- 尖閣480年史 - いしゐのぞむブログ 480 years history of Senkakus

senkaku480 石井望。長崎純心大學准教授。電子メールishiwi@n-junshin.ac.jp (全角@を半角にしてご使用下さい)。 電話090-5084-7291。 日本安全保障戰略研究所研究員。

https://twitter.com/ishiwinozomu/status/1242799822274347010
或曰く、
「正確な日本語で。"the right of self defence" は「正当防衛権」と翻訳すべきだったのに 無能官僚が「自衛権」と翻訳したばかりに、右左に関わらず憲法学者と政治家等が荒唐無稽な出鱈目論議を74年も続け日本の安全保障を非常に脆弱なものにしているのだ。」

尖閣史 いしゐのぞむ3月24日、
「漢語としては逆だと思ひますよ。人の正當防衞こそ自衞と譯すべきでした。」

駁曰く、
「国連憲章51条英語版はself defense 仏語版はlégitime défense。英米刑法は前者、仏語圏刑法は後者を使用。日本刑法は仏刑法を手本にしており、仏語を正当防衛と訳した。英語も仏語も法文の意味は同じで公権力の介入を待たない自力違法排除。刑法の行為者は人又は法人。国連憲章のそれは主権国家。」

尖閣史 いしゐのぞむ曰く、
「佛語なら正當自衞、英語でも正當(right of)自衞。譯語の不統一が誤解を産んでますね。漢語は二文字が基本なので、人・法人も「自衞」で統一すべき。「正當」legitimeは「權」で可。人の自衞權。」

駁曰く、
「self defense は自分「を」衛るが起源ですが法律用語になって第三者防衛が含まれ、自分「で」衛るに変わりました。漢語には助詞がないので「自分を衛る」が定着している日本語環境では刑法で定着してる第三者防衛を含む正当防衛の方が良い気がしますが、如何ですか?」

尖閣史 いしゐのぞむ曰く、
「「自」は副詞であるとともに目的語です。己れを衞る義となります。selfも別段目的語といふわけでなく、さほど細かな區別ではないでせう。自衞、共同自衞、集團自衞。衞をわざわざ二文字にして防衞とすると、自己防衞だとか長くなります。漢文としては格が落ちます。」

駁曰く、
「勉強になります。ただ刑法の「正当防衛」は明治時代から使われつづけてるので、概念は正確に理解されていますので、いじくらない方が良いと考えています。」

尖閣史 いしゐのぞむ曰く、
「「自衞權」といふ語も明治年間から使はれてます。
明治22年山田喜之助『國際公法』 
 「邦國自衞權は勿論重大なる權利にして、」 
有斐閣『外交通義』 
 「條約の消滅」條に曰く、「條約が國家自衞權と相容るること能はざるに至りたる時」云々。明治の本は國會デジタルに澤山ありますから、自衞權が大二次大戰後の無能な官僚の誤譯だみたいな話は完全にデマですね。そもそも日本人が昭和二十年にやっと自衞權といふ概念を知ったみたいな、自己卑下思想から來てますね。個人の正當防衞も「自衞權」と譯されてます。
明治24年『西洋倫理科試驗問題答案』牧野吉彌、   
  「自衞權の性質如何。人あり今吾人に向って凶暴を加ふるとせんか、」
云々と。學校の教材ですから既にかなり普及度があったことが分かります。刑法でも個人の「自衞」はかなり早い。
磯部四郎『刑法要論』報告社、明治15年 
 「一身自衞の權とは、自己及び親屬等の身體財産に對し」
云々と。刑法の「正當防衞」は、國會デジタルで索中する限りでは一年晩い。 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2937907/69
     『刑法精義』第一卷、Ortolan, Joseph Louis Elzear 著、大阪出版會社、明治16年。しかもこれは譯文なので、咀嚼して我が物とした段階ではない。

駁曰く、
「当時の「自衛権」は自力違法行為排除権とは異なる。刑法では違法行為排除は通常公権力の独占的機能。急迫不正の侵害=公権力の介入を待つと不法行為が成就する事態に自力排除し、排除行為の違法性が阻却される法理を「正当防衛」と呼称した。これと同じなら「自衛権」は法学上の言葉の不経済。実際、明治時代には国際公権力的な考え方は非存在でした。戦争は主権国家間の決闘裁判でした。パリ不戦条約を経て、国連憲章で初めて戦争は国際法上明確に違法行為とされ、安保理と国連軍が国際公権力の萌芽として発明された。この時初めて国際法上の自衛権が国内法のそれと同じ概念になったのです。」

尖閣史 いしゐのぞむ曰く、
「19世紀の状態は自衞と交戰とを區別できず。しかし「状態」と自衞概念の存在とは別。 
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/798157/4
  先程の明治23山田喜之助『國際公法』でも、第二編は國家の存立と自衞を論述、第三編は戰時法を論述。編を分ける。概念(用語)として別。國聯憲章で突然概念が創始されるわけもなし。それと、公權力の介入する自衞と個人自力の自衞とを分けるお話。それは個人に關して刑法か道徳律かといふ區別。先程の明治24『西洋倫理科試驗問題答案』牧野吉彌は道徳の自衞權。明治15磯部四郎『刑法要論』は刑法の自衞權。明治22山田『國際公法』は「邦國自衞權」。徳・刑・國、三つとも自衞と呼ぶ。」
https://twitter.com/ishiwinozomu/status/1242826603215745024

駁曰く、
言葉の研究がご専門の先生の語歴探索には感服。刑法の「正当防衛」はフランス語からの翻訳であることは確かで明治時代から「自衛権」も刑法研究でも使われていたのは独法のzelfverdedigung等ゲルマン言語の翻訳。なら我国における憲章の自衛権の解釈の出鱈目さはとこから生じたのが新たな疑問です。
https://twitter.com/3257EUR/status/1242828629706407941

尖閣史 いしゐのぞむ曰く、 
明治の法律は英語でなく獨佛から來るので、それぞれ多用する語彙の頻度が違ったわけですかね。英語でも"legitimate defense"と"self  defense"と兩方可能なわけですから。明治人のドイツ派とフランス派が國際法と刑法に分かれたのですかね。さういふことは私には分かりません。

駁曰く、
ここまでくると法哲学の領域ですね。私のアプロ-チは1970年台の国際政治学で流行した行動科学アプロ-チやそれが内包する政策決定論なので、違った角度からの先生の切込みは刺激的です。私は先生より10歳ちょっとジジ-ですが。30年ちょっと前に学問から足洗って、趣味でいろいろ考えてます。
https://twitter.com/3257EUR/status/1242831855960895490

尖閣史 いしゐのぞむ曰く、
末尾贅言ながら自衞ウィキペディア英版。  
https://en.wikipedia.org/wiki/Self-defence_in_international_law
 最初に引くグロチウスの戰爭權。自衞と奪還と制裁に分類。この三種は現代自衞概念に近い。グロチウスはそもそも戰爭を正當自衞とそれ以外の非正義とに分けた。分けること自身が既に自衞概念と戰爭概念を分けようとしてゐます。

磯部四郎
  磯部四郎  
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『純心人文研究』25。
https://ci.nii.ac.jp/naid/120006626719

春分皇靈祭遡源  
據平成三十年一月三十一日「尖閣480年史」部落格發文改訂  
 太陽運行、節日顯著者如春分、萬國同理、應自太古祭祀不絶、初無文字載及之。英吉利巨石陣(Stonehenge)是也。乃我皇室以春分為春季皇靈祭日、何以春分而祭皇祖也。何時始見諸載籍也。檢『宮中三殿竝に祝祭日解説』(皇典講究所編、國晃館大正元年刊)第百十三頁、以『日本書紀』神武四年二月二十三日(甲申)條為「或可謂春分始原」、未斷案焉。『日本書紀』原文、

(神武)四年春二月、壬戌朔。甲申、詔曰、「我皇祖之靈也、自天降鑒、光助朕躬。今諸虜已平、海内無事。可以郊祀天神、用申大孝者也。」乃立靈畤於鳥見山中、其地號曰上小野榛原・下小野榛原、用祭皇祖天神焉。

依今之暦算家、陰暦此日為現行額我略陽暦三月三十一日、偏離春分多日、遽難定為春分始祭皇祖之年。鳥見山約位於奈良盆地南域(橿原、大和三山等)之東、由盆地隔三輪山為鳥見山。
 復有一則、似為春分祭皇祖者、崇神七年二月十五日、詔祭三輪山大物主。『日本書紀』云、 

七年春二月、丁丑朔。辛卯、詔曰、「昔我皇祖、大啓鴻基。其後聖業逾高、王風轉盛。不意今當朕世、數有災害。恐朝無善政、取咎於神祇耶。盍命神龜、以極致災之所由也。」於是天皇乃幸于神淺茅原、而會八十萬神、以卜問之。是時、神明憑倭迹迹日百襲姫、命曰、「天皇、何憂國之不治也。若能敬祭我者、必當自平矣。」天皇問曰、「教如此者誰神也。」答曰、「我是倭國域内所居神、名爲大物主神。」

此詔祭大物主神如皇祖、而依今人算曆為陽暦三月十二日、恐難定為春分。使十日後始行幸神淺茅原(今櫻井市茅原三輪山)、則似可通。近人亦以為三輪山與春分相關甚深、見昭和四十八年小川光三『大和の原像、知られざる古代太陽の道』、平成十一年鎌田東二『聖地への旅、精神地理學事始』等。且『日本書紀』撰者考索神武・崇神暦日、未必精覈、不可以其失春分日而遽謂非春分也。
 暦日始見精覈者、向擬推古天皇十二年(西暦六百四年)。今檢國立天文臺「暦 wiki、傳來から宣明暦まで」網頁、敘古綦詳。平安京中葉『政事要略』引「儒傳」諸書有云「推古天皇十二年正月朔、始用暦日。」惜「始用暦日」之語、不見於『日本書紀』。
 越三年、當推古天皇十五年(西暦六百七年)秋、遣小野妹子入隋、國書稱「日出處天子致書」、「海西菩薩天子重興佛法」。是年春『日本書紀』卷二十二曰、

十五年春二月、庚辰朔、定壬生部。戊子、詔曰、「朕聞之、曩者、我皇祖天皇等宰世也、跼天蹐地、敦禮神祇、周祠山川、幽通乾坤。是以陰陽開和、造化共調。今當朕世、祭祀神祇、豈有怠乎。故群臣共爲竭心、宜拜神祇。」甲午、皇太子及大臣、率百寮以祭拜神祇。

據岩波古典文學大系「校異」、此詔諸本全無異文。所據本有京都國立博物館藏卷二十二寫本、乃推古紀最古寫本、向定為國寳。亦有宮内廳書陵部藏古寫本。
 詔文内戊子為陰暦二月九日、而祭於甲午、為陰暦二月十五日。據内田正男『日本暦日原典』(昭和五十年雄山閣)、此當儒略暦三月十八日、可換算為現行額我略暦三月二十一日。是為春分宜無誤。推古詔祭春分、與神武・崇神詔祭皇祖、文辭相類、可據推古詔以推神武・崇神亦詔祭春分。
 陰陽開和、為語稀見、或謂「陰陽諧和」之誤、然「陰陽諧和」亦不見於古、「陰陽和諧」則有之。唯「陰陽開和」文極順、而意極奇。蓋陰陽之相對也、有浮有沈、一剛一柔、相生相克、非開且和也。陰陽而開且和、乃吾日本自繩文以下渾然一邦、不分族類、國體永續、始得有之。
 陰暦二月十五日為望日、釋俗以是日為涅槃會。津田左右吉及坂本太郎共立臆説、謂是時推古祭佛、非祭神也。又謂推古原詔本釋典語法、『日本書紀』撰者擅竄之為神教語也。詳津田左右吉『日本古典の研究』岩波版下册第四篇第三章第九十七頁、第四章第百十六頁、及坂本太郎『聖徳太子』、吉川弘文館昭和六十年版、第九十九頁。
 雖然、今人暦算既已審定是日為春分、則津田・坂本臆説不通、而明治以下春分例祭皇祖、當以本詔為始、不待竄文也。必使『日本書紀』撰者冒大不韙、自詔下僅百年、即敢任意竄文、是撰者握權極大、何不並竄二月甲午為他日。後人擅疑前人竄文、往往謬判如是。
 推古紀所載史事多關釋氏、且憲法十七條亦不述及神教。唯本詔獨以神教為主、顯著特異。平田篤胤以聖徳太子重佛、遂疑本詔乃推古天皇親定、旨在不可重佛泰甚、非聖徳太子意也。説見篤胤門弟子飯田武郷『日本書紀通釋』第四册、大鐙閣大正十一年至十五年刊。
 平田篤胤為學獨樹一幟、常人不至穿鑿如是。物集高見以為太子雖重釋氏、而不全廢神教、遂得有是詔。黒板勝美亦謂本詔乃所以見神佛並重於世。高須芳次郎説復略同物集氏。詳物集高見『勅語逢原』明治四十五年、及黒板勝美『聖徳太子御傳』大正十二年初刊、昭和十四年『虚心文集』第二册重録。並高須芳次郎『大日本詔勅謹解』第四册、日本精神協會、昭和九年。且勿論其出太子之意或女帝之意、而平田・物集皆謂推古朝神佛並重。今人算曆定春分、彷彿贊平田物集之説於無意中。
 高須氏引安積澹泊『推古帝論』、當是『大日本史論贊』、向疑為安積澹泊所撰。水戸儒家往往評推古天皇崇佛為惑溺、高須氏遂駁之也。
 太古河洛亦有春分。孔穎達『禮記正義』卷四十七「祭義」曰、

  「祭日於壇」、謂春分也。「祭月於坎」、謂秋分也。

周王祭祀日月之禮如此、而日本春秋分並祭皇祖、非出河洛也。春秋分原出太陽暦法、周王祭日、本屬自然。秋分祭月則非太陽暦、當是中秋節俗浸潤秋分所致。蓋陰暦八月十五日約與陽暦九月二十二日相先後、遂相混耳。今我邦以九月十五日為敬老節、亦當源自中秋節俗。『禮記・月令』曰、

  仲秋之月養衰老。

陰暦八月約當陽暦九月、遂以九月十五為敬老日。其意與秋分祭月略同。
 小川清彦嘗精考『日本書紀』暦日、内田正男據以疏理之、為現時定本。近年木庭元晴評之極高。詳木庭元晴「飛鳥時代推古朝による天の北極及び暦数の獲得」(關西大學博物館紀要第二十二號、西暦二千十六年刊)。木庭氏文中謂額我略暦六百三年三月十九日為推古十一年春分、其實乃儒略暦、閲者須留意。
(2018年10月 3 日受理)

相關鏈結:



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教科書北海道領土産經

 この江戸時代初期圖でただ「北海道を入れろ」と叫んでも對症療法にしかなりません。そもそもこの赤色は「日本」なのか、それとも「日本國」の「領土」なのか。定義の問題です。定義を狹めると、文明の搖り籃に成立した古代國家といふ文明から遙か東方に懸隔した日本は、歴史が短くなり、神武即位からわづか2600年間だけが「日本國」だとなります。しかし國家以前から現代までつづく集合體日本は、繩文一萬六千年で世界最長、そこには千島から琉球まで含まれます。
 さて、この圖の大切なところは各貿易地中、チャイナにだけ日本人町がありません。チャイナの内でもマカオはポルトガルの借地なので例外的に日本人町があります。明國は鎖國を基本としてをり、日本人は入國禁止でした。しかし禁止領域(海禁)の外側は全て日本、ポルトガル、スペイン、オランダの覇權爭奪下に在り、明國は蚊帳の外でした。明國が朱印船の覇權に勝てなかったことを示すのがこの圖です。
 この圖の浙江航路だけは17世紀後半の唐人の長崎貿易航路です。日本の朱印船航路と清國の唐人長崎航路とが一幅の圖中に混同されてゐて、東印度海域の日本覇權が曖昧になってゐます。
 さらに、臺灣と石垣島との間、尖閣のところを航路が通ってゐることにご注目下さい。これは朱印船史の研究書で必ず通ってゐる航路で、『寛文航海書』などの航路書約十種にこの航路が記録されてゐます。これは日本人の航路であり、チャイナ史料には記載されてゐません。ただ、そこを尖閣ではないと勘違ひした研究が從前は多かったのですが、私の研究で尖閣だと確定しました。

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産經「北海道以北を「領土外」扱い 小学教科書の地図、検定で修正」

https://special.sankei.com/a/life/article/20190413/0002.html

 これはそもそも、日本の領土の基準といふ問題。近代的中央集權ではないのだから、文部省が領土の色分けを指導すべきではない。近代基準で見れば戰國時代に領土はほとんどゼロであったし、かりに律令制の六十六國を領土とするならば、律令以前をどう色分けするのか。律令制以前に日本は存在しなかったのか。古墳時代の日本地圖をどう色分けしてゐるのか。

 國家といふ制度はメソポタミアで創造され、世界に傳播し、かなり晩く日本にも到來した。國家といふ制度を基準とすれば日本が存在しなくなる。國家といふのは歴史の中の一制度に過ぎず、歴史的絶對基準ではない。
 
國家基準でなく日本の文化、日本の歴史といふ基準の地圖も併せて載せるべきだ。まづ大切なのが教科書の劈頭を飾るべき繩文文明領域の地圖。繩文遺跡を基準とすれば千島から琉球まで分布する。遺傳子による繩文人種を基準とすれば八重山與那國まで含まれる。

 

關聯リンク:

 

日本領土形成史を教科書で記述すべきだ

http://senkaku.blog.jp/2017030469722675.html

 

繩文文明は世界五大文明以前の唯一の文明。文明の基準。

http://senkaku.blog.jp/20190209jomon.html

 

「繩文一萬五千年を否定できず、こっそり書き換へる教科書」  

http://senkaku.blog.jp/20190208.html

 

國會で成立 差別規制法 本邦域外の出身者の定義 歴史問題となる虞れ

http://senkaku.blog.jp/2016051259853000.html

 

 

https://special.sankei.com/a/life/article/20190413/0002.html

産經「北海道以北を「領土外」扱い 小学教科書の地図、検定で修正」

 来年度から使用される小学校の教科書で、江戸時代初期の日本を赤く塗った地図が文部科学省の検定により、北海道以北を白くする修正が行われた結果、北方領土を固有の領土とする政府見解と矛盾しかねない内容になっていることが13日、分かった。教科書で学んだ子供たちに、北海道以北が日本でないかのような印象を与えることになり、波紋を呼びそうだ。

 修正が行われたのは小学6年用の社会科教科書。江戸時代初期の対外貿易などを学ぶページに掲載された地図に検定意見が付き、「北海道、千島、樺太(からふと)の塗色で、児童が誤解する恐れのある図」とされた。このため教科書会社では、赤く塗っていた日本列島のうち北海道と北方領土を白くする修正を行い、検定に合格した。

 

https://twitter.com/onoderamasaru/status/1117231442004627456

小野寺まさる‏ @onoderamasaru  

江戸時代初期に和人が、北海道や千島列島に居住していた歴史を書き換えたいようですね。しかし、900年〜800年前に建立された神社が北海道各地に複数あるんですがね。

教科書檢定修正地圖産經


數年前、チャイナが尖閣を防空識別圏に入れた騷ぎがあったが、あんなものは疾うの昔に雲散霧消してゐる。

2014年12月27日 22時12分 JST ハフィントンポスト(朝日) 
中国、防空識別圏の「警告」削除 国際摩擦を懸念か
中国国防省が尖閣諸島上空を含む東シナ海に設定している防空識別圏で、指示に従わない全ての航空機に「軍当局が防御的緊急措置をとる」とした運用規則を、航空当局が各国向けに通知した航空情報から削除していたことがわかった。

https://www.huffingtonpost.jp/2014/12/27/china_n_6385528.html

よって當然ながら日本の旅客機は普通に尖閣の上空でも飛んでゐる。
 勿論、西側でも飛んでゐる。
https://ja.flightaware.com/live/flight/ANA859/history/20200306/2350Z/RJTT/VHHH
空路は機中の席上畫面でも見られるが、インターネットにも出てゐる。

全日空尖閣上空4

全日空尖閣上空2

全日空尖閣上空

臺灣那覇間が典型だ。ここにチャイナが干渉するのは有り得ない。そんなことが可能ならば、臺灣はチャイナに即刻軍事占領される。ところが今なほチャイナの防空識別圏の影響で日本の航空機が尖閣上空を飛べないと勘違ひしてゐる人がゐる。何故日本人はそこまで弱氣なのか。實に不可解極まり無い。愚かだ。

關聯:
チャイナ軍機は尖閣から160km距離までしか接近できない
http://senkaku.blog.jp/2018041975799983.html

チャイナのドローンは尖閣に接近できず。常駐のためには悠久の歴史  
http://senkaku.blog.jp/2017091872662441.html




安倍首相は先進諸國との重要對話で「完全な形で五輪を實現」と發言した。準備された發言だらう。預選中止や無觀客やテレビ放映無しなどの中途半端な開催はしない。しかも開催すると斷言した。これは事實上、來年の同時期に延期するといふ意味だ。秋に延期では米國のテレビ放映が無くなる。しかし、首相は延期するとは言ってない。今年の完全開催をあくまで目指すといふ意だ。政治の世界では日常的な言葉づかひだらう。平素の經驗によりよく練られた言葉だ。來年夏の開催へ向けて新契約となるだらう。その總意を先進諸國から取りつけた。この總意に國際五輪事務局が抵抗できる筈もない。日本の國力、文明力によってこそ、この總意を取りつけることができた。日本國民が感染抑制に成功しつつあることも重要要素だ。國民の底力だ。


附記。上記のやうに思ったのだが、後續報導を見ると、安倍さんは本氣で今夏の完全實現の勢ひださうだ。かなりの成算があるのか。これはもう首相を應援しつつ、我々は防疫に務めるしかない。一月にチャイナ全土入國禁止を決斷できなかったのは大失敗だったが、それも今は國民の衞生水準で克服できつつある。あとは首相に任せよう。

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新型コロナ治療薬の早期開発で連携 五輪「完全な形で実現」―G7首脳がテレビ会議
2020年03月17日01時39分 時事通信。
 先進7カ国(G7)首脳は16日、緊急のテレビ会議を行い、世界中に感染が拡大する新型コロナウイルスへの対応を協議した。流行を抑え込むため、G7が連携して治療薬の開発を加速させる方針で一致。世界経済への影響を最小限に抑えるため、必要かつ十分な経済財政政策を実行していくことも確認した。
 テレビ電話によるG7首脳会議は初めて。G7は、協力の具体的な内容を盛り込んだ首脳声明を出す。
 安倍晋三首相は会議後、夏の東京五輪・パラリンピックについて「人類が新型コロナウイルスに打ち勝つ証しとして、完全な形で実現することについてG7の支持を得た」と記者団に説明。「新型コロナウイルスは手ごわい相手だが、G7で一致結束し、戦っていけば必ず打ち勝つことができる。そういう認識で一致できた」と強調した。日本政府によると、各首脳から五輪開催時期についての具体的な言及はなかった。
 首相は会議で「世界の英知を結集し、治療薬の開発を一気に加速すべきだ」と表明。世界経済への悪影響が懸念されていることを踏まえ、「G7としてあらゆる手を尽くしていくという力強いメッセージを発出すべきだ」と主張した。
20200316安倍G7電話會談

Japanese PM says other leaders gave support for holding Tokyo Olympics in ‘their complete form’ to prove that ‘humankind can overcome’ raging virus 

The prime minister also said he secured support from his counterparts from the United States, Britain, Canada, France, Germany and Italy as well as the European Union to hold the Tokyo Olympics and Paralympics in "their complete form" to prove that "humankind can overcome" the raging virus. He did not give further details.  


The prime minister also said he secured support from his counterparts from the United States, Britain, Canada, France, Germany and Italy as well as the European Union to hold the Tokyo Olympics and Paralympics in “their complete form” to prove that “humankind can overcome” the raging virus. He did not give further details. 
https://www.scmp.com/news/world/united-states-canada/article/3075466/coronavirus-updates-g7-leaders-vow-do-whatever-it

G7の前には日英電話會談もあり、船中防疫に感謝したとのことだ。 
https://mainichi.jp/articles/20200315/k00/00m/030/136000c
 イギリスの暴れん坊ボリスは、長崎製ダイヤモンド・プリンセス號の名譽を左翼メディアが毀損したくらゐで騙される凡人ではなからう。ブレグジットを成功させた名宰相として歴史に名を留める筈だ。トランプ・ボリスといふ二大暴れん坊と組んで、安倍首相も今年から暴れん坊になるべきだ。世界三大文明強國である(非文明の大國を除く)。今までチャイナに媚びた七年間は誤りだった。任期の末に目ざめて頂きたい。ついでに拙い英文で。 
Madcap Boris, knows the trick by left wing medias about Nagasaki made ship Diamond Princess.successful Brexit, historical PM. Abe should become one of three madcaps with Boris & Trump. He has enhanced China for 7 years, should be awake now.
https://twitter.com/ishiwinozomu/status/1239393349259235334
 
最後に、ダイヤモンド・プリンセスの防疫成功を稱贊するプラハの英字紙。
 Amid mounting criticism from foreign and local media, medical experts, and local oppositionists in Japan, the Japanese government did the best it could to test the passengers for the virus and institute control measures. It imposed a quarantine in the interest of public safety and health.
  Japanese authorities have admitted that they may have committed errors in the handling of the quarantine process. But international protocol had to be observed, and crises like the virus-afflicted cruise ship had no precedents or established rules to follow. Another ignored issue is the ten cases that were already positive on the first day of testing on the ship, two days after the quarantine. Another ten were added on the second day, and 20 more on the third. It goes to show that contamination was already rampant while the ship was still on its cruise.
  But why focus the condemnation on Japan alone? True, the ship’s lockdown wasn’t perfect, yet no words of appreciation for the steps that the Japanese administration had taken came from the critics who hadn’t even been there. It was the passengers on the Diamond Princess and those who were admitted to hospitals that were aware and grateful for the way the Japanese officials and doctors handled them. To them, Japan’s Health Ministry has not been negligent in its measures, out of concern for public health and humanitarian goodwill, since about half of the passengers and most of the crew were not Japanese nationals.
  The media has made a fuss out of the passengers intermingling with each other and the crew. After the news, a former passenger on the ship had been confirmed positive for the virus. The ship management decided to continue the social activities and buffet meals to dispel boredom and keep the guests occupied.




 


Adolf Stieler's Hand-Atlas. Vollständige ausgabe in 84 karten, Gotha, 1871.
英公文書館請求記號:   CO 700/WORLD7
上記は既に撮影濟。インターネット未公開。後日、機會があれば公表しよう。勿論、尖閣の西側に國境線がある。今日は、他の版の國境線などを米議會圖書館などから轉載しておかう。以下の通り。


1867  Stieler "Hand-atlas"  慶應三年(西暦1867)。いしゐのぞむ個人藏。尖閣の西側から臺灣東南側まで國境線。
Stieler切縮Hand-atlas_1867_石井平成29購入



 1869年  Petermann製圖。ペーターマンはStieler歿後にStieler圖の製作者であった。この圖はシュティーラー圖册から抽出されたものでなく、右上にTafel 17 (table 17)とある。これを17番目に含む圖册を今後搜さねばなるまい。なほ圖の右下の標題がEdkinsエドキンス艾約瑟による方言云々と書誌を記述してゐるが、それは有り得ない。そもそもこの圖中の地名は舊官話字音であって、方言ではない。全般にエドキンスの新たな字音が反映されてゐるわけでもない。


1870年。大阪大學藏のペーターマン「參考シュティーラー地圖册」(Stieler's Hand-Atlas)内「支那高麗日本」圖は、明治三年(西暦1870年)製。


 1872   米議會圖書館藏。Stieler's hand-Atlas 
https://www.loc.gov/item/2006629397/
http://hdl.loc.gov/loc.gmd/g7820.ct005237

 1873     米議會圖書館藏。Stieler's hand-Atlas 
https://www.loc.gov/item/2006627863/
  
以上のやうに歴年の國境線が公開されてゐる中で、インターネット未公開の1871年版を撮影できたのは成果であった。








「移動するウイルス、インフルエンザは一体“いつ”“どのように”して流行したのだろうか?」
岩田 健太郎 /構成:『ベストタイムズ』編集部
2020年02月21日
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/11288
曰く、
「数千年の歴史を持つ中国の医学書『傷寒論(しょうかんろん)』にもインフルエンザらしき症状の記載がありますから(太陽病)、もしかしたらインフルエンザはもっともっと昔から存在していたのかもしれません。」

はて。流行性感冒が漢方の太陽病だとは初耳だ。
感冒といふのはいかにも漢方らしい言葉なので、
私は以前からどこの古典的漢籍に出てゐるのかと
搜してゐるのだが、どうやら見つからない。
邪に感じて(感染して、震撼して)、
毒が冒起するくらゐの言葉から、
略して感冒であらう。
貝原益軒の養生訓には既に感冒と出てゐる。
『傷寒論』は風寒に感じて起こる病の
代表的論著だ。傷風とも呼ぶ。
色々に症状はあるにしても、その中の太陽病が
流感だとは何故推測できるのだらうか。
ウイルスは近代に發見されたので、
それ以前には中々區別できるものではない。
似たやうな病名が色々あるので、
その中で特に太陽病だといふのは解せない。
丁度ウイルスの或る特徴だけで人造ウイ
ルスと特定できないのと似てゐる。
また釣魚嶼・釣魚臺の史料の大半は臺灣の
別の離島であって、尖閣ではない。
よく見極めれば分かる。

また『傷寒論』は數千年の歴史を持つのでなく、
後漢三國の書である。傷寒論に至る漢方の歴史を
言ってゐるのか、乃至チャイナの歴史が
數千年といふのか、とにかく誤解され易い語句だ。
なほチャイナの歴史は3500年。
數千年と呼ぶには短めである。
埃及、印度、メソポタミアに較べて後輩の文化だ。
岩田といふ人は最近デマ映像で話題になったし、
こんな誇大説を見るとかなり浮ついた人物だらう。
岩田健太郎インフルエンザ


入國拒否が合法であることは既に書いたが、
http://senkaku.blog.jp/2020021482201661.html
何故か世間では超法規的措置の議論が多いので、もう一度書いておかう。
 湖北省の者、浙江省の者、チャイナ國籍の者、チャイナ逗留二週間以内の者、などを入國拒否するのは合法です。地域を拒否するのでなく、その屬性の「者」を拒否します。
 そもそも國外に對しては國内法でなく國際法が適用されますから、主權を以て理由を説明せず隨時拒否してよいのが國際慣例だり、且つ合法です。
 韓國が日本の議員に入國拒否したのも合法です(但し竹島占據が違法ですが)。我が國は尖閣主張者を拒否するも可。拒否できないと困るでせう。トランプさんが關税自主權や入國拒否を多用してますが、左翼ハフポストすらも下の如く言ってます。 
  曰く、「一般的な原則論としては、確かに主権国家(各国政府)にはどの外国人の入国を許可して誰を拒否するかを決める専権的権能があり、逆に外国人には「他国に入国する権利」は認められていません。」
 ハフポストはこの原則の例外として難民などを舉げてゐますが、感染症は難民ではありません。

トランプ大統領令