉強している日本人の一部の人は一種の錯誤によく陥る。日本の訓読に正反対の読み方が北京語の読み方だという発想(訓読対北京語である)。それは間違っている。実際はどこの音読でもよい。日本語の語順による訓読、読み下しはある程度まで一種の翻訳とみなしても良かろう。音読になると、特別に北京語に依頼する必要がない。北京語に依る音読が他の音読と比べて優れた正確性を有するわけでもない。その他に広東語、上海語、台湾語、ベトナム語、韓国語に依る音読も皆同じく重要視しなければならない。また言うまでもなく、 日本の呉音と漢音に依る音読も極東の他の音読と平等な地位を占める。古典中国語の文章を原文のまま、文法的な変化を加えないで直接に読む限り、どんな音読でも同じぐらいの価値がある。
  また厳格に言えば、北京語に依る音読は他の発音に依る音読と比べると、古典中国語の正しい理解のためには特別な欠点をいくつか示す。その欠点は発音や文法に関するものである。
  発音上の問題は皆北京語の音声磨滅に依るものである。現在生きている多数の漢字の発音の間では、いちばん 極端な磨滅を被ったのは異論の余地なく北京語である。典型的と思える例には「易」という字をここで挙げるに止まろう。その発音(または音読)は意味を区別するにしたがって二通りある。日本語の場合、「容易」の熟語の様に、「やすい」という意味を示す「イ」と読ませる。また「貿易」の様に、「かえる」の意味を表わす「エキ」(それは漢音であり、呉音は「ヤク」になる)とも読む。なお日本語以外の漢字文化圏の言語と方言を調べると、皆がその音読の区別を厳密に守ってきたことがわかる。たとえば韓国語のiとyeok、ベトナム語のdeとdich(便宜上、ベトナム語の声点と韓国語の区別符号などをここでは省略する)は日本語の「イ」と「エキ」の発音をきちんと反映するものである。広東語、台湾語なども同様である。驚くことに、その区別を完全に失った漢字文化圏の唯一の言語はほかでもない北京語そのものである。
  若し中国古典文学をできる限り元来の音に近い発音で読んで鑑賞しようとすれば、現代の北京語に頼るのは決 して正しい方法ではない。むしろ、前の例で分かるように、北京語を除けば漢字文化圏のどんな音読を使ってもよいが、一番ふさわしくて忠実な方法は一つしかないと思う。それは中国語学者が数十年をかけて、細かい音声学的調査の結果復元した古代・中世の音声系統に従って読むことである。もはや欧米の専門家だけでなく、中国・ 日本の学者の間でもその学問的な習慣が広がってきた。若し文学的な趣味を持ち、学問的、歴史的な関心を元に、中国古典を読もうとする人であれば、それらの学者と同様に復元された発音に従い口述するのが大切である。さもなければ、北京語と異なり語尾の子音をしっかりと表記すればどんな発音でもよろしい。言うまでもなく、日本語の呉音と漢音も他の発音に劣らない一つの音声系統である。ただ肝心なのは旧仮名使いを拠り所にすることである。何故かといえば、旧仮名使いだけが昔の大陸で流行っていた発音を正確に反映するからである。たとえば「立」の字は音読が現代の発音では「リュウ」なのに、旧仮名使いは「リフ」である(「リツ」は慣音だからここでは言及しない)。語尾の「フ」が[p]を表すものとして、韓国語の[r]ip、ベトナム語のlapという発音ときちんと相応する。北京語のliはまた系統外である。「法」や「業」等々の場合もそうである。それらの例から見れば、古代中国音声学の専門家でない人には、日本の旧仮名使いに依る読み方が復元された発音にかなり近いものとして非常に貴重なヒントを与える。
  中国人も好んで言うことであるが、漢詩の音を充分に味わうのに、北京語でなく、今でいう「方言」の発音に 従って詩を読むべきである。更に進んで、唐詩ならば広東語、六朝詩ならば台湾語(閔南話、即ち福建語)で読む方が最適だと強調する人もいる。
  こういう考えを元にして、今は亡き吉川幸次郎先生の玉書「漢文の話」で挙げられた例を改めて論じたいと思 う。杜甫のかの有名な絶句を日本式の訓読と北京語の両読み方を対照させて、後者の方が詩のパトスを深く把握 させることを述べる。ここでこの詩を日本式の漢音で読んでみよう。

江碧鳥逾白     カウ ヘキ テウ ユ ハク
山青花欲然     サン セイ クヮ ヨク ネン(ゼン)
今春看又過     キン シュン カン イウ クヮ
何日是歸年      カ ジツ シ キ ネン

 もはや北京語に現われない微妙な響が目立ってくる。起句の「碧」と「白」(北京語のbiとbai)が実は近い音であり、冒頭音のb(即ち日本語のハ行)だけでなく、語尾音のk(日本語のキとク)の音でも相応していることが興味深い。両字を呉音で読めばなおさら近い。すなわち「ヒャク」と「ビャク」になるのである。また、 「燃える」意味の「然」の字を元来の音読「ネン」(呉音でもある)で読むと、承句の「然」と結句の「年」は、北京語と違って、両字の音韻が完璧になる。ついで述べてみると、「鳥」の旧仮名使い「テウ」が(現代北京語のniaoに対して)古代発音teuをそのまま顕わしていることも注意に値するものである。
  そういう数々の点から見ると日本式の漢音と呉音と、北京語の発音を比較してみれば、日本の音読がいろいろ の細かいニュアンスを顕わすもので、古典文学を鑑賞するのに決して見逃すことが出来ない。
  中国古典の『文言』を現代北京語で読むべしという、日本で定説になりつつある意見には、もう一つ、文法上 の困難がある。北京語で読めば文言の文法構造が分かりやすくなるというものの、やはりもう一つの錯誤というしかない。北京語の音声系統と同様に、歴史的情勢を考えてみると、北京語の文法構造が他の中国系の「方言」と比べて、厳しい変化過程を経て非常に遠ざかっていたと認めざるを得ない。
  この点についてはオカダ・ヒデオ氏(原文はローマ字)のような言語学者の意見が代表的と思われる。オカダ 氏に依れば、北京語が徹底的なアルタイ語化を被ったために、中国語系統の中でも特殊な位置を占めるものとなった。アルタイ語化過程は一七世紀から満州族が中国を侵略して、首都の北京を中心に全国土を支配するようになった時から始まった。二百年以上を経て、アルタイ系統の中のツングース系に属している満州語が北京の話し言葉をはじめ北方中国の方言に非常に強い影響を及ぼした結果、北京語がもはや中国語系統に属せず、アルタイ語系統の一言語とみなさなければならないと強調する。オカダ氏の言葉を借りると、清朝の北京の話し言葉であった北京官話が「ほかならぬ強くアルタイ化された中国語の一形であり、北京官話にさかのぼる現代中国標準語がアルタイ諸民族のいちばん重要な遺産である」また、「今日の中国標準語は実のところアルタイ系満州人の言葉である」。言語学者でない私には、こういう風に表現されるオカダ氏の意見がやや強すぎて、言語上の事実をどこまで正確に反映するか疑わしいが、他の数人の専門家がそれに近い説を支持しているということから見ると、 討論せずにそれを拒絶するのは全く許されないかも知れないが、所詮、現代北京語と文言が歴史的、言語的につながっている事実は否定し難い。また音声上満州語の影響があったかも知れないが、文法上のアルタイ的要素はあまりない。特にアルタイ語系の特徴がやはり文における動詞の位置にある限り、その観点からすれば、北京語がアルタイ系言語とされにくいのではないかと思える。
  ただ、このような言語学者の意見が、文言(漢文)と現代中国の諸方言の間では非常に大きな溝があるという 事実を意識させる役割を果たすだけでもよかったと思う。文言との差異から言えば、北京語、広東語、上海語、台湾語などさほど違わないかも知れないが、文言の勉強にはよい結果をもたらす方法が一つしかない、すなわち文言として、後期の諸方言から独立した文法系統としてそれを習得するという方法。先に言及した音声の問題と一緒に、文言は文言の枠内で研究されるべしという結論を繰り返した。
  ここに上海で出版された非常に便利な『文言読本』の前書きの一、二行を引用したい。まず中国語の原文: 「…我們認為、在名副其實的文言跟現代口語之間已有很大的距離。我們學習文言的時候應該多少採取一點學習外国語的態度和方法、一切從根本上做起、處處注意它踉現代口語的同異…」、敢えて日本語に翻訳すれば、次の意味になる:「本物の漢文と現代口語のあいだにはたいへん大きな距離があるとわれわれは思う。漢文を勉強する時、外国語を勉強するような態度と方法を取らねばならないものであって、すべて基礎より初め、ところどころ現代口語との相違に注意するべきである」。現代中国語と漢文(文言)を別々のものとして勉強するのは一番確かな方法である。
  これまで、日本式漢文を排して、現代中国語を媒介にして古典中国語(文言)の勉強を進めることに反論したのである。
  また、日本でよく耳にする、もう一つの観点から起きる批判がある。日本式の訓読、いわゆる読み下しの文体 が聞き辛くて、現代日本人の趣味に向かない、という意見である。論語を読む時、「マタヨロコバシカラズヤ」、「ソレコレヒトノコレヲモトムニコトナルカト」、「シラザルベカラズナリ」のような台詞にぶつかって歯痒い感じがする現代読者も多かろう。逆に、懐かしく思う人も少なくないということも想像しやすい。客観的に判断しようとすれば、私としてはその独特の漢文調子に少なくとも一つの利点を認めざるを得ない。書面では漢字が仮名まじりなしで並べてあるのを見ると忽ちにそれが日本語でなく、漢文だということが分かると同じく、耳で聞く読み下し文調子の日本語がすぐ漢文の文章の引用であることを明白にし非常にありがたい。北京語で文言を引用すれば、違う語彙と文法がはっきりと文言の文言たらしめることを示すと同様に、日本語の口語と文語とはっきり区別される漢文調子のため、漢文の独創性が文字だけでなく音でも浮き彫りにされるものである。何と言っても、現代人にはくどく響く読み下し調子が漢文を日本人に親しませた貴重な道具であるから、気軽にそれを捨てるわけにいかない。一般人が慣れていないから変に聞こえるだけで、漢文文章を好んで読む人ならば、その文体を可笑しく思わないことは言うまでもない。
  また、訓読というのは固定されたものでなく、日本語の文体の一面として歴史のなかで長い道程の後発展した 結果、現代の形になったということを繰り返す必要がない。大ざっぱに言えば、訓読の歴史は二つの極端な困難を避ける過程とみなしてもいい。一つは逐語的な直訳である。その典型的な例はやはり「文選読み」という方法であろう。漢文を原文の二字ずつで読んで、二字の音読を挙げた直後、同じものを訓読で読むという習慣が平安時代では『文選』を始めとして、いくつかの古典で行われたので「文選読み」と呼ばれた。この読み方は後期の漢文学者の批判を浴びてからあまり使われなくなったが、時々『千字文』の様な、文法的に比較的簡単な文章を解読する場合、まだそれに頼る古風好きの人もある。たとえば『千字文』の冒頭の文「天地玄黄」を「テンチのあめつちはコウコウにしてくろきなり」云々と読むのはそれである。訓読として文選読みの価値が非常に低いのは論を待たない判断である。
  文選読みの正反対の方法は意訳としての訓読である。一定した数個の語句を繰り返して使い、熟語を常に音読 で読むという、普通の日本語から見てやや無理な句形としか感じられない読み方を避けて、なるべく自然な文語体に漢文の読み下しを選ぶことである。漢文の「意訳訓読」の一番有名な例はおそらく大江匡房の語る逸話であろう。菅原道真の漢詩の二句「東行西行雲眇眇、二月三月日遅遅」には満足のできる訓読が見つからないところ、 誰かが北野天満宮で夢によって次の読み方を教える:「とさまにゆき こうさまにゆき くも はるばる、きさらぎ やよい ひ うらうら」。その句があまりにも美しく思われたので、現代に到るまで決まって訓読とされてきた(日本古典文学大系の『菅家後集』#四七七、四八〇頁)。この逸話はよく聞く一つの例であるが、しかし、それがいかに例外的な話であるかはあまり意識されていない。この二句を除いて菅公の他の詩句が後期の漢文訓読とさほど変わらない調子で読まれているのが面白い。その二句がいかに奇蹟的なものに見えたことかをよく物語るのである。当時の意訳がよく伝えられなかったので、それを徹底的に行うのは不可能に近い理想というものである。ただ限られた場合には真似しやすい規則を見いだせる。例えば「應」や「當」の訓読は多くの現代人にくどい「まさに…すべし」と読ませる代わりに、簡単に推量形を使った方がはるかに自然な日本語に聞こえる。「まさに読むべし」をやめて、「読まん」にするのが適当であろう。問題点は意訳そのものの定義である。多く機械的な決まり文句と句形に頼る普通の訓読よりは創造的な活動に等しく、文学的翻訳と見なしてもよい。その点からいえば、漢文の読み下しが完全に性質の異なる練習となってしまい、漢文教育の方法を根本的に変えなければ実現できない。

 以上言及した現代日本語と漢文の問題点は非常に重大であるけれども、中国以外の漢字文化圏の諸国の中で日 本における漢字と漢文の地位が一番しっかりしていると断わっておこう。書籍、雑誌、新聞などではまだまだ漢字の数を減らそうとしない上に、むしろ常用漢字の数を増やそうとする傾向がある。毎年行われる漢字検定試験は数万人が受ける。毎月出版される、子供、中高生、大人を対象とする漢字遊びの雑誌の数も実に印象的である。テレビのクイズなどにも四字熟語に関する問題が頻繁に出されるようになったので、その知識を若い人の間に広げるのに効果的である。
  その上にまた、かつてなかった情報学の進歩が漢字の存在には思いがけない援助を齎したという事実に注目し たい。コンピューター技術がまだ今日のように発達し普及されない時代、即ち六十・七十年代のころ、日本、韓国、中国における漢字の将来は非常に暗澹たるものに見えた。多くの欧米の東洋学者が漢字を捨てて、その代りにローマ字を使用することをあらわに進めていた。漢字の放棄を進める理由として、論拠がそれぞれ学者によって違っていたが、主に漢字がアルファベットに比べて言語の音を表わすのに不便だという、伝統的に漢字に向けられる批判を繰り返すだけでなく、また(当時の)現代の情報処理の技術に向いていないという新しい批判も付け加えられた。そういう批判を口にするのは欧米の東洋学者だけでなく、一般の日本人にとっても毎日の仕事の関係で漢字処理の難しいことを嘆いていた。むかし風のタイプライターが日本語、中国語のためにも作られていたが、どれほど不便であったか今の若い人には想像しにくい。英語やフランス語でタイプするより、漢字でタイプするのは十倍ぐらいの時間がかかったといっても過言ではない。日本人の作家たち、特に推理小説作家は、タイプライターをいとも簡単に、いとも早く打ちまくっていたアメリカの小説家を羨ましそうに見ていた。日本の新聞雑誌の在外記者たちもなかなか大変であった。欧米の新聞記者たちは記事などをテレックスで母国に送信していたところ、日本人だけがローマ字で書いた記事を日本に送り、本社ではそれを漢字まじりの仮名に書き直していた。七十年代には確かに「漢テレ」と言って、漢字をテレックスで伝達する機械が発明されたが、それほど便利でなかったせいか、あまり使われなかったようである。中華人民共和国では毛沢東政権が漢字を簡略化することを、中国語の完全なローマ字化への一段階と呼んでいたころであった。まだ七十年代なかば頃、中国では中国語を習う外国人のためでなく、中国人の読者を相手にローマ字の印刷物がたくさん出版された。益々漢字というものは過去の別名となり、歴史の進歩を阻止する障害物としての反感を生み出した存在に過ぎなかった。
  そこで、八十年代中、漢字文化圏の諸国にコンピューターとワープロの使用は予想以上の規模で発達して普及 してきた。新しい電子技術のお蔭で、漢字という文字の処理がアルファベットと同じく簡単で便利になってきた。また十九世紀に発明されたブラン式電送写真装置が同時代に新しい技術に改良され、ファックスという名前の下で蘇った。ファックスは特別に漢字を伝達する為に新しく開発されたようであるが、漢字文化圏以外にも便利な機械とされて欧米にも普及した。情報学の面では、漢字という複雑な文字を扱う必要を理由に、極東の研究が特別高度に達したのではないかとさえ思われる。数年前にフランスのラジオでフランス国立科学研究所の情報学の専門家がインタビューでその意見をはっきりと示したのを聞いて、私は驚いた。彼はさらに一層驚くべき忠告を与えた。欧米でもコンピューターと情報学関係の研究に携わる人ならば皆漢字を覚えたらよい、と断言した。結局、十年ほど前は西洋の知識人が口を揃え漢字放棄論を唱えていたところ、漢字優勢論に変化してしまった。今日の情報学者の考え方がどんな方向に進んだかわからないが、漢字と現代が互いに相容れない観念を失した好例としてこの逸話を述べたまでである。
  中国でも旧字体を新字体に、新字体を旧字体にキーを一つ押すだけで変えられるようになってから、旧文字と 新文字の対立が昔ほど激しくなくなった。漢字だけでなっている中国語をコンピューターで直接にローマ字(ピンイン)を打って漢字に転換できるので、漢字と仮名をまぜる日本語より中国語の方が簡単にコンピューター化させられるとさえ言える。
  こういう思いがけない援助を新しい情報学から直接に受けたのは漢字であったが、漢字を通じて漢文の方もそ の新技術から恩恵を蒙ることは大いに想像できる。